toTOP
toNEXT
goBACK


きわめて個人的なコメント


FEYENOORDその他サッカーの試合に無責任なコメントを
Eredivisie 06-07 Round28 AZarkmaar-Feyenoord
アーゼット対フェイエノールト

3月11日日曜日の試合模様をお届けします。

晴れやかな青空の広がるAZスタジアムで繰り広げられた1戦。キャプテンのテオ・ルシウス不在により、セルジーニョ・グリーンがキャプテン・マークを巻いて登場。ユニフォームは今日の空と同じスカイブルー。


今節のフェイエ・フォーメーションはGティマー、Dグリーン、フラール、バイーア、Mバイス、デグズマン、デライク、ドレンセ、Fカステレン、ホーイドンク、ハリステアスの、一見3−4−3スタイル。しかしその実、ディフェンダーが5人という、「超守備的フォーメーション」なのであった!!しかし普段は左サイドバックを勤めるドレンセは、攻撃センスもある選手なので、開始5分後にはドリブルで駆け上がってシュートまで持ち込んだ。これは頼もしい。


フリーも蹴るドレンセ。


今節のクーマンの采配はめずらしく明確に感じられた。すなはち「失点しない試合」そのせいか、いつもより格段にシュート数は少ないものの、選手達の意識が違うように思えた。「絶対に負けないぞ!」と。おかげでところどころエキサイトする場面はあったが、アヤックス相手の時のような泥沼試合に陥る事はなかった。そのかわり、かなりなかなかファールも取ってもらえず、抗議したくなる場面も多数。

ティマーとブカリのがっちゃんこ有り。

グリーンのスピン有り。

デグズマン×ブカリの「大相撲一番」有り。(でもこれはデグズマンがヤバかった)


あんまりファールを取られなさすぎてこけまくったのが悪かったか?20分、カステレンにシュミレーションでイエロー。

39分、ピエールにもシュミレーションで一枚。


今節、フェイエが手に入れた物は小さくはなかったはずだが、犠牲もまた大きかった。けが人の多さである。
開始40分、ライン際で競り合って転倒したデグズマンは、はずみで指を負傷した模様。おそらく骨折しているのではないか・・。

治療を受けるデグズマンを気遣うクーマン。

デライクも肘うちを受けて鼻血を出すもカードは出ず。

ハリステアスもハムストリングを痛め、ハイセヘムスと交代。

ドレンセもクラッシュの際に背中から落ちた為、しばらく動けず。

・・・そして残り10分を切った時、グリーンが突然ピッチに倒れこんだ。

この瞬間に膝に負担がかかった模様。すでに顔を抑えている。

相当な痛がり様で、動く事もできず、すぐに担架で運ばれることに。

気丈なグリーンはとりあえずピッチを出たところでベルトを外して降りようとしたようだ。が、とても無理な状態で、そのまま担架で医務室へと去っていった。

とどめにティマーまでが足を痛めた様子。なんと、3枚とも怪我人で交代か?と危ぶまれたが、幸い彼は試合を続行することができた。

終わってみれば、クーマンの予定通り無失点ドローという結果で、選手達にも笑顔が見られる、久しぶりに良い試合であった。怪我人の具合が案じられるが、次節もこのコンディションで戦えれば、いい結果が出せるのではないだろうか?願わくばまぐれ当たりに終わらないように、格下への取りこぼしだけはしないよう、祈るばかりである。


おまけ:今節最大のピンチ!デグズマン、あわやオウンゴール?!

AZのコーナーキックのボールがデグズマンの足に当たり、ティマーの胸元へ飛び込んだ!きわどいところでクリア。

デグズマン、しばし固まる・・・。彼はその後しばらくティマーも顔を見られなかったようだ。ティマーは怒ってはいなかったが、これがバイーアあたりだったら怒号の嵐なんじゃないだろうか。



to TOP
to NEXT
go BACK