●貴族の務め
プレイ人数
2〜5人
My評価





ゲーム内容
 貴族が集まり、自分のコレクションを自慢し合う。

 基本はオークションで様々な骨董品カードを手に入れ、何枚か集まった時点でそれを展示して自分の駒を進める、という繰り返しです。ただし、ゲームの中盤ではほとんど全てのプレイヤーが資金不足になります。その場合は泥棒カードを出すことにより、オークションで他のプレイヤーが支払ったお金や展示会で展示された品々を盗むことができます。しかしこの時、同時に探偵カードを出したプレイヤーがいると、捕まって牢屋に入れられてしまいます。最終的には最も多く駒が進んだプレイヤーが勝ちですが、最後に一番多くの骨董品を集めたプレイヤーが8マス進めるので、大逆転もあり得ます。

 

蒐集する骨董品カードの例。右側のお面は、このゲームの中で最も古い1468年のもの。同じ枚数の展示だと古いほうが価値が高いので、このカードはぜひ手にしたい一品。

 

オークションに出るか、展示をするかを宣言するカード。各回ごとに、第1段階として、まず全員が一斉にどちらかのカードを出す。
第2段階として、また全員が一斉にこれらのカードを出す。一番左はオークションで自分の提案する金額を表すカード。左から2番目が展示会を開くカード。右から2番目が泥棒、そして一番右が探偵カード。

 

感想
割と初期の頃に買ったゲームです。ボードや各パーツのデザインの美しさは、これぞドイツゲーム、といえるものでしょう。また、ゲームの題材や進み方には何とも優雅な雰囲気があり、「大人のゲーム」を満喫することができます。
 ただ、このゲームの面白さはまだ今一つピンと来ない感じがしています。いろんなところでの評価はかなり高く、1990年度ドイツゲーム大賞に輝いた作品ではありますが、やってて「うむ、これは面白い」と思えるシーンが少ないのです。これはたぶん、僕のやり込み不足なのでしょう。

次のゲームへ

前のゲームへ ゲームのページTOPへ