横浜労災病院でダヴィンチ手術を見学させてもらいました。
1.滅菌されたビニールでラップされたダヴィンチ本体。 砕石位の体位を取り、頭低位30度を取って問題ないか、チェック。
その後、水平位に戻し、お腹にトラカールを6本立てる手術開始。 4本はダヴィンチ用。2本は助手用。
2.頭低位30度にしてから、ダヴィンチ本体が患者に近づきます。 ダヴィンチの腕とトラカールの接続は大変なのかと想像していましたが、 腕のボタンを押すとロックが外れるようで、手動で簡単に接続終了。
ダヴィンチの腕はリモコンで動かすもの、という先入観があったので、 大型バスの車庫入れみたいに、車掌さんが「オーライ、オーライ」ってやるのかと思ってました。
3.術者が鋏を上に動かすと、ロボットアームは下に動きます。 トラカールを支点として、鋏とアームは逆に動くからです。
4.横浜労災のダヴィンチは最新バージョン。 コンソール(運転席)がふたつあります。
副機長の席に座らせてもらって3D画像を見ながら、感激していました。
2014年2月14日の院長ブログ原稿