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私のAudioの進化と経歴
その4




★.【低域駆動に業務用(Pro用)パワーアンプを導入】

<メインスピーカー>
◎メインのスピーカーシステムは片チャンだけでもタンノイのウーハー38cm×2基を”Accuphase P300V”2台(左右で2台:1ユニット1CHのアンプ使用)で駆動していました。しかし、タンノイの38cm同軸ユニットのウーファーはコーン紙が重く、その割りにはマグネットがそれほど強力ではありません。又、能率もALTECやJBLに比べると低く目で歯切れの良い低音は望めません。Accuphase P300Vは流石、この重たいウーハーをそこそこ駆動しており良かったのですが・・・?!

◎最初のころは、38cmウーハー(片側2発)をAccuphase P300V(Stereo 180W/8Ω)1台で並列駆動していたのですが、それなりに低音も重低音も出るのですが、制動が今ひとつでした。2発並列ではインピーダンスが4Ωになるのでダンピングファクタが半分になる為だと思い、もう1台P300Vを追加し各ユニット1基 to 1アンプ駆動にしました。大変贅沢な使い方ですが、かなりの改善が見られここ最近まで満足しておりました。

◎4Wayのデジタルチャンデバの導入をきっかけにバランス接続に変更しました。導入したデジタルチャンデバは8ch分のアナログ電子VRが付いており4Way同時に可変できます。デジタルチャンデバの入力系統はデジタルのみですが、逆にアナログプリアンプを必要としません。そこで、プリアンプを取り外しデジタル音源をダイレクトにチャンデバに入力する方法に変更しました。。

◎アンバランス出力も搭載しておりましたが、VRコントロールを兼ねて手元に置いた為、パワーアンプまでの距離が約8m以上になりアンバランス伝送では、ノイズの関係上望ましくなく又、追加ケーブルもアンバランスケーブル(ピンケーブル)はバランスケーブル(XLRケーブル)と比べてメートル単価が大変割り高で8本も使うととてもとてもです。音質よりノイズの影響とコストの関係からバランス接続にしました。(8mだとアンバランスもバランスも殆ど音質の差は有りませんでしたが、精神衛生上バランス式にしました)

◎元々AccuphaseのP300Lより以後の発売機種にはバランス接続を標準装備しています。古いP300Xより以前の機種はアンバランス(PCAのピンジャック)しかなく変換が必要でした。PA用のトランス式のバランス⇔アンバランス変換が比較的安く売られており、それを導入しました。しばらくはその状態で聴いていましたが能率の高い中高音ユニット・高音ユニットにおいて若干ですが耳を1m以内に近付けるとノイズ音が聴こえてきます。PA用変換器のアース(GND)はフローティングさせており、そのためと分かりました。変換機の内部を手直しし、アースのINとOUTを共通に接続しなおしたところ気になるレベル以下までに下がりました。ユニットから20cmも離れれば聴こえません。

◎このバランス⇔アンバランス変換器を探しているうちに業務用機器についてもいろいろネットで調べていくうちに、業務用パワーアンプを導入した方のコメントに大変興味がわいてきました。低域や中低域に使う分にはコンシュマー用の高級パワーアンプを罵倒する記事が多くあります。高級なスピーカシステムでも業務用パワーアンプを低域に導入されている方も多くおられ又、音質評価も悪くないとの事。カタログ上のスペックでも当時、定価100万円クラスのコンシュマー用アンプと比較すると約40万(定価ベース)程度の業務用と同等です。低域のウーハー駆動力・制動力に関してはPro機器ならではの馬力感や駆動力の凄さを表記した記事が殆どでした。

◎Pro用パワーアンプは基本、フルパワーに近い使い方の大音量を前提に設計されておりPro用の仕様書に記載されている定格出力表記は「連続で何時間、出力しても壊れませんよ」と、言う事を保証している(なので、冷却ファン付が多い)ものらしいのです。スピーカーの駆動力/制動力は抜群です。コンシュマー用の繊細さや艶と言った傾向(多少の色付け傾向の機器が多い)とはチョット異なってモニター的鳴り方らしく、好みにもよりますがコンシュマー用より良いコメントが書かれていました。

