不浄に日記

8月のお馬鹿三昧

間抜けな管理人の煩悩の数々、ごゆるりとご笑覧あれ

一番新しい話題

8月1日

 大島弓子「グーグーも猫である」、須藤真澄「おさんぽ大王」(4)を買う。「おさんぽ大王」は実は昨日買ったつもりだったんだけど、このときは平積みになってんで2冊目を抜いてレジに持っていったんだけど、会社に戻って見てみたら「おさんぽ大王」は一番上の一冊だけで、その下はちょっちアヤシイ系のコミックだったんだった。むう、アセンスにまたやられた(笑)。いやまあアセンスのせいじゃなく、あそこにやってくる客の中に不届きモノがいるのかもしれないけどね。

8月2日

 先週から"モーニング"で始まったかわぐちかいじ氏の新連載は、一回め(今日になってようやく先週号をカレー屋で読んだの)を見る限りは"ファイナル・カウントダウン"ものっぽい感じっすか。おとなしめの"みらい"(自衛艦がこんな名前つけるとは思えんが)艦長が実は機略にあふれた軍人だったりするんだろうなあ、などと勝手に予想したりするんだがさて。"沈黙の艦隊"は中盤以降大化けして(最初からあの構想だったとは思えない)ワールドワイドな平和維持機構構想みたいなモノをぶち上げるところまで行っちゃったんだが今回はどうよ、って感じ。
 愛知の化学工場爆発。いろいろあるだろうけど軍需工場を住宅地のまん中にほったらかしにしておくなよ。兵器こさえてるようなところの事故の可能性とその規模の大きさは、町の花火工場のそれとは比較にならんものになるであろうことは明らかではないか。

8月3日

 「宇宙船」を買う。"ゴジラ×メガギラス G消滅作戦"(長いな)の記事があったんだけど、今度の映画の世界って、ゴジラの災害でトホホになった日本は、原子力にかわる新エネルギー、プラズマ発電を実用化している世界なんだそうだ。"ゴジラ2000"ともちがう世界が舞台なんだろうかね。言いたいことはいろいろある、てか書き切らんので戯れ言のほうでまとめて書いてみた。ゴジラファンの人、ごめんね。それより雨宮慶太さんの"鉄甲機ミカヅキ"が妙に気になる。お話の冒頭、いきなり都会の空に全長100メートルのスイカが浮かんでいる、ってツカミはかなりイケてるじゃあないか(^o^)。正直雨宮作品、イケてんのは"未来忍者"だけって感じもあるんだけど、このツカミにはちょっと期待しちゃうなあ。10月よりフジテレビで放映開始だそうで、楽しみに待ってみましょうや

8月4日

 某ウルトラ大ヒットゲームの生みの親の方とちょっとだけお話する機会があった。今は基本的にアーケードゲームはどちらかというと低調で、コンシューマ(家庭用ゲーム機ね)に特化してもいいんだけれど、それではテレビゲームが世の中に出た頃からゲームを造ってた会社としては、簡単にアーケードをほったらかしにすることはできない。また、ゲーセンでヒットしたゲームというのは必ず家庭にも波及効果をもたらす。だから仮にも業界大手の一角をになう会社としては意地でもアーケードをやめたりはしない、とのこと。正直オレ的にあんまり好きになれないメーカーなんだけど、この矜持たるやよし。世の中の流れと(まあ自分の会社の体力、ってぇ避けられない問題もあるけど)目先の損得でしか動かないウチみたいなところにはやたら耳が痛いんだが、まあウチには自分の矜持をつらぬくだけの体力がもともとないっつーのも確かなことで、うーむヤンヌルカナ(^^;)

8月5日

 ようやくこの前のF1を見た。本放送のときは一周目でいきなりシューマッハがリタイアしちゃって、興味がなくなって見るのやめちゃったんだけど、通して見るとなかなかどうして見ごたえの多いレースではないか。雨の中、抜群に早いバリチェロの走りは見ごたえ充分。ちゃんと見とくんだったな。見ごたえといえば今日の巨人・ヤクルト戦も見ごたえ充分。オレはあんまり野球のこととか詳しくないし、そんなにたくさんの試合を見てるワケでもないんだけど、7回表の伊藤・古田対巨人打線の勝負は抜群の見ごたえ。なぜああいう痺れるような一瞬をタイガースは見せてくれないんだろうねえ。やたら大味なばっかりで(^^;)。やっぱキャッチャーなんだろうかな。なんだかんだいっても、古田って偉大な選手だわ。

