北海道2006 その4 2006年8月10日夜〜16日
◆コース◆ |
登山口 | 目が覚めるとあたりは霧に包まれている。海に近いからだろうか。 今日は最北端から南下して、名寄にあるピヤシリ山に登ってから北海道を後にする。時間の関係から、ピヤシリ山はスキー場からのコースとなる。 車窓から見る北海道はどこまでも広い。牧草地で牛がノンビリしている。あ〜もうすぐ東京に帰らなければならないんだなあ、と思うと寂しい。 名寄に入り、ピヤシリ・スキー場から林道へ。意外と道は良い。ここは厳冬にサンピラー(sun pillar 太陽柱)という現象が現れることで有名らしい。 どんどん林道を奥へ入っていくと、最後に大きな標識とゲートがあって、ここでバスを降りる。 |
何と今日は体調不良ということでSサブLが先頭となり、Iリーダーは後ろからゆっくり歩いている。 道は広く平坦だが、ここはヒグマが多いそうで、鈴を鳴らしながら進む。 ブタナとコーリンタンポポが沢山咲いている。外来種だそうだ。 振り返るとだんだんIリーダーが小さくなる。道端の花にカメラを向けながらゆっくり歩いている様子。ちょっと心配になる。 時々振り返りながら歩いていると、あっという間に避難小屋に到着。ここまで車で来ることも可能だ。(週末はゲートが開いているという情報もある。) | 東峰を臨む |
随分経ってからIリーダーが到着、辺りを見晴らして、あっという間に戻っていった。余程体調が悪いのかと、とても心配だ。 大休止のあと、東峰を目指してみようということになる。すぐに深い笹薮となり、虫が煩い。咲いているのはアキノキリンソウ。あとはエンレイソウの、真っ赤なリンゴのような実と、緑色の実が目に付く。別の種類なのだろうか。 地形図を見ながら歩いていると、突然先頭がストップ。どうやら道が無いらしい。 | 東峰への道 |
バスに戻って、スキー場のお風呂へ向かう。やっとさっぱりして、北海道の山は全て終了。 思いがけずSサブLが先に飛行機で帰るというのを名寄駅で見送って、私たちは室蘭へ向かう。 更に最後のお土産を買い込んで、混雑するフェリーに乗り込む。出航は23:25。何となく窮屈なまま毛布にくるまる。なぜか山小屋のように頭と足と互い違いにして眠る。隣のグループからは軽い鼾が聞こえる。 |
岩木山 | 定刻の6:25に青森着。今回は福島在住のOさん以外は全員東京まで同乗するのは何となく嬉しい。 いつものように青森上陸後、コンビニ食ゲット。今年も早く家に帰ろうと、寄り道せずに高速道に乗る。 途中の岩木山がきれいに姿を現してくれて嬉しい。本当にどっしりとした姿だ。 ひたすら東北道を走るが、時々立ち寄るSAでお土産を物色したり試食したり。みんな慣れたものだ。 |
仙台近郊を過ぎ、昼食のためにSAに寄ろうとして減速、もう停まるかなと思ったとたん、思わぬ衝撃。 何と追突事故。 大破した乗用車にはギョッとするが、幸い怪我人もなく、双方お咎め無しだった。ただ、安全運転のSさんにとっては二重に衝撃だったことだろう。 | こ〜んな所に |
なぜかOさんがもう少しで途中下車という頃に事件発生。去年も同じ辺りで地震に遭遇。二度あることは・・・というので、次回はお祓いしてからバスに乗った方が良さそうだ。 愛犬が待っているというOさんを無事に降ろして、だんだん渋滞の激しくなってきた東北道を更に南下。 蒸し暑いネオンの輝く都会に戻ってきたことを半分嘆きつつも、明日からはまた仕事に戻らなければ、と諦める。 |