ワーク・ライフ・バランス:企業診断ニュースを読む(2009年 6 月) |
作成日: 2009-12-26 最終更新日: |
ワーク・ライフ・バランスについて、いつかどこかで意見を表明した気がする。 そう思って自分のホームページを検索したら、 RMC 東京ニュースのワークライフバランスに書いてあるではないか。 すっかり忘れてしまった。重複することがあるかもしれないが恐れずに感想を示す。
親が働いていると、子供を保育所に預けなければならない。ところが大都会では認可保育所の空きがなく、 待機児童が多くいるという。 それを聞いて、昔は妙に思った。というのは、少子化の影響はどうなっているのか、ということだ。 少し前には、少子化の影響で幼稚園が少なくなっている、といっていたのではないか。
その妙な思いは少し晴れた。幼稚園は文部科学省の管轄であり、教育が主体である。 一方、保育所は厚生労働省の管轄であり、保育が主体である。 だから親が働きに出ているときには、幼稚園の出番ではなく、保育所の出番である。
保育所には、土地と教室と保育士が必要だ。都心で余っている土地や教室は少ないが、 小学校の跡地などは使えそうな気がする。 保育士も、なる人が多いのではないか。
子育ては家族が行なうものだ、という人は多い。しかし、子供を育てるプロというのも必要なはずだ。 そう思えば、金を出してもむしろプロに預けるというのが正しいかもしれず、 それならば働きに出て金を稼ごう、ということになるだろう。
今述べたことは世の中の発想とは逆だが、子育ては職業となってよいだろう、ということだ。 今までの考えは、バートランド・ラッセルのエッセイ集「怠惰への讃歌」に収められている 「建築と社会問題」および「教育と訓練」に触発されたものだ。
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