8月6日

 カミさんが仕事ってこともあり、昼飯はピザを取ろうってことになってピザーラに電話。昨日の夕刊に折り込み広告が入ってたのがきっかけやね。早めに電話したんでちょうどいい時分に配達してもらって、いそいそとビールの栓を抜いたら、ゆーたに「昼間っからビールか」とツッコミを入れられたんで、この手の、小麦粉を用いて円盤形に焼いた食べ物にはビールが付き物であることを力説する。お好み焼きしかり、ピザしかり、チヂミしかり。イマイチ納得してもらえなかったけどねえ(^^;)
 「サクラ大戦」「ゾイド」「アレクサンダー戦記」「未来戦隊タイムレンジャー」「仮面ライダークウガ」「おジャ魔女どれみ#」「カードキャプターさくら」を見る。「クウガ」、今週は夏のサービス、水着大会だ(^o^)。桜子さんだけ店番ってのが納得行かーん(ぉぃ)。

8月7日

 中村正三郎さんのサイトで、7/20付の日刊ゲンダイに掲載された我らが森総理の武勇伝が紹介されてたんだけどこれが抱腹絶倒。要約すると、過日の訪米を前に森クン、側近からクリントンと対面した時には親近感を強調するためにも英語で挨拶したほうがいい、てことで、まずは「How Are You」と言いなさい、すると相手は「I'm Fine Thank You And You?」と聞いてくるだろうから「Me Too」と答えればいい、てなアドバイスをもらったんだそうな。んでもって訪米した森クン、クリントンと対面して言った言葉が「Who Are You?」だったんだって(笑)。いきなりの「誰やお前」って質問に面食らったクリントン、それでもなにかのジョークかと思って、「I'm Hilally's Husband」(綴りに不安あり)、「オレはヒラリーのダンナだ」(このへんのウィットはやや自虐的やけどさすがやね)って返したらば森クンすかさず「Me Too」って(爆笑)。いやははは、ホントかウソかわからんけど、ありそうな話。これが角栄だったらみんな笑って終わりなんだろうけど、蜃気楼くんじゃあまたなにかと物議を醸しそうやねえ(^^;)
本の表紙 極めて久々のL[6]本。オレが知ってる限りこれでやっと3冊目だよなあ、なんかShadeに敗けてるなあ(^^;)。株式会社IDGジャパン 刊・「ハンズ・オン・LightWave3D パーフェクトレッスン」、価格はちょっとお高めの3,800円。初心者向きに、一本のお話に沿ってLightWaveの機能をいろいろマスターしていくって体裁の本で、割とわかりやすいんだけど、なぜそうなのか、って部分の説明がちょっと足りないかな、って感じ。中級者以上の人には不要な本だと思うけど、万年初心者のオレは買っちゃうのだ(^^;)
 訃報が一つ。サー・アレック・ギネス没。享年68。肉体は滅んでもあなたのフォースは永遠に。合掌。

8月8日

 昨日の話題なんだけど、まず森クンのあのネタ、もともとは英国の大衆紙に載ったブラックジョークが元らしいね。さすがの森クンもそこまでお馬鹿じゃないというか、そういうこともありそうと思わせてしまう彼っていったい、というか(^^;)。それにしてももんちぃ師匠の情報ではみずしな孝之氏がこのネタでマンガ描いてたってことだし、今日入ったラーメン屋で"週刊大衆"読んでたら、やくみつる氏もおんなじネタでマンガ描いてたけど、これって盗作とかにならんのか?
 さあ今日は訂正がいっぱいだ(^^;)。サー・アレック、享年68、大嘘。86ですわなあ。40代であの貫禄って、そんなあなた天本英世じゃあるまいし(^^;)。

