パワーレンジャー

20世紀フォックス映画"POWERRAGERS THE MOVIE"(日本語吹替え版)
劇場版パンフ スタッフ
製作ハイム・サバン/シュキ・レビー/スザンヌ・トッド
脚本アーン・オルセン/ジョン・キャンプス
監督ブライアン・スパイサー
出演者(声の出演)
キャラン・アシュレー(伊藤美紀)
ジョニー・ヨング・ボシュ(辻谷耕史)
スティーブ・カルデナス(松本保典)
ジェイソン・デイビッド・フランク(真地勇志)
エイミー・ジョー・ジョンソン(新山志保)
デイビッド・ヨスト(草尾毅)

 パワーレンジャーたちの宿敵、ロード・ゼッドの手で6000年の時をへて現代に蘇った恐怖の悪の帝王、アイヴァン・ウーズ。彼は自らを蘇らせたゼッドとリタをガラスのおもちゃに封じ込め、レンジャーたちの本拠地に乗り込んで指導者、ゾードンを瀕死の状態に追い込み、司令センターを破壊、自ら地球征服に乗り出した。

 司令センターを破壊され、パワーの源を絶たれ変身することもできなくなったレンジャーたちは残り僅かなプラズマエネルギーで、未知のパワーを秘めた彼方の惑星、フェイドスヘとテレポートした・・・。

 こりゃもう完全に日本の「戦隊シリーズ」とは別の世界であって、我々が「戦隊シリーズ」に求める物を期待して観に行くと肩透かしを食らうかも。あきれるほど正攻法で作られたアクション映画の佳作、って感じですか。 キンバリーちゃん

 随分前にSぱらでもちょっと話題になったことがあったけど、いわゆる等身大のヒーローってのを考えたときに、伝統的なアメリカのヒーローってのはあくまで「生身」が基本であって、「変身」ってコンセプトにあまり重きが置かれてなかった分、ふつうのにーちゃんねーちゃんがえいやっとポーズつけると全然別のキャラクターになって・・・って図式は結構新鮮だったのだろうね(^^;)。

 今回の映画では、いったん「ジュウレンジャー」の力を失い、新たに「カクレンジャー」のパワーを手にするエピソードがメインになってます。これはつまりジュウレンジャーの怪人を使いきった、って事なのでしょう。この先は向こうのテレビではジュウレンジャー対日本妖怪の戦いが見られる、って事なのかな(笑)。

 映画版ってことで充分資金も投入されてて、全体に画像のクオリティはナカナカの物。敵の有翼怪人、「テング・ウォリアー」の飛行シーンなんて「フラッシュ・ゴードン」より上だと思うぞ(^o^)。

 外国の役者さんって、プロポーションがイイからアクションやちょっとしたキメポーズがとてもかっこいいですね(^o^)。様々な人種を上手にチームに組み込んだチーム編成も魅力的。どうしても人気のあるエイミー・ジョー・ジョンソン(ピンクレンジャー)とジェイソン・デビッド・フランク(ホワイトレンジャー)にフォーカスあっちゃうのは仕方が無いけれど(^^;)、他のキャラクターもちゃんと見たかったな(^^;)。

 それにしてもピンクレンジャーのキンバリーちゃん、わずかのチャンスを惜しんでポーズを作るのだねキミは(右の絵参照。似てなくて済まんキンバリー/苦笑)。

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