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スタッフ | |
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監督 | ギレルモ・デル・トロ | |
脚本 | デイヴィッド・S・ゴイヤー | |
製作 | ピーター・フランクフルト/パトリック・バルマー | |
キャスト | ||
ウェズリー・スナイプス クリス・クリストファーソン ルーク・ゴス/レオノア・ヴァレラ ドニー・イェン |
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公式サイト | ||
http://www.blade2.jp/index_main.html |
父親代わりの存在であったウィスラーを失い、新しい相棒、スカッドとともにヴァンパイア狩りを続けるブレイドは今、プラハにいた。死んだと思われていたウィスラーが、ヴァンパイアの状態で活かされ続けているとの情報を得たためだ。ヴァンパイアたちのアジトに乗り込み、首尾良くウィスラーを救出することに成功したブレイドだったが、その彼の許に予期しない訪問者が。それはブレイドの仇敵、ヴァンパイアの君主階級からの使者。ヴァンパイアから生まれた亜種、
つーことで無駄に、過剰に、不要なぐらいにウェズリー・スナイプスが格好ええ吸血鬼アクション第二弾。日記でちろっと書いたんだけど、前作以上にお金が使えるようになったおかげで、CGI周りのクオリティがぐぐっと上がってる。それでもまだまだ金は(超大作に比べれば)足りてはいないんだけど、そのあたりは昏く沈んだ夜の世界でのバトルってあたりでうまくごまかしている感じ。総じて映像はゴージャスになった。
ウェズリー・スナイプスのカッコつけアクションもさらに加速。なんかもうこれ見てるだけでなんだかうれしくなっちゃうよ(^o^)。ただ、ストーリーの方は前作ほどにピリッとタイトな魅力に溢れていたとは言いがたいあたりが少しばかり残念だったな。
前作では、異端のヴァンパイアである"デイ・ウォーカー"、ブレイドと、"純血種"出ないが故に野望をいだくヴァンパイア、フロスト(それ故フロストもまた異端である、って設定が効いてる)とのサシの勝負、ってなストレートな部分があって、そこが楽しめたんだけど、今回はそのあたり、少しばかり筋立てを複雑にしすぎて却ってブレイドの「なんとしてもヴァンパイアを滅ぼす」みたいな、突き動かすものがこっちに強く伝わってこなかったかな、って感じがちょっと惜しいな。見所満載で楽しい映画なんだけど。こういうのはあれかな、「素人にはお勧めできない」類の映画って事になるのかな。