8月9日

 ようやくL[6]本が出たなあと思ったら、世間じゃもしかしたらChinema4D(以下C4D)R6が話題になりかかってるみたい。"日経CG"でも結構好意的に紹介していた。ドイツ生まれのCGツールで、圧倒的なレンダリングスピードとクリアな画像(LightWaveに比べて、かなりヌケがいい感じっす)で要注目のツールだったんだけど、最新バージョンではクロスシミュレータやモーフツールなどの新機能が追加されるようだ。でもやっぱ一番の注目は独自の"サウンドレンダリング"機能だろうな。なんとCGアニメーションツールで、音もレンダリングできちゃうんである。たとえば、人間のオブジェクトがあるとして、この足に靴音を鳴らすスピーカーをくっつけておいて、カメラと一緒にマイクも用意することで、人間のオブジェクトの移動にあわせて靴音も移動していくようなムービーが一発で作れちゃうんである。ううんすごい(^o^)。定価(予価)34万円はL[6]をはじめっから買うのとほぼおんなじ値段だけに、これからCGツールを買おうと思ってる人の中には、まずC4Dから、って人も出てくるかもしれないなあ。

8月10日

 メールの取り込み中にNTがふっ飛んじゃって、取り込み中だったメールが全滅。お手数ですがメールくださった方、火急の御用でしたら再送してくださいますよう、お願いしますm(__)m

 また、これによって受けた被害者の傷の大きさも改めて言うまでもないけれども、なお被告人を実刑に処するには若干の躊躇を覚えざるをえない。

 山田勇(横山ノック)に執行猶予判決。女性の立場から見たら手ぬるい判決なんだろうと思うけれど、法律だの判決だのっていうのは、手間がかかり、時間がかかり、手ぬるいぐらいのほうが、激烈な締め付けされることに比べればまだしもと思うので、まずは妥当な判決なんだろう。民主主義は手ぬるくて時間がかかるかわりに、いつかは正解にたどりつくものだと思うから。
 高橋留美子 「犬夜叉」(17)を買う。

8月11日

 T's QのTakujiさんによる"ウルトラQ"個人評論誌、"T's Q"の第ニ集をいただいた(どうもありがとうございます)。オダギリ・ジョーかっこいー、一条刑事らぶらぶ〜、イラスト満載みんな見てね〜!的なファンジンも確かに楽しいんだが、何事にも対極があってこそ自らも映えるわけであって、こういう骨太な評論誌の価値は大変高いんである。機会があったら手にとって見るよろし。
 「グイン・サーガ」は74巻め。あまたひしめく登場人物たちのなかで、登場回数の少ないこともあってわりと好きだったあのキャラが久々に登場………した瞬間になんだか俗っぽい人間になっちゃっててちょっとがっかり。どうも最近の「グイン」はことさら人間臭さ強調シリーズに入ってるようやね。いいか悪いかはわからんけど、ここのところ久々に飄々としたイメージが復活したヴァレ君の活躍が楽しいから、まあいいや。

8月12日

 ようやく「すぽろぼα」完結。いやー、長かった。なかなか面白かったけど、うーん、あまりに分岐条件が多すぎてかえって繰り返して遊ぶ気が失せちゃうのも確かなところ。攻略本は買ってるんだけど、もう一度プレイするかはちと微妙。ボリュームがさらにアップしたぶん、わずらわしい部分も増えちゃったね。
食玩VTOL 久々の食玩はバンダイ、"ハイパーウルトラメカ"のシリーズから、ジェットビートル。おいおいおいおい、えらくできがエエやないの(^o^)。手前が食玩、奥が以前に作ったタスクフォースのインジェクションキットなんだけど、その出来にさほどの遜色が見受けられないのがスゴいっす。こんなことされたら、タスクフォースのVTOLシリーズのラインナップ(まだ一つもないけど)の進行に多大な齟齬をきたしかねないよなあ、とか思っちゃう。なんにも手を加えなくてもこのクオリティのミニチュアが、300円で手に入っちゃうってのはおっそろしい時代っす

