今日の思い付き
値段の高いものと安いものとではどこが違う?
ガクトの全問正解が続くテレビ番組の面白さ

 昨日、元日の夜、福島・湯本の旅館でテレビを見ていた。数年前から時々見かけ、面白いなあと思っていた番組を昨夜もやっていた。お正月専用の特番なのであろうか。十数人の人気タレントが出演し、同じ種類の商品で、非常に値段の高い品と、普通の、あるいはお安い商品を目隠しで比べて、どっちがどっちかを(値段がとても高い高級品はAかBかというスタイルで)当てるという番組だ。
 100g1万5000円の超高級牛肉ステーキと100g1000円のスーパーで売っている牛肉のステーキ。3500万円の着物と50万円の着物。高級店のケーキ・デザートとスーパーの安いチョコレート。天然うなぎとスーパーで売っているパックうなぎ。……そんな具合である。
 どこが面白いかというと、まず、毎回答えが分かれてしまう点。Aを選んだ人たちも、Bを選んだ人たちも、なんやかんやと感想やうんちくを並べて自信たっぷりである。そして正解のアナウンス。正解のタレントたちは喜び合うし、不正解の方はがっかりしたり、時には納得いかない顔をしたりと、さまざまな表情を見せる。まあ、テレビ局の演出が上手ということではあろうが、正解が発表される時には、見ている側も参加しているような興奮を覚えるから不思議だ。
 お金持ちそうな大物タレントでさえ不正解だったりするから、その点では「あの人でも高級品と安物の区別はつかないのね」と、安心感みたいなものを与えてくれる面もあるかもしれない。
 その一方で出演者の一人ガクトはどちらが高級品か、すべて正解。前年も全問正解だったという。そういうのを見ていると、ガクトってすごいと思ってしまうし、「やっぱり高級品というのは分かる人には分かるんだ」という、先ほどとは全然違う逆の安心感も生まれるような気がする。
 番組ではそういうシーンはなかったが、もし全員が違う方を選んでいたら、冷静に考えると、いくら値段が高いものであっても、それに見合った価値は全然ないということになるのではないか。そんな、ちょっとドキッとするようなことまで考えさせられる不思議な番組だった。これは日本人だから楽しめるのか、米国などにも同様の番組はあるのか?
 何となく、重大なタブー破りを、気軽な笑いの方向にとても上手に転換している気がする。

カウンター

トランプ手品
ネット動画マジック2

 カードマジックを調べたり練習したり発表したりする時に、インターネットの動画サイトは非常に便利だが、一方でネット動画ならではの落とし穴というかはまりがちな注意点もある。
 たとえば、生で演技をする場合と違い、2次元の動画の世界では、ある特定の方向からしか映されていない。生で見たら、ある角度からは明らかにトリックがバレバレなのに、動画では大丈夫な角度からだけ撮っているケースが少なくない。そして、自分が映像をアップする段になると同じことをやってしまう。極端な場合、生ではやれない技をやってしまうのだ。加えて、何テイクも撮り直していい部分だけをアップすることができる、そんな「魔力」にはまりこんでしまいがちだ。いわばネットのためだけのカードマジックになってしまうのだ。まあでも、それはそれで悪いことではないのかもしれないけれど。
 昨日と同じ右上の私の動画もその傾向大いにあり。でもそもそも不思議さが出てない?
movie:practicing "the paintbrush change"(by Roy Walton) from the DVD "Reflection" by Bill Goodwin

今日の英語
later[またね]

 全然うまくならないが、もう随分、何年も英会話教室に通っている。初めの頃感じたのは、レッスンで一番難しいのは最初と最後の先生との挨拶だということ。Long time no see.は「久しぶり」だが、そんな言い方知らなかった。See you later.と最後に言われたので、受付がどこかで待ってないといけないのかと思ったら、「じゃあまた」という、さよならの意味だったらしい。今調べたらこの用例の場合は副詞ではなく間投詞になるようだ。

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今日の日本語
喉元過ぎれば熱さを忘れる

「同じことを繰り返してしまう」というニュアンスが含まれていることが大事と記憶していたが、どうも私の間違いか……。今辞書で調べたら「苦しかったことも過ぎ去ればすべて忘れてしまうこと」「苦しい時には人に頼って、苦しさが去ればその恩を忘れてしまうこと」と書いてあった。まあ、前者に近いが。