HOME -> 城跡データ -> 青森県の城跡一覧 -> 横内城
室町時代に南部氏一門の南部康時によって築かれた堤氏の居城。現在は主郭跡に常福院があり、住宅地や畑となる。
年代 | 出来事 |
---|---|
1498年 | 南部康時(光康)は郡代に命じられた当初は湊町の堤ヶ浦に入ったが、後に内陸側の横内に新たに城を築き、堤浦城から居城を移した。 |
1561年 | 城主の堤孫六(則景)は大浦守信に従い、南部信直の援軍として九戸政実との戦いに参戦したが「桜庭」にて討死したという。 |
1585年 | 南部氏に反旗を翻した大浦為信は、外ヶ浜にも侵攻して横内城を攻め落とした。この時、横内城主の堤弾正は城を出て戦い、高陣場にて討死したという。 |
1585年? | 外ヶ浜を制圧した大浦為信は横内城に「外ヶ浜横内城番十人衆」を置いたという。その後、藩政時代前には廃城になったという。 |
城は横内川左岸の段丘の上に築かれた平城で、主郭は川に面した東側以外は堀で区切られており、楕円に近い形をしている。ただ、主郭は実際は南北別々の郭で、間の堀が埋められたため楕円形になったとされる。