第10回 国際バラとガーデニングショウ 参加顛末記
2008.5.14(水)〜19月日) in:西武ドーム
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初夏の定番フラワー&ガーデニングイベント。
ほぼ毎年足を運んでおります。なんと言っても「近い!」のです。
毎年新しい発見、アイディアに驚いたり感心したり・・・
外せないイベントのひとつですね。

と、以上は、昨年第9回国際バラとガーデニングショウ
(略して“バラガ”)の見学記の紹介文でした。

今年違うのは、
「参加したのです!」なのです。

何に参加したのかと言いますと・・・
「ガーデンコンテスト」の「ベランダガーデン」部門に応募し、
一次審査を通り、入賞作品として展示することになったのです。

これだけでも大変なことなのですが、
入賞作品16点の中で、なんと・・・
「準優秀賞」なる賞まで頂いてしまいました。

一次審査通過の連絡が入ったのが3月末。
それからというもの仕事の間に準備を進め、
5月10日の仕込みまで東奔西走。
展示後も会場でのメンテナンスや対応など、
それはそれは濃い濃い2ヵ月が過ぎて行きました。

下記、その顛末記をご紹介致します。
このスケッチが一次審査に
応募したものです。
庭のコンセプトも添付します。
このスケッチに行き着くまで
ひと月くらい掛かったでしょうか。
見ての通り、「沖縄」がテーマです。
タイトルは「南西風味」。
この主テーマは
早くから頭にありました。
それをどう「具現化していくか」…
が、すったもんだなワケです。
作業場です。
材料を調達するところから
始まります。

立体化へのはじめの一歩です。
花材や、鉢などすこしずつ
テイストや仕上がりを想像しながら
集めてきます。

なんでも好きに集められる
予算があればよいのでしょうが、
そうは問屋が卸しません(-_-メ)
材木も形になり、色を塗ると
なんとなく前進した感じになります。

でもこんなのは序の口ですね(~_~;)
大工仕事と平行して、
花材の調達もします。
上は庭の重要なパーツである、
“ブーゲンビレア”を仕入れに
行った時のものです。
これも大事なパーツ。
沖縄から取り寄せた“赤瓦”です。
土台を作り、漆喰を練り、
組み立てました。
ベランダで乾燥中です。
(次々に出ますが(^_^;)・・・)
これも重要なパーツの
“シーサー”です。
赤瓦の上に乗っけます。
これまた見よう見まねで
赤瓦のかけらと漆喰で作りました。
出番を待つ花材たち。
狭い我庵のベランダは
ごらんの通り。
こちらはハイビスカスです。
一日花なので、
コンテストに向けて慎重に
開花調整をします。
しかしキレイだな〜♪っと…(~_~)
イヨイヨ搬入&建て込みです。
アリーナ内は既に大賑わい!
トラック、クレーン、資材、花材、人…
ヨイショ!
慌てず、騒がず、慎重に…
現場に行ってみないと
分からないことも多いのです。
現場経験が物を言うところです。
「一息入れる」の図。
かっ飛ばせ〜♪
今日は違うって(~_~;)
大分煮詰まって参りました。
作業終了!
お疲れ様でしたm(__)m
明日からの一般公開に先立ち、
開会セレモニーと表彰式、内覧会が
ありました。
ブースの横に、
作品紹介パネルが張られます。
うん?下に何か張ってある・・・
えっ!ホントに!?
と、言うことで、
ビックリ仰天したのです(@_@)
シーサーもビックリ!?
この作品が、
ベランダガーデン部門の
「優秀賞」です。
日陰に強い植物でコーディネート。
こちらは店主と同じ、
「準優秀賞」の作品です。
おしゃれですね〜♪
お隣りの作品です。
エレガントですね〜♪
ウッディーなテイストです。
木製の大きなブランコ。
乗ってみたいですね〜♪
砂場がありますね。
ベンチも・・・
遊んでみたいですね〜♪
路を挟んだお隣りさんの作品です。
白を基調に洗練されてますね〜♪
バラ鉢植え部門の「大賞」作品です。 ハンギング部門の「大賞」作品です。 ガーデン部門の「大賞」作品です。
迫力あります。
イヨイヨ一般公開です。
開場前には数百メートルの列がぁ!
東京マラソンのスタートよろしく、
順序良く係員の誘導で
アリーナへ降りて行きます。
あっという間に
会場内はご覧の通り。
あらためてこのイベントの
人気を感じました。
バラと人とどちらが多いでしょうか?
っていう位(~_~;)
店主のブースも沢山の方に
見て頂きましたm(__)m

しゃがんで見る方が多いのですが、
それもそのはず。
「しゃがんで見るとよいです。」と、
案内パネルに書きました。
しゃがんで見ると・・・
「あ!海が見える!」、のです。
しゃがむとこんな感じ。
リビングのソファーに座って観ると
ベストな設定にしました。
背後の作品のベージュの壁が
実際には“空(そら)”だったり・・・。
最後に店主の作品の大き目の画像を
 
 
と、いうことて、めくるめくうちにイベントはおわったのでした。
会期中に24万人を越える入場があったそうです。

有意義な参加でした。
参加者たちの真剣な作業風景、入場者の熱気・・・
なかなか出来ませんもんね身近で感じるのは。

さて、来年は?
「母の日」の仕事次第でしょうか?
今年のようにうまく掻い潜れることになれば出たい・・・かな〜?


2009年の「参加顛末記(おかえり〜♪)」はコチラから。
2010年の「参加顛末記(南の魔女のいるところ)」はコチラから。