企業診断を読む(2002年8月号)

作成日:2002-07-21
最終更新日:

売れる携帯電話端末を考える

「どのような携帯電話を買いたいか」を調べるためのアンケート作成方法と、 そのアンケートを解析する方法について述べている。要因が8つ挙げられていて、 そのうち3水準ある要因が6つ、2水準ある要因が2つである。 このとき直交表として変形 L18直交表を使うとしている。 このとき、なぜ直交表を使うかについては説明がある。 すなわち、 直交表は最小の実験回数で最大の情報を得ることができるように設計されているからである。 しかし、どのような場面でどのような直交表を使うかの目安は述べられていない。

どうやら、L18 直交表が一番使いやすいようだ。この場合、 2水準ある要因は1つ、3水準ある要因が7つのようだ。 ここで変形と称しているのは、第七列の水準を3つから2つに減らしているから であろう。これが許されることなのかはわからない。

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