●バトルライン
プレイ人数
2人
My評価






ゲーム内容
 バトルライン(戦線)を挟んで、古代の闘いが繰り広げられる。

 9個のフラッグ駒を両プレイヤーの間に一列に並べます。手番プレイヤーは、配られた軍勢カードを、フラッグ駒の手前に一枚ずつ置いていきます。軍勢カードは6色に分かれ、1〜10の数字が書かれています。各フラッグの元には基本的に3枚までのカードが並べられ、その3枚でより強いフォーメーションを作った側のプレイヤーが、そのフラッグを獲得できます。フォーメーションには、Wedge(同じ色で連続した3枚)、Phalanx(同じ数字3枚)、などがあります。
 また、軍勢カードの他に特殊な能力を持つ策略カードを使うこともでき、フォーメーションに影響を与えます。連続する3個のフラッグを獲得するか、任意の5個のフラッグを獲得したプレイヤーの勝ちとなります。






6色の軍勢カード。




策略カード。一番左は、好きな数字と色として扱えるカード。中央は、好きな色の「8」として扱えるカード。一番右は、その列だけ4枚のフォーメーションで競うことにするカード。
 ただし策略カードは、場に出ている枚数の差が、相手と比べて2枚以上になってはいけない。即ち、自分が最初に1枚を出したら、次に相手が1枚出すまでは、使うことができない。






感想
 単純なルールなのにものすごく悩まされます。なかなか言葉で表現しにくいのですが、ちょっとしたルールの工夫があるのです。列ごとの闘いは、お互いに3枚ずつが並ぶ前にフォーメーションとしての優劣が判定されれば、その時点で決着します。これがミソで、あるカードを置くと別の列の判定がされてしまう、などという事態も出てきます。
 気軽に遊べる、と紹介されているサイトも多いのですが、僕は割と骨太なゲームだと思います。それから、策略カードは、上に書いたような使用制限があり、かつ手札の軍勢カードが減ってしまうので、あまり使えないように感じます。

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