「私は性病のブラックジャック？」と思うほど、自称性病の新患が多かった。
ブラックジャックは天才外科医だろうに、性病をブラックジャックが治すのか?
今日は新横浜で19時30分から、前立腺全摘のビデオ勉強会があった。
スタッフが帰ったのが19時15分、カルテ整理（診療方針のメモ書き・皮膚のスケッチへのコメント挿入など）が終わったのが19時45分（いつもは18時30分の受付終了と共に片付けをして18時45分には施錠）で、かなり遅れて参加。
司会者も演者も某大学の教授。手術数が多く、彼らこそブラックジャックだ。
討論になって質問する人たちも、己のやり方に自信があり、彼らもブラックジャックだ。
「勉強会でふんふんと聞いているが、皆、心の中では自分の方が名医だと思っている。」と、ある開業医が言っていたが、専門医が集まる勉強会は、そういうものかも知れない。
自分のやり方でいいんだ、と思うか、うちの病院にブラックジャックを呼んで手術を見せてもらおうと思うか、そのために勉強会はあるのだろう。