8月13日

 乱土家はマンションの1階で、猫の額ほどの庭がついてるんだけど、日中ほとんど無人状態ってこともあり、雑草が盛大に生い茂り、マタンゴ怪人が2、3人隠れててもわからんような状態になってしまったので、一念発起して剪定用ハサミ片手に庭の雑草取り。腰が痛いけど、一働きした後のビールのうまさは格別やねえ(^o^)。あまりにビールがうまいので、働いては飲み、働いては飲みを夕方まで繰り返したので、気がついたら日が暮れる頃にはへべれけ一歩手前になってしまった(馬鹿)
 「サクラ大戦」「ゾイド」「アレクサンダー戦記」「未来戦隊タイムレンジャー」を見る。これ以降は高校野球でお休み。どこでもいいからさっさと優勝して終わらせてくれや(^^;)。

8月14日

リガズィの頭 昨日の草刈りで腰ががたがた。しゃがむだけで腰に激痛が(とほほ)。実は前の日に、ゆーたの夏休みの技術の宿題用の材料を調達に行く約束をしていたので、痛む腰を押さえつつ三宮に出撃。ついでなんでようやく「モデルアート」「ホビージャパン」「モデルグラフィックス」を買う。ついでに「G−FAN」の#45も入荷してたんで購入。さらに話題のワークのメタリックパウダー、"こすって銀SUN"を購入。定価1,500円のセットの内容は、パウダー15g、手袋、マスク、脱脂綿。かなり粒子が細かいので、ヘタに吸い込んだりしないように、って心づかいのマスクなんだろうね。パッケージには「毒性はない」って書いてあるけど、ほいほい吸い込んでいいってモノでもないわな。実際、粒子はかなり細かくて、扇風機とかは厳禁っす。あっという間に粉が舞い上がるよ(やったんかい、はい/笑)。とりあえず試してみた。SDガンダムのリ・ガズィのヘッドをツヤあり黒で塗装した後に"こすって銀SUN"で磨いてみたのが右。かなりいい感じでしょ(^o^)。お店の人ともいろいろ話したんだけど、下に塗る色で色味に差が出てくるんだけど、一番メッキっぽい光沢が出るのがツヤあり黒、明るい銀色にしたいときは、ブルーグレイ系の色が有効なんだそうだ。逆に言うとマット系の色味ではくすんだようなシルバーの光沢が得られるかもしれない、ってことになる。何考えてるかお分かりですね?そうっ!パラボラですな(笑)。ついにウェーブのメーサー車を組む時がきたか(^^;)。
 ゆーたは本棚を作るんだそうで、ハンズで板材を何枚か購入。読書感想文の宿題もあるそうなんで本屋さんにゴー。今年彼が選んだのは「坊ちゃん」。おお、ノーマルな選択やんけ(なんせ去年は「トンデモ本の世界」だったもんなァ)。それはともかく、ようやく"ジュブナイル"のメイキング本をゲット。メディアファクトリーの"ザ・メイキング・オブ・ジュブナイル"(ISBN4-8401-0096-9 \1900)。かなりよくできた本でオススメできると思う。草むらからこっちを見ているテトラの表紙が目印だ。ちなみに今日からの「名セリフ」はこの本の中からっす(^^;)

8月15日

 何を記念するんかよくわからんけど、終戦記念日。いいかげん「敗けた」ことをここらでしっかり認識せんと、話は先に進まんと思うんだがどうか。誇りがどうとか、愛国心がどうとか言う前に、戦争仕掛けて、力が(圧倒的に)及ばずさんざんな負け戦になった、その「記念」日だという意識があるのかないのか。英霊の御霊をなぐさめるのは結構だが、その英霊たちが無能モノの無策によってあたら無駄死にさせられたことに対する反省があまりに希薄だ。戦争仕掛けて、敗けたのだということをなぜに毎度毎度ぼかすんであろうか。

