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Eredivisie 06-07 Round4 PSV Eindhoven-Feyenoord
ペーエスフェー対フェイエノールト
今シーズン最初のデ・クラシケル。昨シーズンの対PSV戦では、恥も外聞もなく、1点先取した後は徹底守備にまわるという、倉敷さんいわく「なんちゃってPSV」戦法で勝利したフェイエであったが、今回は初めの1点を取る選手が不在のうえ徹底守備なんてなおさらできるはずもなく、かなりの苦戦を強いられた。おまけに後半、どうにも腑に落ちない審判のやりよう・・・もしやセリエに続き、ディヴィジ内にも裏取がはびこってるんじゃないのか?
それでは試合内容を順に追ってみよう。
まず開始7分で1点目を入れられ、続いてわずか3分後にコネのシュート。もうアカンと思いきや、これはオフサイドの判定に助けられる。14分、ニッキー・ホフスがシュートを放つが決まらず。19分、まったく役立たずのハリステアスに変えてピエール投入。

その後30分にニッキーがファールを貰い、ピエールが弾丸シュート。PSVの壁にぶちあたり、選手1人が倒れる。ピエール恐るべし!ちなみに球速147kmだったそうだ。
この後2度ピエールがフリーを蹴ったが、PSV選手はみんな顔色がかわっており、思わずよけるもの、再び玉を食らって沈み込むもの、被害は大きかった。ピエール恐るべし。

42分、2点目を入れられ、これはそうとうマズイと言うときに、やってくれたのはデグズマン。ロスタイムにみごとワン・ゴール!しかし顔色はいたってクール。1点ぐらいじゃ喜んでいられないからか?

後半は激しい攻防戦となり、両チームとも目まぐるしく攻守入れ替わっていたが、なかなか得点は動かず88分、待望のコーナーキックをPSVキーパーのゴメスがタッチ、落ちたボールがバウンドしてゴール内に!ヤッター!2−2や!追いついた!と、誰もが(いや、フェイエサポだけだが)歓声をあげた瞬間笛の音が。なぜ?判定はキーパーに対するファール。絶対おかしい。スローで見ても、ゴメスの前で確かに二人もつれているが、ゴメス側にいたのはPSVの選手であり、彼の足にゴメスが躓いたのである。しかも、ゴメスはボールにパンチしている。あきらかにオウンゴールなのである。しかし判定は覆される事も無く、めずらしくセルジーニョも噛み付きに行かず、試合は続行された。そんなこと揉めてる内に1点取らなきゃということか。

その後ブサボーンが腕をつかまれ、振り回されるもファールはもらえない。さすがにこれはちょっとどうなの!?と言いたい。

結局点差は縮まらず、2−1で終了。クーマン兄は終了の笛が鳴るなりピッチを後にした。弟ロナウドに負けた上、にっこり握手の写真など求められるのもごめんだと思ったか思わなかったかは定かではないが・・・。
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