お笑い百人一首

 

011

わたの原八十島かけてこぎ出でぬと人には告げよあまのつり舟(参議篁)

腹のワタ八十分でかき出したと人には言えぬ鮎の甘露煮(ポコ)

 

012

天つ風雲のかよひ路ふきとぢよ乙女の姿しばしとどめむ(僧正遍昭)

天海祐希越路吹雪のファン達よ乙女の姿しばしとどめむ(ポコ)

 

013

筑波嶺の峰よりおつるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる(陽成院)

突く羽根の峰より落ちて皆の顔声ぞつまりてもう羽根はなし(ポコ)

 

014

みちのくのしのぶもじ摺り誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに(河原左大臣)

みちのくの凌ぐプロレス誰とでも乱れそめにし我ならなくに(ポコ)

 

015

君がため春の野に出でて若菜つむ我が衣手にゆきはふりつつ(光孝天皇)

君がため春の野に出でて若菜茹で我が所手にしおをふりつつ(ポコ)

 

016

立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとしきかば今かへりこむ(中納言行平)

立ち続けいなばの山の峰にいたるイスときいたら今すわりこむ(ポコ)

 

017

千早ぶる神代もきかず龍田川からくれなゐに水くくるとは(在原業平)

千早ぶる神代もきかず大手銀からさつたばを人にくるるとは(ポコ)

 

018

住の江の岸による波よるさへや夢のかよひ路人目よくらむ(藤原敏行)

江の島の岸による波よるさへやサーファーかよふ西湘バイパス(ポコ)

 

019

難波がた短かき芦のふしのまも逢はで此の世を過ぐしてよとや(伊勢)

難波がた短かき芦のふしのまのアワビ此れから食わしてよとや(ポコ)

 

020

わびぬれば今はたおなじなにはなる身をつくしても逢はむとぞ思ふ(元良親王)

わびながら今からオジヤなべににる身をつくしても喰はむとぞ思ふ(ポコ)

 

 

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【参考文献】『親子で覚える百人一首』新藤協三監修 KKベストセラーズ