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要注意は,相模トラフの延長線に ある”国府津・松田神縄断層帯”で す.ここは,純粋な活断層というよ りは,プレート界面と捉えるべきで す.A級断層で,約100〜1000年 に1度の割合で動くそうです.その 他,三浦半島一帯も危険地帯です. B級断層(約1000〜10000 年に 1度)では,東京多摩地区に及ぶ ”立川断層”,荒川沿いの”荒川断 層”などが有名です. 因みに先の阪神−淡路大地震で動い た”六甲山系断層”もB級でした. |
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1923年の関東大地震と,それによる数年間の余震後,長いこと”静穏期”が続いてい ましたが,1980年に上図の如くM6.1の地震が発生し,”活動期”に入ったと言われてい ます.直下型ということで上図には載せませんでしたが,1987年には,M6.7の千葉県東 方沖地震が発生し,東金市を中心に被害が発生したことも記憶に新しいところです. 上図から,今東京は,直下型地震の危険性が極めて高いことが分かると思います. |