中小企業診断士(休止中)勉強日誌(2002年5月)

作成日: 2002-05-02
最終更新日:

リサイクル

つれあいが怒っている。リサイクルに関して私が理解していないことへの怒りである。 ことの発端はこうである。今日二人で菓子を食べたとき、 私がその菓子袋にリサイクルを表す印を見つけた(右図)。私はこれを見て、 「だいたいプラスチックだかビニールの袋ってリサイクルできるのか。 できないものをむりにつけるわけないから、きっとこれはリサイクルされたものを原料にしてできているのではないか。」 と言った。これを聞いてつれあいが怒ったのだ。 「そんなことではない。今はプラスチックやビニールはリサイクルできないけれど、 将来できるようにということで材質を明らかにしているんでしょ。 それに、地域によってはゴミの種類を細かく分けているところもあるからこういうマークも役に立つでしょう。 まったくあんたは何にもわかっていないんだから。ちょっとは容器包装リサイクル法でも調べなさい。」

かくして上記のマークを管理している団体である、プラ推進協の URI を調べた(http://www.pprc.gr.jp/)。 詳しいことはさらに調べないと。

クレーム

今日は私が住んでいるコンクリート長屋で網戸の説明会があるというので出かけた。 入居した長屋に据え付けられている網戸はふつうの網戸ではなくロール式というもので、 網戸が必要なときだけロールからとり出してくる方式の網戸である。 これが構造上欠陥があるため(事実私達が住んでいる部屋の網戸も修理してもらった)、 業者が新式に交換するというのである。

まず、サンプルが説明会場に置かれていたので、触ってみた。 新式のロール網戸は現行のロール網戸に比べて構造上の欠陥は少ないと私達家族には思えた。 次に、網戸の業者が来て説明会を行った。現行の網戸にクレームが多かった点を詫びて、 新式に無償で交換する旨のベた。また、新式のロール網戸への交換の代わりに、 従来型の戸板式(ロールではない型)への交換にも応じるとのことであった。

一通りの業者からの説明のあとで、ある住民からの質問があった。「あんたがた業者は 今まで不完全なものを売り付けてきて、今度また新しいものを入れるという。 今度のものは100%故障しないという保証があるのか。」 かなり端折った引用だったが、大筋は先の通りである。私はこれを聞いて、 「消費者というものはずいぶんわがままなものだ」と業者に同情する反面、 「このようなわがままな消費者もいてまた生産者も成長するのかもしれない」 という、一介の市民に加担する気持ちも抱いたのだった。 わたしはどちらにも全面的に賛成することはできないのだが、 敢えていえば、 網戸というただでさえ面倒な仕組みをもったものを当たり前のように使っている日本の人たちはよくやっている、 と思ったのだった。これについてはつれあいが別の機会に独自の視点で書いてくれるだろう。

きのう会社に見知らぬ方からパンフレットと書籍が届いた。 どうやら、前に参加した研究会で名刺を交換した方の紹介によるものらしい。 改めて、人脈の大事さに驚いた。

最近、近所の会社からと、中小企業診断協会とから、更新研修についての案内が届いた。 そろそろ、というよりあっという間の更新研修なのだなあと驚いた。

今日 2002 年中小企業白書を買った。内容はまだ読んでいないが、今日(土曜日)みた テレビ東京で放映された志垣太郎の出ていた番組に紹介された企業が出ていたことを確認した。 私が以前憤慨した、Microsoft Excel がないと統計データが読めないという問題点は、 依然として解消されていないようだ。ある方には「建設的でない」と批判されたのたが、 私は相変わらず憤慨している。

研究会

4 月の新入会員歓迎会で、研究会やら懇話会やらどうしようかとブースを2つだけ回った。 ぎりぎりまで考えて、やらないよりやったほうがいいだろうと決断し、 きのうある研究会を見学した。 連絡も前日の夜であり、また当日もやむを得ない事情とはいえ大幅に遅れてしまったので恐縮してしまったが なかなかいろいろな意見が活発に出た場所でおもしろかった。

会の途中で、「このあとの飲み会に出かける人」というので手を挙げてみたが、 既にお目当ての店が一杯になっているようでだめであった。 それでも、最寄りの駅で解散しようとするときに「ではどこか探して行きますか」といって、 結局私を含めて8人がとある中華料理屋でいろいろと話し合ったのだった。 中身は省略する。

つれあいが怒っている。 例の「やる気のない米屋」 に今度は別の玄米を注文したのだが、 その玄米の値段をつれあいが店の人に聞くと、「ちょっとお待ち下さい」と言われて、 待っている間ビートルズのちゃんちゃらいうのを聞かされたのだそうだ。 米屋なのだから、値段はすぐに答えられてもよさそうなものだ、というのがつれあいの意見で、 私もそう思う。

封書

最近続々と診断協会関連の封書が来る。最初は城南支会で、次に東京支部、最後に診断協会からだった。 内容はどれもそれぞれの団体の総会と懇親会の案内である。すべて欠席で出した。 これらをまとめて出せばそれなりに経費の節減になっていいのにと思うが、 それぞれ所属団体が違うからなかなか一緒になることは難しいのだろう。

さて、診断協会の議案書と東京支部の議案書を眺めていて、あれ?と思ったことがある。 実務補習の人数について、診断協会の資料では申込者数 561 名に対して修了者数 559 名となっている。 一方、東京支部では、申込者数 344 名に対して修了者数 341 名となっている。 全体では2人しか落ちていないのに、なぜ東京で3人落とされたのか。

先月の城東支会の新入会員歓迎会では、 私はかなりふざけた挨拶をして周囲の不興をかったのではないかと思っている。こんな感じである。 「私が診断士を目指したのはひねくれていまして、 経営コンサルタントというのはどこかうさんくさそうな感じがしたので、 どこがどのようにうさんくさいのかを調べてみるために志したのでした。合格した今となっても、 うさんくささの半分もまだ身に付けていないようです。」 他の方々は当然ながらもっとまじめで「融資の相談をしていて話がまとまって契約をしようとしたその瞬間、 その会社が不渡りを出した、というような修羅場を何度もくぐってきて、中小企業の役に立ちたいと強く希望した」 という挨拶を聞くと、我が身のふがいなさをつくづく感じる。

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MARUYAMA Satosi