●マンカラ
プレイ人数
2人
My評価
 






ゲーム内容
マンカラの歴史は古く、紀元前1500年頃の古代エジプトはメンフィスの都で、その原形となる遊戯の跡が確認されているそうです。ここで紹介しているのは、比較的最近発売された、アメリカ製のものです。ゲーム盤の横長方向を境として、両側に二人のプレイヤーが向かい合います。自分に近い側の6個の円形の穴と、右側の楕円形の穴が自分の陣地です。最初に丸い6個の穴に4個ずつ石を入れます。その後お互いに、自分の陣地の丸い穴の一つから全ての石を取り出し、時計方向に1個ずつそれぞれの穴に石を入れていきます。楕円形の穴からは取ることができません。プレイが進むと、楕円の穴に石が溜まっていき、どちらかのプレイヤー側の石がなくなってしまいます。この時点で、自分の陣地の楕円の穴により多くの石が入っている方が勝ちとなります。




こちらは、ケニアのモンバサで買ったもの。穴の数と構成が上記のアメリカ製のものとは異なっている。
二つ折りにした外側には、彫り細工が施されている。




こちらは、友達にカナダで買ってきてもらったもの。デザインはアメリカ製のものとほぼ同じ。
Hand-crafted in India,Printed in Thailandとなっている。





感想
本のページに掲載している、「ゲームの博物誌」という本の中でこのマンカラが紹介されており、興味を持っていました。(関連:ケニア旅行記読書のページ)ケニアで見つけた時も嬉しかったのですが、1999年の春にアメリカへ行った際、地元のおもちゃ屋で見つけた時も驚きました。最近復刻したらしく、大々的に売られていました。また、1999年9月にカナダに行った友達が、おもちゃ屋でカナダ版を見つけ、買ってきてくれました。
 本によると、遊び方は120種類にもなるらしく、ここで紹介したものだと少し単純すぎるので、他の遊び方も知りたいところです。ちなみに僕の知る限り、アフリカのコンゴあたりでは「BAO」という呼び名で、4列の盤を使ったものが遊ばれているようです。

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