蓬莱山、百里ヶ岳、大江山   2005年5月2日夜〜5日

コース:
蓬莱山へ(戻る)*

百里ヶ岳(931m)*百里新道コース往復:登山口6:05〜7:35シチクレ峠7:48〜8:00県境尾根分岐〜8:30百里ヶ岳9:00〜9:35シチクレ峠9:43〜(昼食10:50〜11:08)〜11:25登山口
大江山へ(進む)*


*百里ヶ岳*

前日の疲れもあってぐっすり寝られたせいか、はたまたパブロンが効いているせいか、今朝も何とか歩けそうだ。
今日は百里ヶ岳。ブナとイワカガミに大いに期待する。
バスはどんどん奥へと入っていき、登山口に到着。「百里ヶ岳登山口 百里新道登山口」の2つの標識がある。

さあ、今日は頑張って歩くぞ。
登り始めてすぐに歓声があがる。イワカガミだ。それはもう見事な花を咲かせている。
それも、途切れなく、薄いピンクに濃いピンク、葉も大きくて、なるほど名にし負うオオイワカガミだけのことはある。

    

こんなに群生しているとは。豊かな森なんだなあ。
ついつい何枚も撮ってしまう。

スミレも発見。これはシハイスミレ?スミレは難しいなあ。

明るいブナ林を歩いているとどんどん嫌な気分が晴れて、代わりに爽やかな山の空気が私を満たしていく。
ああ、だから山はいいなあ!・・・静かだ。本当に静かだ。

それでも、今日はそれなりのコースタイムなのだから頑張らないと、と思って歩く。
ご常連のGさん、Yさんとのおしゃべりも楽しみながら、ストレスもどんどん雲散霧消!?
そうこうするうちに、稜線歩きを続けていくと、樹間に展望が開け、なんと百里ヶ岳が見えてきた。

結構近づいてきたのかな、と思う間もなくもうシチクレ峠。速いなあ。
大人数だし、ゆっくり写真を撮りながら歩いているのに、随分計算が違うようだ。[注:ガイドブックでは、登山口からシチクレ峠まで1:50、実際には休憩を含めて1:30。]

そこから一投足で県境尾根分岐、そして更に30分で待望の頂上へ。
案外開けた山頂で、標識もある。時間はまだ8:30!

  

せっかく持ってきたのだから、とハンディ機を取り出してウォッチしてみると、結構入るので面白い。
それを見て、Gさんと今度は無線の話で盛り上がる。

頂上での大休止の後、あとは満足感に浸りながら下山開始。何と35分でシチクレ峠に。
あとは、ルンルン気分で山を楽しみながら降りていく。・・・勿体無いので登山口に着く前に大休止兼早めの昼食。名残を惜しんでからマイクロの待つ登山口へ。

こんなにゆっくり楽しんだのに、昼前に下山完了。結局、ガイドブックのタイムは一体どうなってるの?という感じだった。

*参考タイム*(ゆっくり歩き、適当な休憩を含む時間)
登山口←90分→シチクレ峠←12分→県境尾根分岐←30分→山頂←35分→シチクレ峠

今日は移動が長い。山はこれで無事下山できたが、天橋立を観光しながら大江山の方まで行かなければならない。
途中のコンビニで各自のビールや軽食を仕入れて一息つくと、当然睡魔が襲ってくる。バスの程よい振動と共に・・・。

気がつくとバスは舞鶴市内に。赤レンガの倉庫群があったりしてなかなか趣のある街だ。
何と、海上自衛隊の基地があるようで、道路の脇がすぐに港になっているのか、いきなり"軍艦"が目に飛び込んできてびっくり。
GWで開放しているのか、人が一杯で、船を見学しているようだ。(後で調べてみたら、護衛艦の見学を土日に行っているらしい。)特に男性陣は目がランラン?!あれは○○艦だ!と言われても私には区別が分からない。
しかし、間近で見ると一層異様な感じがする。あのグレーの愛想の無い船体はどうも好きになれない。

でも、偶然にも珍しいものを見られてなかなか面白い経験かも。(戦闘機よりはいいかな。)

しかし、天橋立に向かう道は一本道で、何と大渋滞に嵌まってしまい、とうとう道路からチラと姿を拝んだだけで残念ながらまたの機会に、ということになる。
ま、仕方ない。またね〜。

今日の宿はお蕎麦屋さん経営の民宿。昨日と違って、布団もゆったり引けるし部屋も分かれていて、なかなかGood。順番にお風呂に入って、さあ、夕飯は何かな。

大江山ゆかりとあって、当地では何にでも鬼がつくらしい。鬼ソバという黒いそばが名物らしい。その他も味付けが上品で美味しい。みんなも笑顔。
さあ、明日は大江山だ。

大江山へ(進む)*
蓬莱山へ(戻る)*