◎新品のパワーアンプは流石にPro用と言えどそれなりの性能を求めると、価格的に高額です。そこで、ネットで中古を探してみますと、コンシュマー用では中古でも大変割高ですが業務用は遥かに安く出回っています。これなら導入できます。評価の良い業務用には、Accuphase ProかYAMAHAが多く、このメーカーで探しました。

◎業務用をコンシュマー用(一般家庭)として使うには冷却ファンの無いタイプがお勧めです。冷却ファン付きタイプはどの導入記事を見てもファンが動作していると小音量や静かな曲を聴いた場合、「若干気になる程度の物からドライヤーの様な騒音がする物」ま様々あるようです。業務用ファン付きパワーアンプを使っている方のコメントにファンの音がうるさいのでアンプを隣の部屋に置いてる・・・等がありました。

◎Accuphase P300V以上のパワーが有ってファンなしモデルを業務用で探すと以外に少なく、同メーカーのAccuphase(Pro 30)では現行品しかなく中古でもかなり高額でした。そうとう古い機種の物(Pro-5等)であれば性能も良く価格も手頃で良かったのですが「チョット、ファンの音が・・・」の評価ばかり目に付いて諦めました。他の国産メーカーではVICTORかYAMAHAのファン無しがお勧めらしくこれらの機種も中古で見つかりました。

◎海外製Pro用アンプで「アムクロン」が音質が良い・・・と言うコメントが多く見受けられ迷いましたが、聴く音楽ジャンルの違いや好みが割りと明確でコンシュマー用のAccuphase系とは音質が真逆の傾向らしく私の好みの音でない気がして止めました。

◎VICTORとYAMAHAで探しましたら、中古市場でも多く見かけます。海外製を含めると凄い種類が存在します。ハイパワーなのに冷却ファンなし(自然冷却式)となると、機種が絞られますがその中でも古い機種でYAMAHAプロフェッショナルシリーズのPCシリーズやPシリーズが見つかりました。スペックと外観からPC2002(M)が目に留まりました。

◎PC2002はステレオ240W/8Ω・ダンピングファクター350と、Accuphase P300Vを上回り、電源部を見ると流石、業務用です。Accuphase P600クラスと同等の巨大なトロイダル型電源トランスと大型放熱器が付いております。カタログ上は4Ω負荷接続は記載されていないのですがいろいろ調べますと、ステレオ350W/4Ω程度は出せる様な記事を見付けました。「フルパワーを出す事もない、コンシュマー用で家庭で使う出力レベルであれば4Ω負荷でも何の問題もない」・・・そうなので、それならば・・・と、導入に踏み切ったしだいです。

◎PC2002で探すと程度も良く、その割りには価格も手頃です。・・・と、言っても結構価格の巾が広いです。そうこうしている内に、とてもお買得の”YAMAHA PC2002”(メーター無し・ファン無しハイパワーモデル)をゲットしました。PC2002Mと言うPC2002に大き目のメーターが付いたモデルもありますが大変人気が高く、中古市場では(オークションではセリが激しい)程度の割には割高でした。

◎性能は全く同じでメーターが付いているPC2002Mは、デザイン的にカッコいいのですが中古機を調べますと、なまじっかメータ類が付いている為、左右のメータの振れ具合や照明ランプ切れている等、又メータカバーの破損(ねじ止め部がヒビ割れしていたり欠けたりしている)物が多かったのです。

◎破損箇所は、音には直接影響しない部分ではありますが、メーター周りに余計な神経がいってしまい精神衛生上よく有りません。同じ性能なら気を使わないで済むメーター無しの割安なPC2002を選択しました。しかし、市場にはPC2002Mの方が多く売れたのでしょう・・・数が多いです。

◎業務用アンプを導入した事によりアンプ接続構成はXLRの全バランス接続になりました。

   
 (1台で片チャン2発を駆動させていました・・・結構、大きくて重たいです)


★あまりにも低音が素晴しいので、PC2002を更に1台追加し2台で駆動
   
 (PC2002/2台4CHで38cmウーハー4発を余裕で制御しているのが分かります)

<旧メインシステムのパワーアンプ構成>
 ・低音 :YAMAHA PC2002 /2台 ・・・・タンノイ同軸ウーハー38cm
 ・中高音:Accuphase P300V /1台 ・・・コーラルM-100 スコーカ
 ・高音 :Accuphase P300L /1台 ・・・タンノイ同軸ツイーター
 ・超高音:Accuphase P260 /1台 ・・・ゴトーSG 16TTスーパーツイータ

★そうこうしている内に全部、YAMAHA業務用アンプに・・・!

