トレッキング中、出会った人々

● 若いイタリア人の夫婦

 トレッキング初日から、見かけた夫婦。彼らは、我々と同じルートをキッチン
ボーイ、ポーター、シェルパ、ガイド等総勢11名を連れて、テント泊りでトレッ
キングを行っていました。最初の会話は、トレッキング3日目のバンブー近く
の休憩ポイント。
 彼らは、クリスマスと新年の休暇を利用しての旅とのこと、それに加えて、
夏には彼は1月、彼女は3週間の休暇があるとのこと、うらやましい限りで
ありました。
 次に、話をしたのがマチャプチャレBC。小高い丘で記念撮影をしていると、
彼らもやってきて、一緒に写真撮影となりました。
 ついでに、彼女にビデオのリポータ役をお願いすると、少し恥じらいながら
も、気持ちよく引き受けてもらいました。
  彼は、ブルース・りーをこよなく愛し、クリフ・ハンガーが好きという、体育
会系のにおいのする好青年。次に出会ったアンナプルナBCでは、彼女を
追いかけて走っているのには、驚かされました。なお、蛇足ですが、彼は
「シャベリタランティーノ」さんによく似ておりました。
 残念ながら、帰途は別ルートだったようで、ヒマラヤホテルで言葉を交わし
たのが、最後でその後は顔を見ることがありませんでした。

マチャプチャレB.Cで

アンナプルナB.Cで彼らのガイドと


● 単身イタリア女性

 アンナプルナBCからの帰途のシヌダダの宿で、出会ったイタリアの女性。
ガイド一人を連れてのトレッキングでした。その日は、日本の大晦日。
 我々は、アンナプルナBCまで行くという目標が達成でき、温泉にも入って少し
ははしゃぎたいところ。酒を飲まない彼女も、途中から、ガイドとともに会話に入っ
てくれました。
 彼女は、世界中を旅行しており、友人も世界中にいるとのこと。また、仕事も、
そういう自由がきく仕事を選んでいるとのことでした。
 翌日、1997年1月1日の新年早々のビデオリポートは彼女にお願いしたの
はいうまでもありません。
 でも、その後雨こそ降らなかったが天気はあまり良くなかった・・。彼女は、
トレッキングを十分楽しめたのだろうか?




● やさしい日本人女性

 トレッキング7日目、ポタナに近いデウラリ峠の茶屋で出会った日本人女性3人組。
残念ながら、一人は疲れから?就寝中とのことであったが、彼女らは非常に親切で
我々の「ポーターと一緒にお茶を飲んで欲しい」という無理なお願いにも、気持ちよく
応じてくれて、この写真となりました。

 彼女たちは、3日の予定でトレッキングに入ったとか。最終日は曇りで残念だった
のでは?


 なお、この写真を撮り再び歩き始めた時、ポーターのシャム君が
「メロ  トロニ  ツァイナ!」(私の彼女がいない!)と雄叫びを
あげたので、全員大笑いになりました。


● 日本人登山家は?

 ヒマラヤホテルで、早朝回りをうろついていると、今後の予定を聞いてきた日本人登山家。
 どうも、彼には我々が本物の山屋にみえたのだろうか、我々は単なるトレッカーである旨
説明した。聞くと彼はネパールに3ケ月滞在の予定という。マッキンレーの冬季単独登頂を
目指しての、トレーニングでネパールに来ているとのこと。彼の健闘を祈りたい。



写真は、アンナプルナBCで再会した時、撮影。

 その時の彼の話とその後の報道等を照合すれば彼は98年に冬季単独マッキンレー登頂に成功した

栗秋正寿さん!!ということになるが、これは本人に確認するしかなさそう(^^;)


● ナランさん

 そして、このネパールへの遠征での出会いが運の尽き(?)で囲炉裏村に定住したナランさん。
 彼女は、翌年挑戦する「ピサンピーク」の下見で単独でトレッキング。
 行き帰りの飛行機とカトマンズのレストランで一緒になっただけであるが、アルファベット順に席が決められて、隣席になったばっかりに(^^;)


1 行動の記録
3 出会った人々 その2  People We met in NEPAl No2
4 宿、食事、おみやげ、観光
5 トレッキングの手配


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