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室町時代に南部氏一門の南部康時によって築かれた堤氏の居館。現在は市街地に埋もれ、遺構は定かではない。
年代 | 出来事 |
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1498年 | 南部氏の津軽郡代となった南部康時(光康)は、堤ヶ浦に居館を築いて移り住んだという。そして、この時に堤氏を称したという。 |
1498年 | 堤光康は川を上流に遡った場所の横内に新たに横内城を築き、堤浦城から居城を移した。 |
城は堤川左岸の平地に築かれた平城で、駒入川との合流地点と、やや河口近くの2箇所に分かれて居る。江戸時代には前者を「大古舘」、後者を「古舘」と呼んだ。いずれも土塁で囲んだだけの単純な居館だったとされる。