 (統一性とコスト面からAccuphaseを手放し、全てYAMAHAにしちゃいました)
  


★ALL Accuphaseに比べてYMAHA業務用アンプの低域は、とても素晴しいです。しかし、中高域・高域の繊細さや艶のある滑らかさ等は Accuphaseが若干勝っている(僅かの差ですが・・・)と思います。しかし、一箇所を換えると、見た目と音質の統一をしたくなり、同じYAMAHAシリーズのPC2002とその弟分であるPC1002に全て切り替えました。音質や音色等は、マルチアンプ駆動ならではで、調整しだいで満足できるレベルまで持っていけると、考えています。・・・・タブン。

<新メイン用アンプ構成>音質は実に同一傾向にあります
 ・低音 :YAMAHA PC2002 /2台 ・・・・タンノイ同軸ウーファー38cm
 ・中高音:YAMAHA PC1002 /1台 ・・・コーラルM-100 スコーカ
 ・高音 :YAMAHA PC1002 /1台 ・・・タンノイ同軸ツィーター
 ・超高音:YAMAHA PC1002 /1台 ・・・ゴトーSG 16TTスーパーツィータ

◎チョッと前まで、オーディオ仲間の評判に刷り込まれて潜入感で思っていたことで「業務用アンプは無骨で造り込みも悪く、音も粗い」と、解釈していたのですが、YAMAHA PC2002の実物を見てびっくりしました。なんと素晴しい造りでしょうか!・・・感激してしまいました。実に軍用機器を思わせる質実剛健で無駄が無く、飽きのこないシンプル is ベストと言った感じです。又、見るからに精悍そのものです。(過酷な現場に対応できる様になっているのもうなずけます)各種セフティー回路もコンシュマー機器より充実しており安心して使えます。

◎飾りっけのない質実剛健の無骨いデザインは好みが分かれるところですが、気にいればば最高かも・・・・です。
私は、もともと工具フェチな所がございまして芸術性より軍用品や工具等の無駄の無い機能に徹したデザインが大好きなので、惚れ込んじゃいました。

◎PA用パワーアンプに興味が出る以前は、コンシュマー用の高音質なアンプばかりを探しておりました。元々、Accuphaseのモニター的な音色と飽きの来ない統一性の有るデザインが好きでしたのでAccuphase のP500 / 500LやP600 / 650 / 700 / 800等を物色しておりました。しかし中古でも人気が大変高く、なかなか価格が下がりません。欲しいと思う機種はどれも高額でオークションでも皆さん狙っている様子でどんどん価格が跳ね上がりとてもとても・・・私には、手が出ません。

◎資金さえあれば、本当は、AccuphaseのP650やP800等を追加してオールAccuphaseでやりたかったのですが・・・。
AccuphaseのP650やP800の中古価格で上記のYAMAHAのアンプが全台数分が購入できて更にお釣りが来ます。

◎先にも記しましたが、業務用パワーアンプに関しては最初の頃(調べる前や、音を聴くまで)は、真空管オーディオ派の仲間から吹き込まれた知識で食わず嫌いに陥っていた為、どうせパワーばかりデカクて音質も大味で、電源トランスの唸り音やノイズ・解像度・歪率やSN比等は重要視されず、耐久性のみ追求で設計されているのだろうと・・・思い込んでいました。

◎しかし、市場の評価を調べている内に実際に高級オーディオでも、業務用アンプを使っても評価が高い機器が有る事が分かりました。国産業務用アンプで評判が高いのは1番がAcuuphase Proアンプシリーズ、次にYAMAHA業務用アンプシリーズ、次ぎにVictor VOSSシリーズ、RAMSA(パナソニック やSONYでした。海外製ではAMCRONを賞賛する文言が多く見受けられましたが他は、安かろう・うるさかろう、ノイズが多かろうの評価でした。

