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堤浦城 つつみがうらじょう

別名
古館と大古館、堤ヶ浦館
時代
室町時代
分類
中世平城
規模
現状
市街地
場所
青森県青森市松原
最終訪城日
2012年8月14日

室町時代に南部氏一門の南部康時によって築かれた堤氏の居館。現在は市街地に埋もれ、遺構は定かではない。

城史

年代 出来事
1498年 南部氏の津軽郡代となった南部康時(光康)は、堤ヶ浦に居館を築いて移り住んだという。そして、この時に堤氏を称したという。
1498年 堤光康は川を上流に遡った場所の横内に新たに横内城を築き、堤浦城から居城を移した。

縄張り

城は堤川左岸の平地に築かれた平城で、駒入川との合流地点と、やや河口近くの2箇所に分かれて居る。江戸時代には前者を「大古舘」、後者を「古舘」と呼んだ。いずれも土塁で囲んだだけの単純な居館だったとされる。

【荒川(堤川)と駒込川の合流点】
江戸時代の湊町の絵図と川の位置は大体変わっていない。絵図を参考にすると画像奥左側の住宅地に「大古館」があった。しかし、現状ではそれらしい遺構は全く見られなかった。

アクセス

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