8月16日

 今日の朝日新聞の夕刊で、花村萬月氏がなかなかいいことを言うてはった。最近連続する少年による凶悪犯罪に関して、若い人たちに語るって形式の文章なんだけど、ここで花村氏はまず、「君たちは確立した思想をもっている」ことを認識している。子供たちが思想的に未熟である、といういわゆる"識者"の意見というのは、つまるところ彼ら"識者"が自分たちの思想的な優位性を保持したいがための保身行為でしかない、と看破してみせる。そのうえで、「君たち」が持っている確立した思想とは、たとえば映画であったり、テレビであったり、ゲームであったり、コミックであったりという、大元の思想に、それらのメディアの作家たちの思想が加わった二次的な思想誘導であって、それを「君たち」は安易に信じすぎてはいないか、と問いかけている(のだと思う)。これはかなり説得力があるように感じる。口当たりの良い、手軽なメディアからの薄っぺらな思想の押しつけをあまりにも大量に浴びてはいないか、ということか。その、安易に思想(のカケラ)を押しつけうるゲーム、というメディアに関わるものとしてはなかなかに忸怩たるものを感じざるを得ないんだが、ここで花村氏が述べている、大量の、安易にまとめられた思想的なメッセージが無制限に今の若い人の頭に流れ込んでいる、という状況は確かに危機的なものがあるかもしれない。ウマイ話には裏がある、と言うけれども、その裏の部分を全く認識することなしに、表の、明るいところだけがどんどん若い人の頭に流れ込んでやしないか、という恐れは確かにあるんだよなぁ。

8月17日

田宮模型全仕事(1) ずいぶん前から探してたんだけど、なかなか見つからなかった「田宮模型全仕事」(1)をようやく入手。しかもあのアセンスで(笑)。きっと今になってようやく入荷したんだぜ、とか意地の悪いこと考えたりして(^^;)。さて肝心の本の内容なんだけど、MMシリーズをはじめとするタミヤのAFVを、木製模型のころからの全ラインナップにわたってほぼ完全に網羅した本。それぞれ完成品または箱絵のカラー写真と、モノクロページによる簡単な解説、さらにいくつかのアイテムについては"タミヤニュース"に掲載された設計者の裏話などが再録されている。お値段2,800円は決して安くはないと思うけど、小学校から中学校にかけて、お小遣いの大半をタミヤさんに持っていかれた身としては、やっぱ買っちゃうよねえこの手の本は(笑)。ただまあこの手の本、たぶん俊作さんの「田宮模型の仕事」が話題になったから出せた本なんだろうとは思うけれどもね。

8月18日

 ロシアの原潜事故、人の生き死ににかかわることであるということを踏まえてあえて言うならば、こういう話題が西側に講評されるってこと自体が画期的。おそらく米軍内部で何らかの事故がおこったとしても、ここまで情報公開があったとは思えないのではないか。これはスゴいことだと思う。なぜに日本のマスコミがみんな揃って報道するのかはよくわからんけど。軍隊なんて所詮あんなモノだと思うんで、わざわざトップに近い扱いで報道するほどのことでもないと思うんだけどな。意地悪いっすか?

8月19日

 叔母の70才の誕生日ってことで、サプライズ・パーティを実施。近くの料亭までマイクロバスを押したてて乗り込んで宴会。従姉妹宅に場所を移してさらに宴会。9時間ぶっ続けで酒のんで麻雀(阿呆)。小四喜なんて久々に見たぞ。振り込まなくって良かったぁ(^^;)

8月20日

 ほんで酔っぱらってビデオ仕掛け忘れて週末のテレビは全滅。とっほっほ(^^;)。ぼんやりテレビを見る一日だったんだけど、高校野球もK−1も面白かった。高校野球は敗けちゃったけど青森の光星学園の試合が良かった。昔懐かし太田幸司もそうだったんだけど、青森の選手って顔がいいっす(^o^)。K−1はあれだ、シリル・アビディ。アイツはいったい何モンだ。なんかよくわからんけどすげーなアイツ。こう、路地裏でぶっ叩かれてもぶっ叩かれても起き上がって向かっていく不良少年、って感じがすげえ。ちょっと破滅型っぽい感じもあってそこは心配なんだけど、こう、原初的なところで見る者を魅了する魅力があるよね。

8月21日

 吉野朔実「グールドを聞きながら」。カミさんが買ってきてたんでありがたく読ませていただく。もちろんスティーヴン・ジェイ・グールドの恐竜談義を盛り込んだ斬新な少女マンガ………なわけはない(^^;)。グレン・グールドですわな(^o^)。佳作ながら深く読み応え充分のマンガを読ませてくれる朔実クン、とても好きなマンガ家さんです。カミさんが買ってきたのは他に二冊。木原敏江「後ろの守護天使ガーディアン」、「とっておきのリボン」。「後ろの守護天使」は以前シリーズ物として連載していた、超絶美青年とちゃきちゃき元気娘夫婦の大正探偵浪漫の焼き直し。ドジ様のストーリーテリングのうまさはもとより承知のうえなんだが、絵的にちょっと荒れてる感じがしないでもない。

