企業診断を読む(2005年8月号)

作成日:2005-05-29
最終更新日:

【特集】中小企業診断士のブログ活用術

企業診断で、ブログが特集になり、自分のブログの掲載依頼があったなかった、という話題が出ていた。 ということでこの特集をじっくり見たので、あとは書きたいことの一部を書く。

ブログで広がる診断士の世界

ブログ初心者やブログ読者、ブログ作成計画者向けに、ブログの特徴、診断士関連ブログの種類、活用例、 ブログを読むコツ、ブログの始め方が説明されている。

「診断士関連のブログは(中略)筆者が確認しただけで130人にのぼっている」となっている。 その中に、私は入っていない。また、私が知っている人で「何で俺のが入っていないのか」といっている診断士もいる。 また、何も言わないが入っていない人も複数いる。ということは、130人+α(αは私の知っている限り5人)である。

ブログの特徴がいくつか上げられている。この特徴を見る限り、通常の掲示板が持っている機能とブログ固有の機能がある。 ブログ固有の機能といえば、分類整理と双方向性(特にトラックバック)であろう。 なお、本稿では分類整理が自動的にできるとあるが、カテゴリーは自分で選択する必要がある。 その結果、カテゴリのみのページが自動的にできる、という意味である。 私が思うに、掲示板との違いは、主題(テーマ)提出者である。掲示板では、読者だれもがテーマを掲示できる。 しかし、ブログではテーマ掲示者は主宰者のみである。もちろん、掲示板でもテーマ掲示を主宰者に限ることができるが、 私はそのような運用を見たことがない。そのため、掲示板よりブログは「荒らし」は起こりにくいと考えられてきた。 しかし、最近はそうでもない。ブログが流行れば、それだけ注目され、荒らしも起こる。特に問題なのは、 トラックバックを利用した荒らしである。対策は、荒らしがあったところのIPアドレスを記録し、 以降のアクセスを禁止するという対症療法しかない。ただし、比較的よく運用されているサイトでは、 荒らしは起こりにくい。 すなわち、コメントやトラックバックが盛んで適切なものばかりであり、 まれに生じる荒らしに対して即時削除の処置を絶えずとっているブログは比較的安泰といえる。 しかしこれは確率的な話であり、因果関係があるわけではない。 なお、以上の話は、ある程度「割れ窓理論」を援用している。

トラックバックの活用方法はさまざまである。私は、あまりトラックバックを使っていない。 トラックバックを使い、張りに行く(という表現でいいのか)のは1月に1回ほどである。 他人のブログに割り込んで行くのは気が引ける。

トラックバックされることはどうかというと、嫌ではない。知人からのトラックバックはありがたい。 名も知らぬ方や組織からだと、くすぐったい気分がする。(2005-07-24)

アクセス数を増やすポイントが、いくつか書かれている。

私はあまりブログのアクセス数を増やすことを考えていない。だいたい、ブログのアクセス数は知らないし、 知る工夫もしていない。 また、ここで書かれたアクセス数を増やす工夫を、私はしていない。 まず、写真や絵は入れていない。これは、比較的初期からインターネットを使っていた私のケチ根性だからで、 「写真や絵はトラフィックを増やすので、極力使わないように」という呪縛から逃れられていないからである。 もう一つ、文字の拡大や色づけも私はしていない。 デザインが「目をひきつける」と考えるか、 「無節操だ」と考えるか、立場の違いである。 文字拡大や色づけを本文中で行なっている例は、私のWebページでは五指にも満たない。 その珍しい例は昔の日記にある。 なお、私が仮に行なうなら、行を分ける方式、すなわち、

ASCII の 256 倍本形式

にする。一行に大小の文字が混在すると、文字の上の凸部が邪魔になり、読みにくいからだ。

バックアップの必要性については、考えたことがなかった。 どうせBlog提供会社が行なっているだろうと考えていた。しかし、無料での提供であれば、 その内容のバックアップまでBlog提供会社が責任を負うとは限らない。 バックアップを考えないといけない。 ちなみに、私が使っているseesaaの場合は、設定→MTインポート→エクスポートボタンを選べばよいことがわかった。


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MARUYAMA Satosi