●キャント・ストップ
プレイ人数
2〜4人
My評価





ゲーム内容
プレイヤーはサイコロを一度に4個振り、出た目を2個ずつ2つの組に分けます。各組の出目を足した数に対応する列の一番下に登山駒を置きます。これを繰り返す訳ですが、登山駒は3つしかなく、同じ列には置けません。既に置いてある数が出れば、その駒を一つ進めることができます。こうやって駒を新たに置くか動かすかできる間は、同じプレイヤーが続けて何度もプレイできます。しかし、サイコロの出目によっては全く駒を動かすことができない場合があり、これをバーストと言います。バーストになると、今まで進んだ登山駒は取り除かれ、次のプレイヤーの番になります。バーストをする前に自分でその回のプレイ終了を宣言すれば、その時の登山駒の位置に自分のマーカーが置かれて場所が確定され、次回からはその位置からプレイすることができます。要するに、「いつ止めるか」がポイントとなるのです。こうして列の頂上までマーカーを進めてゆき、最初に3つの列を極めた者が勝ちとなります。



感想
言葉で書くとまどろっこしくなりますが、ルールは至って簡単、初心者でもすぐに始められます。しかしそれでいて考えさせられる部分もあり、一発勝負で大逆転も可能な、ゲーム性に富んだ非常に素晴らしい作品です。これぞボードゲームの鏡、といったところでしょうか。木と紙で出来たコンポーネントも雰囲気があって好きです。慎重に少しずつ進めるか、大胆に大幅前進を狙うか、性格の出るゲームでもあります。とにかく面白い、お勧めのゲームです。

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