MYANMAR
Bagan

バガンはいい!

  カンボジアのアンコールワット
 インドネシアのボロブドゥールととも
 に 世界三大仏教遺跡と称されてる
 ここバガン遺跡は しびれるほど
 見応えがあった。 この遺跡の良さは
 建物が美しいとか 巨大で迫力があ
 るとかいう類の物ではなく、言うなれ
 ば全体の雰囲気、広い平原にポツン
 ポツンと建ってる 大小様々な仏塔の
 織り成す その雰囲気が最大の魅力
 だ。 そして これだけ良い観光名所
 で あるにもかかわらず 観光地独特
 の あの賑々しさが まるで感じられ
 なくて 実にゆったり時が流れてく
 
のが かなり 気に入ってしまったよ。    

バガン

交通手段とホテルの話

  バガンへは ヤンゴンからバス(もちろん日本の中古)で 来た。
 15時発、翌7時着の予定だったが バカンの地ニァゥンウー村には 4時半頃
 に 着いてしまった。 辺りは 当然まだ真っ暗で 10m先も見えないような状態
 だったが ホテルの客引きの方々は すでに しっかり待ち構えていた。
  今回俺は ホテルを安宿の多いニァンウー村に取らずに 雨季のため 価格
 の下がっているオールドバガンにしようと思っていたので バスの運転手に
 その旨を告げると 運転手は そのままニャンウーから 俺が滞在を希望してた
 タンテホテル(Thante Hotel)まで 運んでってくれた。 (言ってみるもんだね)
  タンテ・ホテルは オフシーズンの為、案の定 わりと安い料金で宿泊できた。
  冷蔵庫にバス・トイレ・エアコン付きのダブルの部屋で12$、これが一番安い
 部屋で 15$出すと コテージスタイルの部屋になるんだが 安い方で十分なん
 で そっちを取った。 ニャンウー村にある宿も かなりいいのが沢山あるそうな
 んだが タンデもエーヤワディー川のほとりで 立地条件などもいいし、俺的に
 は 十分満足できるホテルだったよ。
  タンテ・ホテルは 食堂も 勿論完備していた。 宿泊料には 朝食も含まれて
 いて ビュッフェ形式の朝食は 種類も豊富で満足のいく内容だった。 ディナー
 の時間は アラカルトメニューになり マリオネットショーなんかも上演してた。
 アラカルトの値段は 外の食堂より 若干高いくらいだが(50〜100K) 味の
 方は 良かったよ。 全体的に ポイントの高いホテルだが ここに泊まって
 一番良かったと感じたのは ホテルの横を流れる川っぺりで 夕日を見ながら
 のんびり出来たってことだったかな。(その時の夕日写真→ )         
   
  話は少し戻るが もしバガンへ行くのなら 俺みたいに ヤンゴンからバスで
 来るのではなく マンダレーから出てる 船で来た方が きっと情緒があると
 思うよ。 俺も 川っぺりで ふと それを後悔したりしたし。

ぜったい馬車

  広いバガンを見て廻るのに 歩きと
 いうのは かなりしんどい。 従って
 自転車タクシー馬車のいずれか
 を 選択する訳だが 俺としては断然
 馬車をお薦めする。 何故かと言えは
 答えは簡単、バガンには馬車が似
 
からだ。 いや、実際は ただ単
 に 似合うというだけで 薦めてる訳
 じゃなく 見所の点在しているパガン
 では 当ても無く チャリで廻るには
 ちょっと心細いし ましてや 夕日を
 見学し終わった後ともなると 真っ暗
 で 道すら見えなくなってしまうから
 だ。 かといって タクシーっていうの
 も これまた味気ないし。        

バガン・寺院の周辺

  馬車はホテルの前やバス停付近で固まってるので 探さなくてもすぐ見つかる。
  料金は その停まってる場所しだいで異なり、ニアンウーなら 一日1500K
 オールドパガンなら 2000Kが相場だった。 ただし こちらも交渉次第で
 多少まかったりもした。 ちなみに俺の場合、オールドバガンのタンテホテル前
 で拾って、言い値2000Kを ニァンウーなら1500だと主張したら 1700まで
 下がった。(結局 払う際には 良くしてくれたんでチップとして2000払ったけど)
  自転車の場合は どーかというと 一日レンタルとして 200Kほど払う所も
 あるが ホテルによっては 宿泊客に無料で貸すところもあるので 料金的に
 いったら チャリの方がはるかに得だったりする。


寺院巡り

  馬車にゆられながらの寺院巡りは 旅してるっていう実感が湧いてくるよ。
  規模によっても違うが 寺院の周りには 僅かながらのみやげ物や飲食店が
 建ち並び 売り子の方々は 「社長、コーラ冷たいよ!」などの 日本語ぐらい
 なら かるく話す。 子供達が 売り子として働く姿も よく見かける。 その子ら
 も 当然 早くから 片言の日本語を覚えていて  俺なんかが横を通るたびに
 「お兄さん かっこいいっ!」などの 声援が飛び交う。 ミャンマーの子供達
 に 話かけられた日本語で 一番印象に残っているのは 俺に みやげ物を
 売ろうとする10歳前後の少女の 「はは、ちち、おみやげっ」というセリフだ。
  最初これを聞いた時 妙にウケてしまい、[はは、ちち、いない!」(いるけど)
 と 言い返すと 肝心の「いない!」の意味が分かってもらえず、キョトンと
 されてしまったよ。(ミャンマー写真館のラストのページに 「はは、ちち、おみ
 やげ」の子の 顔写真があるのでよろしければ。) ちなみに 結局最後は そ
 の子から 小さな象の置物を 買わされてしまったんだが(200K) 母,父の
 おみやげにはせずに 自分の手元に しっかりキープしてたりする。  

  あと、夕日スポットの話を一つ。 これだけ平原が広ければ さぞかし高台か
 らの眺めもよかろうと 期待を込めて 見晴らしの良いシュエサンドーパゴダ
 
に行ってみた。 この建物、上に昇ることの出来る数少ないパゴダの一つらしい
 が 急坂で しかも階段の幅がめちゃめちゃ狭かったりするので 昇るのは
 結構命がけだったりす。 ここを登る気でいるのなら マジで旅行者障害保険
 に 加入しといた方が 良いと思うよ。  
                     

 

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