企業診断ニュースを読む(2004年7月)

作成日: 2004-07-09
最終更新日:

私のナビゲーション経営

著者らは、多品種少量生産に対応できるナビゲーションツールとして、 「モデル製品と生産数」を定め、計画と実績の判断基準とすることを提唱し、実践している。 そして、具体的な利用法法として、売上計画および実績、損益計画および実績、資金繰り表、 モデル製品と週生産数の様式を挙げている。

この論の立て方には見覚えがあった。 以前、RMC東京ニュースを読む(2004年1月)で取り上げた項 『生産現場から考えた「理論についての考察」』の著者が、 本稿の著者の一人だった。

この著者が強いのは「ナビゲーションツールは自分で考えたものが一番である(中略)、 ひとつの方法がある企業では大変役立っても他の企業では全く役立たないことも十分にある。」 と述べている点である。よそで成功しているからうちでも、と考えやすい人(私もそうだ)には、 頭の痛いセリフであろう。(2004-07-08)

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MARUYAMA Satosi