8月22日

 雪印の次は三菱っすか。一つにはマスコミ側が過剰にまくしたててるところもあると思うんだけれども、それにしてもまあ次から次と出てくるもんですな。これさあ、バブルの後遺症だよね。額に汗して働かなくても、自分の作る物に自信も責任ももたなくても、財テクいっこでいくらでも財産なんて増やせるんだ、って意識が日本中に染みついちゃって、真面目に仕事する気が日本中から消えうせちゃったんじゃないかと思う。はやく我に返らんといかんと思うんだが、日本国中、上から下までなんかボケたまんまだよなあ………

8月23日

 きくち正太「おせん」(其之一)を買う。"モーニング"誌上にときどき掲載されていて、その極めて特異で魅力的な絵柄に惹かれていたんであるが、まとめて読んで見ても、うん、こりゃいいね(^o^)。絵の造作、お話やキャラクターの作り方にこれまたオレの好きな西炯子氏的なものをそこはかとなく感じつつ、あっちとはまた違った良さがあるですよ。おすすめ。

8月24日

 "MOTHER3"、開発中止と決まったんだってね。6年越しの開発作業の末の中止、って結論の裏にどういう経緯があったのかはもとより知りようがないけれどもファミ通のwebサイトあたりから、MOTHER3について語る特集や、ニュースコーナーからリンクされている糸井重里さんのサイトでの開発中止にかんする座談会などを読んで見るよろし。同業者としてはなかなか身につまされるものを感じないでもない(作りかけのゲームが中止ってのはオレも経験あるからね)が、1消費者としては、そもそも肝心の"MOTHER"に全く心惹かれる物がなかったこともあって、「ふーん」てなもんだったりする。
 訃報、アンディ・フグ。享年36。惜しいスターだとは思うけど、フジテレビの全開ぶり、当然とはいえかえって少々不愉快になりますな。
 吉田秋生「YASHA」(8)を買う。

8月25日

 「モデルグラフィックス」、「ホビージャパン」を買う。最大のニュースはハセガワが1/72のヴァルキリー(ファイタータイプ)のキットを作るってニュースだろうかね。"飛行機のハセガワ"の異名を取る同社が、得意のジャンルであるヒコーキとはいえ、キャラクターモデルでどこまで"らしさ"を表現できるのか、興味津々。個人的にはキャノピー周りの処理に少々興味がある。キャラ物として考えれば、バトロイドに変型することを考えればどうしたって変型した時の収まり重視で、かなりフラットなモノになってしまうけれど、本来格闘戦を想定した機体であれば、極力広い視界を確保するのが不可欠になる訳で、そこを踏まえるんならヴァルキリーのキャノピーも、ほんのりでいいからバブル・キャノピーになってて欲しいんだな、個人的には。このへんが納得いく解釈されてたら、買うかもしれんね(^^;)。

8月26日

 ウル博の女性会員で"姫"の異名をもつこけこっこさんと、そのお友達でこちらには"女王様"の通り名が奉られてるねねさんのお二人が来阪されてるってことでお食事会。なんでも東京からわざわざV6のコンサートを観に来はったんだそうな(^^;)。ふだんそっち系の話題には疎いだけに、いろいろと面白いお話を聞かせていただきましたわん(^^;)。ついでに同じく同席していたまなたけさんから、石森章太郎「赤いトナカイ」を貸していただいた。なんか20数年ぶりに、子供心に鮮烈な印象を残した、氏の「そしてだれもいなくなった」を読むことができた。ありがとうございますm(__)m。で、ついつい話し込んじゃって、三宮までは来たけど終電に乗りそこねちゃった。で、ついついひさしぶりに行きつけのスナックに顔出したのが運の尽きで………

