◆ 那 須 編 (参) ◆

1. 二日酔い 2. 午前の部 3. 炎のオトコ 4. 午後の部 5. ぴよちゃん



1. 二日酔い

'00.02.06

06:55

♪♪♪♪♪・・・

ぅあ゙〜、 もぉ朝かいな。 っはぁ〜・・・、 きもちわる。 飲み過ぎたね〜。 けっこうはしゃいでかぱかぱ飲んでたもんな。 ← 楽しんでたんじゃんよ

暖機すべーということで朝シャン。 ねばっこ〜い感じの血液を循環させてみる。
なーんとなくましになってきたかな。
しっかし、 酔っ払ってプロポーズしてるし。 5年ぶり?
あっはっは。

はぁ。

って、 そんなことはどーでもA。 まずいじゃんよ、 この二日酔い。 午後まで天気がもつかどうか怪しいっちゅーのにぃ。 もうだめ。 今日は終わったね。

うぅ、 いらないよぉ、 と思いながら朝飯を食いに部屋を出る。 塚Pに教えられたとおり、 2階に下りてみると、 ・・・・・・、 洗濯機が並んでる???
ちゃうがな。

1階で迷ってるとじゅーぎょーいんなおばちゃんが案内してくれる。 塚Pはすでについばみ始めている。
“ぅおはよ〜”
“あら〜、 どーしちゃったのー???”
うわ、 なんか、 塚P、 めっちゃ元気。
“ご飯、 おかわりしちゃうもんね〜”
“てゆーか、 あなた、 あれぐらいでだめなのぉ??”
“ぴよりんだもんな〜”
う、 うるさいよ。 こっちは二日酔いでへろへろなんだよ。

結局、 ワタシのお魚までぺろっとたいらげてしまう塚Pなのであった。
元気すぎ。



8時ごろチェックアウト&出発。
近所のコンビニでビニールテープ購入。
ガソリンすっからかんということでスタンドを探してうーろうろ。
あ、 JOMOの看板。 と思ったら、 塚Pってば左折しちゃうし。 あらら。
テキトーに走ってたらスタンドに出くわす。 らっきぃ。

さて、 もう、 ごーちゃんも着いてるかもしれんし急ごう。
“那須モータースポーツランドってどうやって行くんすか?”
“あ、 おれ、 聞いたよ”
あっそう。 じゃあ、 ついてけばいいね。
ということでJリミUの後ろをついていく。
国道4号線には難なく乗れる。 白河方面へ向かってどんどん行く。
どんどん。
どんどん。
どんどん?
と、 JリミUのハザードランプが点滅。

塚Pって、 実は方向音痴???

地図を眺めて、
“あ、 分かった、 分かった、 こう行けばいいんだ。”
ほんと?? ついてくよ。

・・・ワシントン??
・・・ウィンブルドン??
インターナショナルな連れ込み宿を通り過ぎて、 道は行き止まり。
地図を眺めて、
“あ、 分かった、 分かった、 こう行けばいいんだ。”
ほんまかいな。
と、 今度はほんとでいつもの道に乗ることができた。
ふぅ。


しかし、 フツーの田舎道のフツーのカーブですら、 ・・・きもちわるい・・・。

だいじょうぶかいな??



2. 午前の部

9時過ぎ到着。
いつもどおり、 一番奥のパドックへ。 松風のY川さんはすでに御到着で、 てきぱき準備なさっている。
お、 あれ、 トマトじゃん? てことは講習中かな。

早速リンゴの荷物を下ろしにかかる。 ダッシュボードの中身、 センターコンソールの中のGS用現金カード、 トランクからは、 スペアタイヤとジャッキまで。
テーピングもちゃっちゃと済ませ、 受付へ。 年会費を払って、 あとはもう、 走ってもと取らにゃあ! って状態。

でも、 ・・・気持ちわるい〜。



講習も終わり、 トマトもこちらのパドックへ。
ごーちゃん奥さんとご対面。
“お初に〜”

みんな、 行く気でいるけど、 私はパス。 塚P、 ごーちゃんの走りを見学。
塚Pは、 周回を重ねる毎にタイムを縮めてくる。 堅実というか、 さすがというか。
ごーちゃんは、 計測器をつけてない。 ま、 その方がいいかも。 タイムを気にして我を忘れてささっちゃった人とかいるしね。 ← ほっとけ

見てるだけの身には超寒い20分が過ぎ(乗ってると暑いけど)、 Jリミ君、 トマト、 無事ご帰還。
ごーちゃん、 面白かったとのこと。 うひひ、 はまれ、 はまれ〜。 ← はめられたくせに

その、 はめた張本人も彼女を連れて登場し、 プリメーラさんとかもふくめて全員集合。



人のクルマのボンネットにいきなり、 「す」とか書き始める輩が!!(文脈上、 明らかっぽいので名前は書かない)。
やめれ〜。
実は、 リンゴスター計画にも載せてないのであるが、 ゆくゆくはレーシングストライプ&ゼッケンサークルデビューとか考えてたりするのだ。
“当然、 ゼッケンサークルには、 「す」、 って書くんでしょ?”
“違うって、 「大家」だから「08」って入れるの!”
とかハンドレッドワンで会話してたのである。
だぁかぁらぁ、 「す」じゃないんだってばよ。

と、 “JリミUにはこれでしょー”と、 K保ッチ、 某消費者金融のロゴ(松風リーダー謹製)を貼り出す。 うひひ。 当然お手伝い。 ワックスが効いてて悪戦苦闘しつつもなんとか貼れる。
おー、 黄色い看板な営業車のできあがりだよ〜。 取り立て専用インターセプターって感じ? ← 半疑問

