◆ 和 飲 会 ◆

1. 誘い 2. 石川町 3. 和飲会 4. 蒲田 5. 帰宅



1. 誘い

'99.08.19

19:30

沼津の小川氏からの電話連絡中も、 な〜んか視界に入ったり出たりする人影があった。
先輩のY武氏である。 新型レガシーGT-Bのオーナーであり、 スキーの達人(一級!!)であり、 のんべえという噂もある人である。
電話を切るや否や、

“今日さぁ、 飲みに行かない?”
(う、 シゴト、 どうしよ? ・・・まいっか) “あ、 いいっすねぇ、 行きますぅ”

たまにはね。 それに、 ぶわーっといきたい気分でもあったし。 楽しみじゃ。



2. 石川町

で、 どこで飲むんやろ?

“どこ行くんすか?”
“ん? 石川町”
“よよよこはまっすかー?”

べつに横浜ぐらいで驚くこともないのだろうが、 横浜→おっしゃれ〜→高級→未体験ゾーン、 という連想が瞬時に行われ、 いやぁ、 どないしよぉ、 って感じ。

バスで川崎、 京浜東北線は、 いっちゃん前の車両に乗る。 石川町まで。
駅からまっすぐてくてくてく。

とある一軒の“雑居”ビルの階段を上ることに。 なかなか洒落た建物。
「お好み焼き 卵」の看板。
お、 お好み焼きかな、 いいねぇいいねぇ。
でも、 Y武さんはここじゃないよと言いながら通り過ぎるのであった。 あらら。



3. 和飲会

Y武さんが開けた扉の向こう側には、 洒落たカウンター、 うちでは絶対に使わない(というか、 ない)ワイングラスがずらり。
あ、 やばいかも。 おねーちゃんともおばちゃんともつかん女性が横にはべっておしゃべりしだすようなところなん? それやったらいややでそういうダークでアダルティーなのは苦手なんよ。
でも、 黒と白の正装のおねーちゃんとかいるし。 ソムリエっちゅーやつか?

客層は、 と、 おっさんとおばさんか。
うらなり的マスターがそのおっさん、 おばさん連中を横に寄せて席を作ってくださる。 相席かいな。 まぁええけど。

ん、 なんじゃこのA4コピー用紙は。 あ、 くださるんですか、 どもども。
< 和飲会 資料 >        '99.09.09

POMMERY のすべて


◇ポメリー社
 シャンパーニュは・・・(以下、 略)


なんじゃこりゃ。 ワイン? シャンパン?
と、 マスターがグラスを3つ持って登場。

“これがBRUT ROYALで、 こっちがBRUT APANAGE、 で、 これがSUMMER TIME”

要するに、 利き酒会なのであった。

なかなか面白そう。 ワインを飲み比べる機会なんてそうそうないもんね。 しかも、 なに? シャンパンなの? 華やか〜、 ゼッタイ普段飲まんもんな。
どれどれ、 こっちがぶりゅっとろわいやるでぇ、
くぴ。
こっちがあぱなーじゅね。
くぴ。
・・・・・・違いが分からん!!
その後、 MILLESIME '91と同じくMILLESIMEの'88、 LOUISE POMMERY '88が登場。
この最後のLOUISEは、 ちょっと味が違うかなって感じは分かったのだが、 周りでそう言ってるからそうなのかな、 と思ったのかもしれん。
配布されたコピー紙にはそれぞれのシャンパンのちょっとした説明とか品種構成比率とかが載っている。 首っ引きで飲み比べてみるのであるが、 うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ、 味? どれもこれも、 ワインの味だねぇ。

だみだこりゃ。

“Y武さん、 人選を誤りましたねぇ”
“いやいや、 ワインが嫌いってわけじゃないんでしょ? だったらいいんじゃない”

そのY武さんは、 隣の席のおねえさん(?)と、 ボルドーがどうのこうのといった会話をしている。

のんべえにも、 格の違いって、 あるんやねぇ。


その後、 和飲会自体は終了、 お帰りになる方、 残って楽しまれる方、 どちらも満足げである。
我々とY武さんの隣の件の女性は残ってもうちょい楽しむことにする。 3人でワインを一本、 チーズの盛り合わせとピザを頼んで歓談。
ワインは赤であった。 シャトーリリアンラドゥなんたら。
おねーさんの希望である。 後味が好きなのだそうである。
でも、 なんか、 クスリみたい。 ←わかってないやつ

とか言ってるうちに、 11:30過ぎだよ。
帰らなきゃ。



4. 蒲田

けっこーべろんべろん。

“でも、 顔には出てないよ”

まずいじゃん。
飲むと真っ赤っかになる男である。 だから、 おねーちゃんと洒落たバーで、 なんてことは出来ないのだ。 それがフツーの顔色ってことは、 一線を通り越したってことだな。 確かに、 地球の自転をダイレクトに感じることができる。 やばいなぁ。

京浜東北線で、 保土ヶ谷のY武さんと戸塚にお住まい(とのこと)のシャトーリリアンラドゥなんたらのおねーさんは横浜で下車、 私は川崎で下車、 南武線に乗り換え、 の、 予定。

・・・ (_ _)..zzZ ・・・

はっ!!


・・・蒲田だよ。



5. 帰宅

磯子行きの最終電車はそこそこ混雑。 黒く光る多摩川を渡る。

川崎。
南武線のホームはがらがら。 最終電車は行っちゃったよ、 ってメッセージが電光掲示板に流れている。

カプセルホテルかなぁ。 でもなぁ、 明日、 シゴトにならんやろ。
帰るか。 ってことは、 タクシーだね。

“8,000円しか持ってないんすけど、 宮崎台まで行けますかねぇ”
“行けんでないの”←東北的いんとねーしょん

じゃ、 おねがい。

小杉、 中原、 中原街道、 千年で市民プラザ通りへ、 梶ヶ谷交差点(246)経由で宮崎台。

3割増しで5,110円。


'99.08.20朝

頭痛い・・・。

ワイン?
しばらくエンリョさせてもらいますぅ。





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