中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2006年1月)

作成日: 2006-01-07
最終更新日:

せこい売り方

つれあいの実家は広島にある。年始に広島にあいさつに行き、自宅に戻るときは広島の名物を買っていく。 今までは自分たちだけのたのしみのためにミニヨンのシュークリームを買っていったが、 現在は広島駅構内では買えず、新幹線口から歩いて数分の本店か、 中央改札から出て数分の福屋にある支店かのいずれかになる。今年は時間がなかったので、 その代わりに勤務先へのおみやげとして、もみじまんじゅうを買うことにした。

新幹線口のおみやげ街に行き、初めに目についた区画へ行って、もみじまんじゅうを買いたい旨店員に聞いた。 「この32個入りください」。返ってきたことばは「いろいろまぜますか」私は「お願いします」 と答えた。ここで、なぜまぜるか、ピンと来なければいけなかった。値段は2310円という。 おかしい。陳列棚には2100円と書いてあったではないか。 聞いてみると「混ぜたので高くなりました。すみません」気の弱い私は、はい、いいですと返事をした。 しかし、後味が悪かった。

この店はTというところだ。ふつう、もみじまんじゅうの販売元と言えば、Nが思い浮かぶ。 つれあいから指摘されたのだが、私はどこでもいい、と押し切ってしまった。 弱いところを応援するのが私の使命だからだ。しかし、Tは、今回のような売り方をしてはいけない。 これでは、信用を落とす。せっかく区画のよいところに店を開いているのだから、 信用を高めるような売り方をしなければいけない。それからついでに言えば、 Tのホームページはなかった。ないよりあったほうがいい。

ちなみに、NとかTとかがわからない場合、あるいは、もみじまんじゅうのことをもっと知りたい場合は、 次のページをどうぞ。(2006-01-05)

もみまん通(もみまんつう)もみじ饅頭のページ


匠の息吹を伝える

ケーブルテレビで、匠の息吹を伝える、と題された番組を見た。 この日は、幸和ピンセットという会社の紹介であった。 最近テレビでこのような番組を見ていないので、新鮮な気分になった。

この番組の中で社長は、職人でなければできない仕事を機械化し、 自動化したことを強調していた。 その一方で、職人の目が必要であることも訴えていた。 いったいどちらなんだ、といいたくなるところをこらえて考えてみた。 今まで職人ができていたことは、機械でもできる。 しかし、職人の手ではできなかったことをできるようにするには、 やはり職人が行なうしかない、ということなのだろうか。 それとも、作るだけなら機械でもできるが、 検査するのは職人でなければできない、ということなのだろうか。 考えることが多かった。(2006-01-09)

株式会社幸和ピンセット
サイエンスチャネル (「匠の息吹を伝える」供給元)

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MARUYAMA Satosi