◎国産の業務用でAcuuphaseはYAMAHAより音質が良いコメントが多い(スペックはほぼ同じ)のですが、中古の業務用といえどもやはり価格が高目(他のアンプの3~4倍の価格)です。YAMAHA業務用アンプはコンシュマー用の高級パワーアンプ(高出力タイプ)に匹敵する性能と相まって当時の定価はそれなりに高いのですが、中古ではビックリするぐらい安く出回っています。

●長年マルチアンプ駆動にAccuphaseや自作アンプ等を使ってきて、更に今回、初めて業務用パワーアンプを導入して実感した事があります。低域再生だけは、強力な電源が搭載され、ダンピングファクターの高いアンプがベターですが、それ以外の帯域には本当に「マルチアンプ駆動においては、アンプ自体それ程重要ではない」と言う事を再認識しました。アンプの音質は、シンプルな回路構成、強力な電源が・良質な部品が使われている等の違いは有りますが、調整しだいでそれ程、差異は感じません。

●しかし、メインスピーカーシステムではビンテージクラスの真空管式と半導体式では、傾向が全く違って聴こえるます。音質傾向に違いは、大きく好みに影響しそうです。ちまり球と半導体に音質の違いが有るのは即、判断できますが、半導体式に限っては有名ブランドの高級アンプだろうが、汎用アンプだろうが,はたまた、チープな自作アンプだろうが使用ユニットに対し、所定の実効パワー(強力な電源搭載等)とSN比や歪み率さえ満たしていれば十分通用する音色が出せます。

●好みによって調整は変わりますが、その調整で何とか成る・・・です!ただ、くどいようですが、低域用パワーアンプだけは歪率やSN比よりも、電源が強力であるか・ダンピングファクターが大きいか等を重要視した方が締りのある制動の利いた音になり、良い傾向になります。(これらは、マルチアンプ駆動と言えども、調整では再現できないファクターです)

●既存の市販スピーカーをそのまま鳴らす場合は、アンプによってかなり鳴り方が変わってきます。評価の良いと言われているアンプで鳴らすとスピーカの持っているポテンシャルを100%出し切っているように聴こえます。それは、そのスピーカーを鳴らしきると言う事が、大変重要になります。そう言う意味では、音楽信号の情報量に対し正確無比(自己満のプラシーボかも知れませが、その様に感じる・・・)に増幅しスピーカーを鳴らしてくる事がアンプに要求される重要なポイントです。

●私の好みの音質は、録音されている情報(最終音源)が正確に再現される事です。元になる音楽情報に「何も足さない何も引かない」が基本にあります。クールに録音された音楽情報ならクールな再生で良いのです。ホットに録音されていればホットに再生してくれれば良いのです。歪の多い録音は歪んでいてイイのです(これが元の音ならイインデス)。しかし、良い録音はビックリするぐらいそれは、素晴しい音色と演奏を奏でてくれます。(モニター的と言ってしまえば簡単ですが・・・)


◎中古の業務用アンプを導入する時に注意点や有る意味、常識として捉える項目が多々あります。(詳細は別項「その5」に記載しています)それは、業務用の中古品は動作品といえども、どこかしら不具合が潜んでいると思って間違いないです。ボリュームのガリやコネクターの接触不良は当たり前と思っていた方が良いでしょう。

◎更に出力リレーが有る機器は接点の接触不良も起き易くなっています。プロテクションランプが消えない・電源が入らない等は、よほど腕に自信の有る方以外は避けるべきです。部品の一部や外装関係の破損は部品の入手が困難ですので安易に購入しますと・・・余計な出費と苦労をしてしまいます。

◎業務用機器は殆どがXLRコネクタによるバランス接続になっています。又、スピーカーケーブルも物よってはスピコンと言う特殊なコネクターが必要な機種もあります。ですので、導入機器の接続方法に合わせて変換アダプターや変換コネクター及びケーブル等、予め準備しておく必要が有ります。

