イタリア日記
〜 Roman Workingday 〜

2005/Jun/10

ローマ(15日目)


08:30、 シャワー完。
朝飯パスで両替、 っとフロントは長蛇の列。
P氏に遅れますSMS。



今日も能天気な天気。
Ray Banなんぞかけてタクシー。
「どっか行った?」
「あー行ったよ。」
「サンピエトロとか」
「しーしー」



自社オフィス、 客先と渡り歩く。

日伊のパフォーマンスの違いを詳細に確認するため、 ひたすらデータ収集。

一服。

マグリッドの描く青空と白い雲。
はー、 なにしに来たのかねぇ。
携帯には愛妻・愛息の画像。
あと一週間。



ランチ。
いつもの高台。
パスタと魚介系リゾット。
「魚料理にはチーズはかけないんだよ。」
そーなんだ。

ぼなぺてぃーと。
イノキ氏が、
「夕べさぁ」
来た、 邦画か?アニメか?なんや?
「日本の魚市場のドキュメンタリーやっててさぁ」
「見た見た」
とS嬢。
見てないよ、 そんなの。
「RAI UNE」
イタ語じゃん。 見ないって。

「トーキョーの魚市場、 すんげー広いのな。 ひとつの街みたいだったよ」
「トゥナの消費量が世界一なんだってね」
「イタリアからも輸出してるんだよ」
「イタリア人は缶詰ぐらいしか食わないよ、 トゥナ」
などなど意見が飛び交う。
「多分、 うちらイタリア人は、 トゥナの料理の仕方を知らないんだよ」
「うちらだって料理なんかしないよ」
一堂、 おー、 そーかー、 スシとかかー。

まぁ、 いろいろ料理法はあるんだろうけど、 まいっかな。

つか、 日本ネタを毎日振ってくれるとは、 イノキ氏、 やさすぃ?


いつものカフェには行かず、 オフィス近くの店へ。
今日はPZ氏がフィンランドに帰る日。
帰る者が世話になったということでみんなに振舞う慣わしなのか、 お菓子。
「いただきますぅ」
チョコクリームの入ったシュークリーム?
甘い・・。
エスプレッソでさっぱり。



午後もデータを眺めたり。
こっちでは、 ランチは13:00から。 14:00ちょい過ぎぐらいから仕事再開なので、 午後は案外早く過ぎてしまうのであった。

世話人のP氏が寄って来る。
「来週いっぱい、 ミラノに行くから」

出たよ。
私もS嬢も来週でローマを去るっつーの。
いー加減なもんだよ。



いつもの守衛の兄ちゃんにタクシーを呼んでもらう。
「ぴざとれったのーべ」
「ぴざとれったのーべ?」

一服して待つ。
暮れてくると寒いなぁ。
もう秋かぁ。
・・・いや初夏だって。

タクシー到着。
ん、 ぶれしあなんたらだなぁ。
と窓が開いて、
「ぴざとれったのーべ!」
どうやら、 ぴざとれったのーべが渋滞かなんかで来れなくなったので、 代わりに来た、 と言っているらしい。ちょっち不安ではあるが、 乗り込む。
「しぇらとんろーま、 ぷれご」
「しぇらとんろーま」

と、 いつもの道からそれるではないか。
方向としては合ってるのだが、 初めて通る道。
ちょっち不安。 どきどき。
と思ったら、 E.U.R.の見たことある風景。 あーここにつながるんだー。
その後無事にしぇらとんろーま。
ふぅ。



ご飯。
「ぱすたえふぁっじょーり」
パスタとスープと英語では書いてある。
スープパスタと勝手に判断。 どんなもんが来るかなぁ。

わりと早く到着。
?骨壷?
そのぐらいの大きさのポットの中には、 スープじゃんよ。 スプーンですくってみると、 豆? パスタは? この細切れのかけらみたいなもんがパスタってこと?
・・・まいっか。 パンもあるし。




明日は土産物を調達。
明後日は、 ホテルで仕事、 かな。


ぼなのって。





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