壁新聞 かべしんぶん KABE-Shimbun (Shinbun)
0001 2010年1月1日 Hidden Clues.
Composed by Yoji Kuga <kuga@tokyo.email.ne.jp>
2010年の元日。妻と2人で福島県の湯本温泉に向かう列車の中でこれを書いている。上野発8時。さすがに車内は空いている。
早起きした朝だったが、朝食は昨日大晦日に作ったカレーの残りをしっかりと食べた。昨年6月に体調を崩したのを機に酒を止めたが、以降、食欲が出過ぎという感じ。半年で6~7kgも体重が増えた。朝にしっかりカレーを食うなど、なんとも想像がつかなかった健康さである。
だが、もともと超やせていたため、6~7kg太ったといっても、メタボの心配など全くない。それどころか、11月に受けた人間ドックの結果だと、「標準体重まであと10kg」とある。いくら食欲があるからといって、自分の骨格と、皮下脂肪の付きにくい体質から考えると、あと10kgはちょっと無理だろう。今でさえ生まれて以来、47年間のうちで一番重い体重なのに…。いったい、標準的なという数字は、どんな意味を持つのだろう。そんなことを考えてしまう。標準に近付けば近付くほど悪いことが待ち構えている、そんなこともあるのではないだろうか。
12月からは長らくさぼっていたスポーツジムにもほぼ毎日のように通っている。体重が増えたのはそのおかげでもあるかもしれない。月1万円弱の会費。何カ月も行かずに会費を無駄に支払っていた。12月からのほぼ皆勤によって、なんとか取り戻したか? プールやサウナをいつでも利用できることを考えると、毎日通うのならばスポーツジムというのはけっこうお得なレクリエーション施設だ。でも全然行かなければ損なだけ。だいたい月に何度くらい1人の会員が通ってくるのか、その平均値の見定めもスポーツジムの経営にとっては大事になってくるんだろうか(○%は幽霊会員になるだろうから常駐スタッフはこのくらいでいいだろう、などなど。でもそこまで考える必要なく、とりあえず会員数は多ければ多いほどいい?)。などと、そんなことをぼーっと思いながら、ジムのおかげかとっても軽くなった体の動きに驚きつつ、一昨日は1年に1度のベランダの掃除をやった。
カードマジックは私の趣味の一つ。実はもう40年近く前の小学生時代に随分熱中していた。でも中学校に入学して以来、すっかり忘れてしまっていた。3年ほど前、仕事でマジック関係の会社の人を取材したのがきっかけで、30数年ぶりに突然思い出す。それから火の付いた中年男というか、多くの関係書籍やDVDなどを買いあさって今も続いている。
練習を始めてあらためて分かったのは、手軽に扱えるようになった動画の便利さ。DVDやインターネットでマジックの動きを実際的に学べるという点が一つ。もう一つは、インターネットの「素人発信容易性」だ。アマチュアのマジック愛好者がユーチューブに自分の動画をどんどんアップして、さまざまなアイデアを披露している。そこから学ぶものも少なくない。
もっともいろいろとネットならではの奇妙な現象も起きている。それはまた後日。
movie:practicing "the paintbrush change"(by Roy Walton) from the DVD "Reflection" by Bill Goodwin
shortは「短い」。英語教育の初期に学ぶ言葉だが視覚的な形容に使われる印象が強いので、He'll come shortly. などと言われるとちょっととまどってしまう。すぐ来るよ、という感じ。
まあ、soonでもたぶんいいんだろう。でもshortlyという時とsoonという時ではニュアンスが違うんだろうか。
この欄では1回1つ、適当に思い付いた英単語もしくは英熟語を備忘録的に記していく。すぐ忘れてしまうのだけれども…。
表面的なこと、あるいは数少ない与えられた情報から、ものごとや人物などの本質・ホンネなどを高確率に?推測すること、みたいな感じかな。ただ、本質や・ホンネはけっこうコロコロ変わるということを認識しておくことも、洞察の一つ(あるいは鋭い洞察のための前提)と言えるかもしれない。