8月27日

 家に帰ったのは朝の7時。はうあっ(大莫迦)。とりあえず一眠りのつもりで夕方まで惰眠をむさぼってしまったっす。むうん、若くないんだからあんまり無茶な酒のみしちゃいかんですね。
 「サクラ大戦」「ゾイド」「未来戦隊タイムレンジャー」「仮面ライダークウガ」「おジャ魔女どれみ#」「カードキャプターさくら」を見る。んん、スタート当初は少々不安だった「タイムレンジャー」なんだけど、ここの所快調で楽しいね。新戦士はタツヤのライバルがなるんやね。新メカ、ブイレックスがらみの特撮シーンもなかなか。「さくら」はアリスネタ。エリオルのチェシャ猫、雪兎の3月ウサギ、桃矢の帽子屋、知世のハンプティ・ダンプティ、ケロちゃんの女王様と、キャスティングが秀逸っす(^o^)

8月28日

 F1は終盤でハッキネンの逆転勝利。んー、やっぱクルマ自体のできはマクラーレンのが一枚うわ手なのかなあ。ちょっと面白くないなあ(^^;)。システマティックなチーム運営が勝利の鍵(^^;)ってのは認めざるをえないことなんだろうけど、そこでなぜかしらんがえー加減な家内制手工業のマシーンが速い、って図式も見たいんだよなぁ。ドライバーズポイントで6点差はまだまだ何があるかわからない差。基本的にアンチ・フェラーリのオレが応援してんだから、もう一ふんばりやってくだせえフェラーリの面々。でないと面白くねーよ(^^;)。

8月29日

 土曜の宴会と日曜のF1のおかげで今週は眠いっす。仕事のほうはなぜか毎日HTMLを書いてるんだけど、こう、あれだな。一般的なポータルサイトのレイアウトをまともなHTMLの文法に乗っかって書くってのは想像以上にむずかしいなぁと感じる。もちろんTransitionalなHTMLであれば、多少のムリは効くんだけど、なんか美しくない気分。そう思ってるのが自分だけで、見た目も変わらんし、大勢には別に影響なんてありゃしないのが悔しかったりする(笑)。ZD NEWSあたりがいまだにHTML3.2を使ってるのも、故なきことではないよなあなどと感じてしまった。そうはいってもやっぱりレイアウトの目的のみで複雑怪奇な入れ子構造のテーブルをせっせと書いてる自分は少々情けない(^^;)。

8月30日

 すんげー無責任というか無神経な発言なんだというのは自覚してるんだけど、火山活動で生活が大変厳しい状況の三宅島の話。どこからも避難勧告が出されないが故に、次の行動に移るに移れないってな報道を見たのだけれども、報道にことさら為政者の手の打ちようが遅いことを批判したいという思惑があるのかもしれないってことを加味しても、なぜに災害の可能性に一番近くにいる人たちが自分で考えて決断しないのかが不思議でしょうがない。もとより実情というか事情というかはわかりようがないのだけれども、どうもこの、"指示待ち"がこんなとこまで蔓延してるのか、などと思ってしまうのは無神経にすぎるだろうか。

 その後もんちぃ師匠から、避難勧告による待避の場合、避難中の生活費などはある程度自治体の援助が受けられる、という制度があるようだ、って情報をいただきました。さんくす。確かに勧告を待たずに非難してしまった人とそうでない人に、その後の暮らしの厳しさの格差が生まれるとなれば、そうそう命あってのなんとやらを決め込むわけにもいかないのかもしれないね。(8/31)

8月31日

 地下鉄御堂筋線で脱線事故があって、朝のラッシュ時、大混乱だったんだってね。オレは御堂筋線の西隣の四ツ橋線を利用しているんだけど、さすがに10時前にもなると混乱もひと段落って感じだったけど、9時出社の人は大変だったろうなあ。
 四代目黄門様は石坂浩二なんだってね。ううむ、とうとうそんな歳になっちゃったか………。なんでも他のレギュラーメンバーも大幅に替わるんだそうだけど、むう、お銀とか弥七のダンナも代替わりするんだろうかね。それにしてもアレだな、この調子でえんえん水戸黄門が作られるとすると、そのうち三代目お銀に安藤希!なんてニュースが聞けるかもしれないねえ(^^;)
 さて、夏休みもようやくオシマイ。いよいよ秋っすね。

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