南北の「小食開運」 具体的方法 @ 腹七分 A 副食は、「一汁一菜」 B 食べる量を一定させること C 食べる時間を決めること D 酒、肉食も良いが、控えめにすること。摂りすぎると、必ず病気、短命になる。 E 青菜の類はいくら食べても良い F 非常時には、大食も可 (戦いの前などの非常時の場合) G 食欲がない時は、無理して食べない H 残すのはもったいないと思って食べてはいけない。自分の身体をいたわり、食べないことこそが、徳をなすことである I 食の節制は、ケチではない。人に対してふるまう時は、ケチってはいけない。 J 食は天から与えられたものと心得、むやみに食い散らかしてはいけない。 K こうした食の節制を、少なくとも3年間続けなければいけない 3年というのは、小食により身体の細胞が蘇り、それが表面に現れ、顔の相まで変えてしまう時間の長さを示しています。 南北は、小食の者には死病の苦しみや長患いがないとも言っています。 寝たきりになって、周囲に迷惑をかけたくないので、元気でポックリ逝けることを誰もが願っているはずです。 高いお金を出して、わざわざターミナルケアなどを受けなくても、しっかりと小食の習慣を身につけた者は、 時が来れば、自然に絶食し、静かに死を迎えることが出来るはずです。 P35 人相が凶であろうと吉であろうと関係ありません。 今から食を慎みなさい。 粗食小食を基本にすることです。水野南北 そうすれば、きっと運は好転します。 晩年は財をなし、幸福かつ健康で長生きが出来ます。 大食や暴飲をすることは、自分の命を的にして、弓を引き、矢を放つようなものだ。 昔から賢人と呼ばれるような人たちは、 皆きちんと片づいた質素な家に暮らし、食事も慎ましいものでした。 たとえば、印度のガンジーも、ほとんど所有物を持たず、食事は穀類、豆類、果物、牛乳、はちみつしか口にしませんでした。 メザシの土光 清貧の生活を送っていた。 朝食は、自家製のヨーグルトと自分が庭先で作った野菜、昼はソバかカレーライス、夜はイワシの丸干しに味噌汁と、 極めて質素な食生活を生涯崩しませんでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 善相の人の運が下がる 若いころから相が大変良くても、健啖家で、大食し、食に満足している人は、老いるに従い、欠けるものが出てくる。 相がいいからといって、吉ではない。 満ちれば欠けるということが、ものの道理である。 今、裕福であったり、幸福であったりしても、食の節制がなければ、財が減っていくか、また子孫に欠けるか、 とにかく何かに欠けていくのである。 2017年 (平成29年) 8月6日 【自宅 ■HP-Pvillionで作成】 |