レコーディングキングの歴史

弦楽器製作の第1次黄金期に当たる1928〜1937年に作られた「レコーディングキング」ブランドのバンジョーは、手頃な中価格帯モデルから金メッキや彫金、彫刻を施したハイエンドモデルまでの充実したラインナップで、モンゴメリー・ワーズ(Montgomery Wards Department Store)から通信販売されました。その多くがギブソン社によって製作され、純正ギブソン・バンジョーと同じパーツが使われていたことから、当時製作されたオリジナル・バンジョーは、今日、多くのプレーヤーから高い人気を得ています。

2005年、戦前のオリジナルデザインそのままに、幻のブランド「レコーディングキング」が復活し、販売が開始されました。新レコーディングキング・バンジョーは、他の追従を許さないクォリティーとパフォーマンスに加え、コストパフォーマンスの高さも大きな魅力であり、一部のモデルでは、他メーカーの同等モデルと比べて半額またはそれ以下という低価格を実現しました。

2007年、“レコーディングキング・カスタムショップ”がアメリカと日本でオープンし、ブランド「レコーディングキング」の歴史に新たな1ページが加わりました。