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ビルマ料理の話

  少し油っこいなどという噂を聞いて
 いたミャンマー料理だったが 俺的
 には十分楽しめたし 思ってたよりも
 美味しかったよ。 食事のパターンは
 朝・昼は 主に屋台などで済まし、夜
 は レストランで 締めていた。
  面白そうな屋台は やはり中華街
 
(串揚げ屋などもこの辺り)や、市場
 の近くなんかに 集中してたかな。
  モヒンガーと言われるミャンマーの
 代表的な食べ物(麺類)の屋台は
 割と どこにでも見かけた。(40K) 

ヤンゴン市内

  モヒンガーは 魚を煮込んだスープが基本だそーで さっぱりしてるし、朝食には
 ちょーど良かったよ。 だた、ミャンマーの人に言わせると 屋台のモヒンガーは
 魚をケチっている場合が多く さっぱりし過ぎて 味に こくが無いそーだ。 
  モヒンガーよりも 俺が気に入った麺類に オンノゥ・カオソエというのがあった。
  これはココナッツミルクの入ったスープに ややカレーの風味が加わっていて
 味は モヒンガーよりも 濃厚で 美味かったよ。(タイのチェンマイ名物、カオソイ
 と似た味かな)
  
  
  甘味所では アイスクリームが何と言ってもお薦めだ。
  俺の宿泊先のホワイトハウス・ホテルの近くに ミミレーという 地元でもかなり
 有名なアイスクリーム屋さんがあるんだが ここには 滞在中、平均すると
 一日に2度は 通っていたよ。値段は 1つ 40〜50チャット。(1$=350K)
 種類は かなり豊富で およそ10種類以上は 有るんじゃなかろうか。で、俺が
 食べたのは ストロベリー、チョコ、カシューナッツ、ドリアン、そして プリンの
 5種類だ。(あ、ちなみに プリンはアイスじゃなくて普通のカスタードプリンです。)
  中でもお薦めは ストロベリー。他のアイスも確かに美味いんだが 正直言って
 これ以上の味は 日本に いくらでもあると思う。 ただし、ストロベリーだけは
 違うんだな。 何が違うかってーと 一言で言うと 昔なつかしいような味がするん
 だよ。 昔懐かしいなどと言われても なんだか抽象的な説明で いまいち味が
 伝わらないかもしれないが おそらく これを食べた人は ほぼ俺と同じ説明を
 すると思うよ。 とにかく ミャンマーに行ったら 一度ストロベリーアイスを食す
 ことを 薦めるよ。 きっと 大多数の人が 実際 なつかしくもない筈なのに
 「なつかしい味がする!」と 感想を漏らすことだろう。


  そのほかに ミャンマーでお薦めなのは ミャンマービールだ。
  ミャンマーでビールなんて あまり聞いたことも無いし ガイドブック何ぞにも載っ
 てないんだが とにかく これが驚くほどに美味い。 最近よく 隣のタイのビール
 などが 種類も増えて 日本でも御目にかかれるようになり(得にシンハビール)、
 東南アジアだけでも いろいろな銘柄が 出回ってはいるが(カンボジアには 
 アンコールビールなんてのもあるし) 俺の中で 東南アジアで一番美味いと
 感じたビール
は 何と言っても このMYANMAR BEERだった。
  あ、ミャンマービールと言っても これは キリンやアサヒと同じ銘柄のことで
 けして ミャンマーという国で出しているビール全てが 美味いと言ってる訳じゃ
 ないよ。 そして 出来れば このビール、ジョッキ売りもよく見かけるので 見つ
 けたら 是非ジョッキで行ってくれ。 しかも 1杯、70チャットと 激安だし。
 
   あと、ビールで思い出したんだけど、ヤンゴンの街中で よく ポップコーン
 売ってるのを見かけるんだが その横を通ると これがなかなか いい匂いが
 してきて ビールのつまみによいのではないかと思い 買ってみたんだが 食べ
 てみると 何とこれが 甘いんだ・・味が。 チョコレートで ワインを飲んだり
 する分には まったく抵抗が無く 結構 好きだったりする俺ではあるが、この、
 甘いポップコーンで ビールを飲むのには ちょっと抵抗を感じたよ。
           
      
   
  
        
          

ロンヂーを購入する

  旅行してる間はずっと 現地で買っ
  たロンヂー(ミャンマー伝統の 男も
 着用する巻きスカート)を 愛用して
 いた。 最初の内は おもしろ半分で
 着ていたんだが 馴れてくるとズボン
 などより 涼しく快適なんで 後半は
 もう 手放せなくなっていたよ。
  ロンヂーには 他にも効能があり、
 入場料などに 外国人料金が設定
 されているミャンマーでは このロン
 ヂーを履くことによって 現地の人に
 間違えられ 料金を払わずに済むこ
 とが ごくたまに有ったりする。  

モヒンガーほか屋台に並ぶ麺類

  購入した場所は ニュー・ボーヂョー・マーッケット内ヤンゴン中央駅周辺
 の ショッピングモールの 2箇所だ。(全部で3枚も買ってしまったので)
  ちなみに ボーヂョー・アウンサン・マーケット(ニューじゃない方)の辺りは 
 僅かに 生鮮食品を売る地帯しか 存在していなかった。(俺の勘違いかな?) 
  高級品を買うのなら ニュー・ボーヂョーの方が品数が揃ってた。 値段の違い
 は 材質と その大きさで ポリエステル、コットン、シルクの順に 値が上がる。
  価格は ポリで300〜600K、シルクは1000K以上で コットンは その中間
 くらいに 位置する。 お土産で買うなら 聞こえもいいし デザインもいいのが
 見つかるので シルクが一番だが 普段着るんだったら 丈夫で洗濯にも強い
 コットン100%の方が 良いと思う。
 
   ヤンゴン中央駅周辺は 高級感こそ ニュー・ボーヂョーに劣るが 一般的な
 買い物や その雰囲気を楽しむと言うのなら はるかに面白みがあると思う。
  雑居の中に 小さな店が幾つもあって ちょっとした迷路のような佇まいが
 いい味を 醸し出してるよ。 なお この辺りは 日本語の達者な ミャンマーの
 子供達に よく声をかけられた。 彼らは一応に 自分は 日本語学校に通って
 いて 日本人の先生に 日本語を教わったと抜かしている。 まー真偽はともかく
 達者なことは 確かだ。 話しかけてくる子の中には 純粋に 日本語を覚えよう
 とする者も いるのかもしれないが 多くは 闇両替や 絵葉書を売りさばくなど
 の 金銭目的で近づいてきている。 今はまだ それほどタチが悪くはないん
 だが なんだか いずれ 犯罪に繋がる要素を 含んでいる気がして ちょっと
 心配になってしまったよ。


  あ、あと、子供達の行動で 気になった事があったので それを一つ。
  闇両替や絵葉書を売ろうとするのは パターンなのでよく判るが そのほかに
 何故か 「ミャンマーの弁当箱いらないか?」 というのを よく聞いてきた。
  「ミャンマーの弁当箱探してるか?」だの、「ミャンマーの弁当箱いい!]だのの
 セリフが よく飛び交う。 これはおそらく 以前 日本人の間で ミャンマーの
 弁当箱が みやげ物として ブームにでもなった為だと推測されるが それにして
 も 歩く度に四方から浴びせられる 「弁当箱!」「弁当箱!」 の呼び声には
 なんだか 笑けるもんがあったよ。 日本人ってば そんなに必死で 弁当箱を
 追い求めてたんだろーか?    
     

 

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