中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2006年12月)

作成日: 2007-12-11
最終更新日:

業態転換

腸管ウイルスという病気を患って、医者に出かけた。 処方箋を渡され、以前の行きつけの調剤薬局に行った。 ところが、以前来たときと面構えが違う。 店の人に「処方箋は受け付けていますか」と尋ねると、 「いえ、やっていません」とだけ言われた。 昔調剤をやっていたことすら、口に出したくない、 あるいは新しい店員で昔の事実を知らないようだった。 どうやら、この薬局は既に調剤をやめてしまって、 化粧品専門の店になっていたのだ。 わたしはがっかりして、他の薬局へ行かざるを得なかった。

なぜ化粧品専門になってしまったのか。 化粧品専門の店を薬局と呼ぶのかは別として、 理由があるのだろう。 薬を置くだけでも在庫管理や薬剤師の手配などで大変だろう。

以前私が調剤薬局としてたびたび薬を処方してもらっていたのは、 かれこれ3年前である。やはり、需要がなかったのだろうか。 近くに処方箋を出すような病院や医院がなかったことも、 調剤を止めてしまった原因だろう。

さて、この店は、化粧品に特化して、うまくやっていけるのだろうか。 以前この店が化粧品と調剤を両立させていたときも、 化粧品のうちある大手メーカーの取扱いを中止したことがあった。 つまり、その当時から選択と集中は進めていたわけだ。 今、化粧品のみに特化したこの薬局は、どうなっていくだろうか。 常法通りではあるが、少し心配である。


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MARUYAMA Satosi