企業診断を読む(2008年9月号) |
作成日:2008-10-19 最終更新日: |
パソコン盗難が取り上げられている記事がある。 ここでは、エラーによるリスクを最小限にせよ、というリスク管理で、 パソコンの中にディスク暗号化ソフトが入っていた、という観点が述べられている。
盗難にあったことは免罪にはならないが、致命傷にはならないはずである。 この暗号化ソフトに問題があったからだ、ということになるはずだ。 ただ、わたしの印象では暗号化ソフトもなかなか大変なのだ。 たとえば、パスワードが付箋紙に張ってある例があったとする。 これでは、暗号化の意味がない。 また、ディスクを暗号化する際にエラーが起きて、 ディスクの内容が失われることも稀にある。 バックアップの仕組みもきちんとしなければならない。
理想をいえば、勤務先のパソコンを持ち出さなくてもいいように、 仕事がセーブできることであるが、このご時世では夢物語なのだろう。 そして経営者は、パソコンを家に持ち帰るなと命令しておいて、 仕事をどんどん増やすのだ。 (2008-10-19)
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