| Vol.7 ビールで乾杯! そしてチベタンファミリー宅でホームステイ体験 宿代よりも食事代よりも高いビールを毎日おいしくいただいた。うまかったなあ。 そしてバター茶、初体験! |
2002/1/5 6:00起床7:00朝食。小僧が現れないので自分たちで朝食を注文。8:00に出発。下り中心のトレッキングなので楽ちん。だんだんと山が遠くなってしまうのが寂しい。のんびりした段々畑の風景がきれい。小僧から預かったフィルムは36枚撮なのでなかなか終わらない。風景のいいポイントに来ると小僧が「Q、"My camera" で写真を撮ってくれ」というので、いちいち「"Your film"で撮ってやる」といいなおすが全然お構いなしだ。だいたいQと呼び捨てにされるのも腹がたってきた。Q-SANとかって教えればよかった。どうでもいい写真を何枚も撮ってなんとかフィルム終了。はぁ〜。奴の思い出のアルバム作りにナンで私がお金払って協力しなくちゃならんのだ? 11:15 チェックポスト到着 早めのランチをとる。もう小僧はすっかりガイドとしての仕事を放棄していて(マイナス10点)、カマルが料理の注文やらなにやらをしてくれた。カマル、気が利く(プラス10点)。気がつくと、小僧がカマルに自分の日記を読ませていた。あきらめてなかったか、あの小僧・・・・。 ![]() 12:40 出発 30分ほどでトレッキング出発地点のナヤプルに到着。ミカンを買って、行きと同じくローカルバスに乗る。タクシーだったら半分の時間で着くのだろうなあ・・・。途中、バスが止まって沢山の人が降りていくのでどうしたのだろうと思ったら、おもむろにあちこちで立ち小便を始めていた。あ、トイレ休憩だったのね・・・。 15:00 ポカラ到着 フレンチゲストハウスに到着。3人でビールを求めて町に繰り出し乾杯。う〜ん、ポカラって都会。ビールおいしい!夕食は公認ガイドの二人も呼んで美味いモンを食べることにした。また小僧から呼び出されて「ポーター代を余計に出して、帰りのバス代がないからバス代を出せ」とう。すぐ後ろにフレンチゲストハウスのあんちゃんがいるのがまた怪しい。「そんな話は聞いてない」ときっぱり断って、ノーリングホテルのおやじに確認すると言うと、自分では判断できないらしく後ろのあんちゃんに目で助けを求めてた。無視して「今日の夕食は私たちがご馳走するからポーターの2人を誘う」というと、「夕食代を出してくれるならバス代はいい。」とあっさりと引き下がった。どこまでが本当で、誰が悪いのかよく分からないが、あまりいい気持ちはしない。こういう国で出発前にちゃんと確認してなかった私たちも悪いなあと思う。 18:30 夕食 ステーキハウスのようなところで、美味いチキン料理を食べる。ネパールのチキンはとにかくおいしい。その辺を走りまわっているからだろうか。犬くんは日本で最近食べてないからとビーフを頼んでいた。サンジャヤは何を頼んでいいか決められないらしく、カマルが注文すると「同じ物がいい」と言っていた。ちょっとかわいい。二人のおかげでトレッキングは楽しく過ごせたので、相応のお礼をする。このままスレたりしないで大きくなって欲しいものだ。 【本日のOL度チェック】 ![]() 2002/1/6 5:30起床 カトマンズへのバスは早いのだ。6:15頃下に下りていくと、カマルもサンジャヤも起きていた。カマルは道まで見送ってくれる。6:30にバスが通るのでそれに乗る予定だが、なかなかバスが来ない。小僧はホテルに戻ってどうすればいいか聞きに行ってしまった。カマルはバスが来る方向に様子を見に行ってくれる。小僧一人では、どのバスに乗っていいかも分からないらしい。それではお金を払って連れてきた意味がない!と改めて怒!というか最後まで・・・と笑ってしまった(でもマイナス10点)。 14:00 途中、2回の休憩を経てカトマンズに到着。そのままノーリングホテルには寄らずにカトマンズゲストハウスの方へ行く。小僧とはそこで別れる。ノーリングに乗りこんでいってノーリングのおやじと対決してもよかったが、もう面倒になってやめる。本日到着する丹羽氏とはこのホテルの敷地内にあるMTBツアーのオフィスの前で待ち合わせ予定。時間まだあるので、またしてもビールで乾杯して土産物などを物色した後戻ると丹羽氏に無事会えた。今晩から私は丹羽氏が通っているチベット難民の家族のところでホームステイ予定。明日帰る犬くんとアさんも今晩は一緒に泊まる予定。ドキドキワクワク。 ![]() 18:30 チベタンファミリーの家に到着。きれいなビルの3Fだ。昨年、この家族から丹羽氏の元に「日本で売ってくれ」とダンボール3つ分のパシュミナショールが送られてきて大変な騒ぎになった。どうしようってことで、友人のOLたちに聞いてい見るとすごい勢いで売れてしまってまたまた大騒ぎ。そんな経緯もあって丹羽氏が来ようと来まいと次回ネパールを訪れたときはお邪魔します!って話をしていたのだった。 本やテレビでしかみたことのないバター茶やらツァンパ(麦こがしのようなもの)を頂く。バター茶はお茶だと思って飲むと違和感があるがスープだと思うと体が温まっておいしい。しかし丹羽氏が「わんこバター茶」といっていたように、ちょっと飲むと「シェシェ」といって勧めて注ぎ足すので、これで結構お腹いっぱいになる。ツァンパもちょっとの量でお腹にたまるので、だんだんと苦しくなってきた。丹羽氏が断ってもいいよと言ってくれるが、断り方がよく分からないので、日本人3人、笑顔でまた飲む。く、くるしい。夕食はツァッパという日本の煮込みうどんのようなもの。これまたお代りどうぞ・・・といってくれるので、断りきれずについつい茶碗を差し出すとまたてんこ盛で出してくれたので、喜びつつもちょっと涙目に。この調子で更に1週間ここでお世話になったQたろう、すっかり胃が大きくなってしまったのであった。 【本日のOL度チェック】 |