◎尚、Pro用機器(バランス接続)と一般のオーディオ用機器(アンバランス接続)の混在で使用する場合、PA機器のGNDとアースがフローティングで使われる事がありアースフローティングSWがありますのでアースSWはON(GNDとアースをショート)にしておく必要があります。全XLR接続でも日本の一般家庭で使う場合はアースSWはONしておいた方が安心です。尚、中古の業務用機器は現場で酷使されている事が多く、物理的に動かす部分は痛んでいる場合が普通です。

◎その中でもVRの接触不良があると、GNDオープンの場合、スピーカーから、強烈なノイズ音やガリ音が出てきます。GNDをアースしておくと、完全バランス式であれば少々の接触不良があってもノイズは出難くなります。(但し、状況によりGNDループ形成に注意が必要な場合もあります)

◎パワーを必要とする低音域担当のYAMAHA PC2002は、通常の音量より大きめの音でガンガン鳴らしている(つもり)にも関わらず、ほんのりと温まる程度の温度にしかなりません。一般家庭でのガンガン鳴らす音量はProの現場に比べれば、たかが知れている音量の様です。(Proの現場で鳴らす音量は、いかに凄い音量で鳴らされているか想像がつきます)

◎これらの状況を踏まえ、業務用アンプの導入を検討されている方へご提案です。導入する機器は冷却ファン無しがベターです。中でも冷却ファン付き業務用アンプで電源オンと同時にファンが勢い良く廻りだす機種はコンシュマー用には適しません。

◎性能や音質云々する前にファンの騒音が気になって嫌になってしまうかもしれません。但し、ファン付きでも、一定温度まではファンが止まっていて一定温度以上になると温度によって回転を無段階制御するアンプであれば、家庭使用においては殆ど回転しないか、ファンが回転しても低速回転レベル(気にならないレベル)だと思います。ですので、仕様をよ~く確認し一定温度まで無回転のタイプなら問題ない気がします。保証はできませんが・・・。

◎古い回路設計のPA機器には、プロテクトリレーが付いていない機器も多く、電源SW/ONと同時に、「ボツッ」とポップ音が出る機器もあります。(電源OFF時はでません)リレーの有無は、回路図を見れば直ぐに判断できますがカタログ(仕様書や取説)に、プロテクションランプ(プロテクション回路が搭載されたアンプ)が有るか、注意事項に「電源ON時数秒間、音は出ません」の記載が有る等である程度、判断できます。

◎但し、DCドリフト電圧が基準内(一般的に0mV±50mV以内)であれば正常と判断し、それ程気にする必要はありません。又、この様な回路構成の場合、電源ON時、出力をカットさせる回路を追加しない限りポップ音は防げません。精神衛生的には、問題がありますが気にされる方は、回路を追加した方が良いです。(Kitでショップから約1,500円前後/片チャンで販売されています)

◎PA機器の基本は、やっぱり大ホール用だなァ・・・と思わせる機種が多くあります。十分に仕様や評判等を調べてから導入した方が失敗しないと思います。安かろう悪かろうでは、たとえ安くても”モッタイナイ”です。又、業務用アンプで海外製の平行輸入品には100V仕様でない220V仕様や120V仕様等があります。120V仕様は動作自体は動くでしょうが、期待通りの出力が出ない等の不満が出るかもしれません。日本国内仕様かどうかのチェックも必要です。

◎掘り出し物に出会えれば、ビックリするほど安い割には良質で高音質の物が手に入ります。知識を広げる意味でも、一度試してみる価値はあると思います。ただ、何度も言いますが、アンプ回路に苦手な方は、あまりにも安い「ジャンク扱い品」は、避けたほうが懸命だと思います。極力動作保証のある完全動作品を選択した方が、後々のメンテナンスを考えると完動品の方がトータルでお買得かと思います。

※まさにジャンク扱いで、安かろう悪かろうの機器の中には、本当に中身も外観もズタボロで見るからにボロッボロッの・・・気を失いそうになる機器も相当数あるそうです。・・・要注意です。(今のところ私は、遭遇していないので・・・、幸運な様です)





<その6>は小型フルレンジスピーカー(BOSE 121)の再生帯域拡大です。
<その1~6>は別ページ毎に記載しております。
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