結局、 なぜかリンゴちゃんにも貼られて、 塚P号は「プロミス号」、 リンゴは「プロミす号」になってしまったのであった。



“走りましょう!”とK保ッチに誘われて、 大丈夫かいなと思いつつやっとこさ出走。
51秒台を叩き出さねば、 男の子じゃなくなるとか(すでに昨晩引っこ抜かれて、 ってハナシもあるが)。
寿司まで奢らされるノリだし。 頑張らないと。

さっき走ったY川さん、 塚P、 ごーちゃんのハナシでは、 全然グリップしないとか。 数周してタイヤのウォーミングアップをしてからペースアップ。
し、 しかし、 バックミラーには黄色いクルマ。 これがどーーーーーーもちらちらと目障りである。 ま、 気にせずいこう。

前回よりも気負わずに走れている。 そのわりには、 コーナーでタイヤが鳴ってるなぁ。 今までそんなことなかったんだけど、 と掲示板を見ると、
52秒台!!
じゃないっすか、 先輩。 いつのまにか取り立てグルマの姿も見えなくなってるし。

インフィールドのヘアピンから立ち上がって右、 そして最終コーナー、 ってところで結構テールがスライドするではないか。 登りになってるし、 そんなにGのかかるRでもないし、 なんで流れるのかさっぱり分からない。 2〜3周ほどそんな感じでずりずり通過していたのであるが、 とうとう、
ずりぃっ!
おっ?!
カウンター、 耐えろぉっ、 と、 そこまではよかったのであるが、 アクセル抜いちゃってタコ踊り、 そしてスピン。
ブレーキを踏めども万事休す。

スポンジバリアにお尻からどすーん。


けっこうハードヒット。
今回は高くつきそうかも。



3. 炎のオトコ

後続車の通過を待つ。 と、
あずきちゃん???
またかいな。 でも今回は知らんかったぞ。 塚Pとポルシェをやり過ごしてホームストレート。 あらあら、 チェッカーだよ。 最終周だったのね。 はぁ。

ゆっくり走りつつバックミラーでオイルとか滴らしてないか確認(滴れてたらオオゴトだってば)。
パドックで早速チェック。
右リアのコンビネーションランプにひびが入ってるね。 バンパーもぐにゃり。
マフラーとか真っ黒。
タイヤも泥だらけ。
はぁ。
痛い思いさせてごめんな。 って感じ。

塚Pはじめ皆さんに慰めの言葉をかけてもらう。

など、 いろいろおしゃべりしながらふと目線をそらすと・・・
もうもうと黒煙が?!!
場所は最終コーナーの手前。
なんとなく身に覚えのある場所付近。
急いで駆け寄る。
事故車両の姿はない。
スポンジバリアのみが燃えていて、 スタッフの方々が消火している。

ワタシ?
だよ、 ねぇ?
どう考えても。


・・・・・・どーしよー???


とりあえず、 マフラーを磨いたのであった。



4. 午後の部

K保ッチの例のコンパウンドとごーちゃん夫妻の助けを借りて、 マフラーはそこそこぴかぴかに。
ありがとうございました。>K保ッチ&ごーちゃんご夫妻

昼飯。
そして、 塚PのRazorでうろうろ。
それとな〜く火災現場を覗きに行く。
回収されたスポンジバリア。 うひゃあ。
しれっとした顔でパドックに戻る。
本人は完璧な演技とか思っていたのであるが、 怪しかったらしい。



午後の部、 参りますかぁ。
と、
“ぴよちゃん、 これあげるから頑張ってぇ”
ゆーべ「ゆきの」からもらって、 今朝、 塚Pに「物的証拠」として「押収」されたキャンディー。
いや、 そんなことはどうでもよろし。
よーこ君、 目を覚ますんだ!!
K保ッチによって暗黒面に引き込まれつつあるよーこちゃんの声援を背中に浴びて、 いざ出発。

K保ッチ、 Y川さん、 ワタシ、 塚P、 シビック、 ごーちゃん、 の順番かな。

前には牽引役の2台、 後ろには煽り役の塚P、 とまぁ、 タイムを縮める絶好のポジション、 だったのであるが、 前の2台にはあっという間に離されてしまう。
インフィールドを立ち上がって、 火災現場を通過する時なんて、 どっきどき。

後ろの塚Pの方が速いタイムを出したのを見て、 このままではお邪魔様であると判断、 前を譲ることにする。

あずきちゃんが待っててくれたりしたんだけど、 結局時間切れ。


タイム更新ならず。



5. ぴよちゃん

目標を達成したということで、 ごーちゃんは御満悦の様子。 うらやましい。

K保ッチと塚Pはもう一回走るとのこと。

今日はもうだめ、 ということで私はこれで店じまいとする。
K保ッチのドリフト走行を「聴きながら」、 スペアタイヤを積んだりする。



ぴよちゃんである。
まぁ、 ぶつけちゃったというのも痛いことは痛いし、 スポンジバリアを燃やしちゃったのも、 おじけづく1要因とならなくもないのだけど、 ぴよちゃんな最大の原因は、
同じ失敗をしてしまった
ことにある。

お尻からささって赤旗の時とまったく一緒。
数周前から滑る予兆があったこと、 カウンターを当てたままアクセルコントロールをミスってタコ踊り、 おんなじ失敗だよ。


このままでは、 これより先には行けないと思う。
谷和原、 豊洲、 筑波で授けてもらった技術を使いきったのが、 今日の午前の走りである。
もう1ランク上の技術がないと、 これより先には怖くて進めない。

ドリフトコントロールを身につけねば。
ジムカーナの練習会に行こうっと。

那須はしばらくお預け?

年会費払ったのに??





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