toTOP
toNEXT
goBACK


きわめて個人的なコメント


FEYENOORDその他サッカーの試合に無責任なコメントを
2007年02月11日
Eredivisie 06-07 Round8 Feyenoord-Ajyax Amsterdam
フェイエノールト対アヤックス

今シーズ最悪の試合かと思われるこのクラシケル。昨シーズンのプレイオフで完膚なきまでに叩きのめされた宿敵アヤックスにリベンジなるか!というこの対戦がまさかここまでの泥沼試合になろうとは・・・もはや怒るよりあきれ返るサポーター達。いっそバラエティ番組を見る気分でコメントしてみようじゃないか。

立ち上がりの5分ほどはフェイエもなかなかいいペースだった。まずデグズマンの2度のシュート。惜しくも外してしまったが。その後ブサボーンがキーパーと1対1に!が、なぜか外したー!!なぜー??
もう、ここから雲行きが怪しくなり始めた。開始11分、コーナーからのボールをフンテラールがヘッドでキレイにゴール。ゴール前には半数以上のフェイエ選手が詰め、サイディがマークについていたにも関らずあっさり先制を許してしまったのだ。じわじわとアヤックスペースに引き込まれるフェイエ。試合は徐々に荒れ模様に。まず本日1人目の負傷者は左サイドのレオナール。マチアップの際、目にシューズが当たったらしく、しばらく続行していたが、30分ドレンセと交代。ま、これは正解だろう。今日絶好調のデムルにことごとくかわされていたのだから。

アヤックスの負傷者はなんとスタム。どうやら足首を傷めた模様。続行不可能となり交代。

その後グリーンやルシウスの働きでなんとか持ちこたえるかのように思えた38分、またもやフンテラールによる1点!ティマーいかる!サポーターもいかる!フェイエ押されながらもなんとかボールを奪って前線に送り込むが、ブサボーンがことごとくシュートをはずす!しかもポストのハリステアスまったく機能せず。どんよりした気分のまま前半を終える。クーマンも厳しい表情だ。
ちなみに本日のアヤックス負傷者2人目はペレス。


後半、ブサに変えてホーイドンク投入。しかし、なんでポストプレイヤーを2人?なんでウィンガーを入れない?クーマンの心は凡人には計り知れない・・・。
後半開始5秒でデムルにシュートを許すディフェンス陣。あやうくディビジ最短シュート記録を残すところであった。間一髪でポールに当たったのが幸い。
が、完全にアヤックスにもてあそばれるフェイエ、ティーンダリがフンテラールの進入を防ごうとしてファール、FKを与えてしまう。あっさりと3点目を入れるペレス。

けが人も続出のクラシケルだが、カードも続出するのがクラシケル。まず51分、デグズマンにイエローが出され、速攻ホフスと交代させられる。今日はいいところ無かったからな。
数分後ティーンダリにイエロー。彼は1度目はゴールにスライディングしたのだが、再びボールを持ったスネイデルにだめおしスライディングしたためカードを貰った。

もう、こうなったらフェイエには誇りも闘志もなにもない。アヤックス選手つぶしにのみ情熱を傾けるイレブン。
ホフス・ドレンセが相次いでカードを貰う間にもペレスに4点目を取られるわホーイドンクが主審に抗議を繰り返すわ・・・。

とうとう理性のぶっちぎれたホーイドンク、自らエマニュエルソンの足元に飛び込む当たり屋と化し、1発レッドを頂くとピッチを振り返りもせずに階段へと消えた。ある意味試合放棄と言えよう。

目には目を!とばかりにホフスを倒すガブリ。なぜに大差で勝っている時にカードを貰いたがる?それはクラシケルだからさ!

すっかりやる気を失っているフェイエ。「ピエールがやるなら俺も!」とばかりに立て続けのイエローでピッチを出て行ったパルド。おいおい、9人だよ・・・。これは正にデジャブー!!

最後にサイディのイエローで締めくくって泥んこ試合は90分ジャスト、主審のホイッスルによって幕を引かれた。誰もがもうロスタイムまで見てられない思いだったであろう。

スタンド観戦の2人も苦笑い。

本日最大の犠牲者はこの人。まるっきりシュート練習をさせられたかのようなティマー。彼こそ出来ることならレッドカード貰って1発退場したかったであろう。彼が本日打たれたシュート数、実に16本。

終わってみればイエロー7枚にレッド2枚をくらったフェイエ選手だが、この中にグリーンとバイスが入っていないというのはなんとも不気味・・・。それ以前に試合放棄したからか?クラシケルを捨ててUEFAを取ったからか?
試合終了時のサポーターのなんともやるせない表情。TVで観戦していた私もおそらく同じ表情をしていたことであろう(今は笑えるが)




to TOP
to NEXT
go BACK