| Vol.6 カメラ犬はいつの間にか先生になっていた・・・ カメラを持った犬君の周りにはナゼかたくさんの人が。 「先生!どちらに行かれるのですか?お荷物お持ちします!」・・・助手になったア&Q |
2002/1/4 7:00起床フィッシュテイルとアンアプルナサウスに朝陽があたっていてとてもきれい。しばらくぼぉ〜っと眺めていた。昨日2Fの通路に干した洗濯物を取り込んでいたところ、隣の外人さんが干していたいかにも"おばちゃんパンツ"が下に落ちてしまった。慌てて、1Fに取りに降りると、間の悪いリッシー小僧が親切にもそのパンツを拾ってくれた。んが、パンツだと知ってまた下に置く。あ゛〜、小僧に向かってわざわざ自分のパンツではないと言い訳するのもナンであるが自分のパンツだと思われるのもナンである。朝からいきなり冴えないQたろう。間の悪いリッシー(マイナス5点)。 9:10 チベタンブレッド、ジンジャーミルクティーの朝食の後、ガンドルンへ向けて出発。この道はポカラで買った地図に「Group Trekking Suggessted」とわざわざ書いてある。危ないのだろうか???犬くんの持っているガイドブックによるとここで何年か前に強盗殺人事件があったらしい。途中に大きな村もないので人通りが少ないのかもしれない。実際に歩いてみるとトレッキングルートはRainy Forestといった感じで森が深くて歩いていてとても気持ちよい。が、確かに人通りは少ない。6人でいるからそうでもないが1人だったらちょっと恐いかも。事前に仕入れた情報のせいで、途中ですれ違った芝刈りに来ている人達の大きな鎌にちょっと緊張する。 ![]() 途中の小さなお茶屋さんで休憩(もちろんお茶はなし)。小さな小猿がうろうろしていてかわいい。眺めていると何故か膝の上に乗ってきた。気に入られてしまったようだ。なんでだ???確かに日本でも長い尻尾があるといわれているけど、私。膝の上でじっと人の顔を見るのでヒトとして、負けてはならんとこちらもじっと小猿の目をにらみかえす。そしたらひっかかれた。猿の目を見てはいけないって本当だった。 11:50 ガンドルック(GHANDRUK)到着 カマルが選んだのはHotel Trekks Inn。すんごいきれいな宿である。1泊バストイレ付の部屋でトリプルが300ルピー。こんないいお部屋に泊まっていいのかしら!と浮かれていたが、小僧も同様にシングルのバストイレ付の部屋に泊まっていた。公認ガイドの二人はポーター用の二段ベッドの部屋。お金ないといいながら小僧、働いてないわりにはずいぶん贅沢しているような・・・。ビールで乾杯してお昼食べて、順番にシャワー。ぬるかったけれど久しぶりにさっぱりして幸せ。 ![]() 15:30 お散歩 公認ガイドのカマルがビジターセンターでMovieがあるから一緒に見に行こうというので一緒に出かける。ガンドルックの町はこの辺で一番大きな町で、とてもきれい。ビジタセンターもとてもきれいに整備されている。カーテンが引かれて出てきたテレビで見たMovieはトレッカー教育ビデオみたいなもの。二人が嬉しそうに見ているので、こちらもちゃんと見ることにする。 帰りがてら、ちょっと遠回りしてチベット寺とグルカ兵博物館に立ち寄る。別にたいしたことのない博物館だが、公認ガイドの二人が一生懸命道具の使い方を説明してくれるので、微笑んでしまう。小僧が後から自分も説明しようとするがあまり説明になってなかった。残念。 一度宿に戻ってから、3人でアップルパイを求めて散歩に出かける。この街からは日本に電話が通じるというので、試しにアさんがテレフォンセンターに行って家に電話してみるとちゃんとつながった。1分250ルピーだそうだ。アップルパイは見つからなかったが、この街の人たちはとにかく人なつっこい。写真を撮っているとまず子供達が集まってきた。犬くんが持っていたポラロイドカメラで写真を撮ってあげると大人たちも集まって大変な騒ぎに。いつの間にやら犬くん、人の家に入っていって家族写真などを撮っている。このままだと街中の人が集まってきてしまう(←大袈裟)かもしれないので、もうフィルムがないといって退散する。もと来た道は戻るとまた大変なので、ぐるっと山の方を回って宿に戻った。宿に戻る途中でも、英語を習いたての姉妹が一生懸命に話しかけてきて、自分の家に遊びに来いという。おもしろそうだったけれど、夕食の時間が迫っていたので残念ながら断った。 ![]() 18:00 夕食 本日は贅沢にチキンロースト、モモ、フライドライスというメニュー。2人の公認ガイドともっといろいろ話をしたいと思っていたところ、小僧がいきなり自分の書いた日記を皆に聞かせてあげようと言って、サンジャヤに自分の部屋から日記を持ってこさせる。自分で行けよ!と私ら日本語で怒る。ネパール語で書いた日記を見せながら、「これを英訳して聞かせてあげる、今日アツコが転んだことも書いてある」という。アさん、怒!「リッシーだって転んだじゃない」と言うと「アツコは2回転んだ」と笑いながら言う。アさん怒怒怒!今にも読み始めようとするので犬くんはっきりと「ノーサンキュー」と言って断るもが、まだあきらめない。今度はQたろう、ノートをばーっと開いて「どこからが今日か?」と聞いてとりあえず最後のページからスタートさせ「ああそう、でも日記というものは日本では人に見せるものではないから。」といって終りにする。 公認ガイド2人とと楽しくお話していたら、またまた小僧が現れて、今度はホテルで使う長いセンテンスの英文を書いてきて、これを日本語に訳せという。こんな長い文章、日本語に訳しても絶対に言えないよと思うがしつこく頼むので、テキトーに和訳する。とりあえず1項目目をQたろう担当。2項目目の長文(カトマンズ発の観光案内のような文章)はアさん。英文も間違っている!とアさん更に怒怒怒怒怒。(マイナス20点) 【本日のOL度チェック】 |