透明ガラスに閉じ込められた立体植物の試行を続けていますが、なかなかうまくいきません。
上の写真、上段の一番左側は、途中で黄緑を点打ちして茎を表現できないか試したのですが、そこからいきなり茎がぶっとくなるし、茎も曲がってしまいうまくいきません。上段左から2番目は透明で巻いた茎ケーンを短く切って、上から順々につけていってみたのですが、やはり茎が曲がってしまいます。繋ぎあわせた部分も不自然です
こうなったら、透明で巻いた茎ケーンのまわりを、ちょっとづつクリアを点打ちして玉にしていくしかない!と思い、それを試行したのが上段左から3番目です。それでもやっぱり茎はまがり、さらに泡が途方もなく残ります。さらに葉っぱと茎を密着させることができず、葉もいびつになりがちで、きれいに仕上がりません。
結局の所、葉っぱの終端を茎に見せかけて伸ばすしかないかなぁと感じています。つまり「茎に流れる」形状の葉っぱしか表現できないことになるのかなぁ。ちなみに上段一番右側が、その方法で作った花です。これが一番まとも。
さてこれまでは玉に1つの花しか入れてませんでした。でも同時に3つの花を入れると見栄えがするはずです。で、試行しました。これがなかなかくせ者で、2つめの花を入れようとすると、どうしても前の花がゆがんだりしてしまいます。また葉っぱや茎をつくっている間に、引っ張られて花の形がゆがむゆがむ。
上の写真の下段2つが3つの花を入れてみたものですが、下段左側は開いたはずの花びらは下に引っ張られてしおれてしまいました。下段右側は、花の埋め込み方法を変えてみたのですが、そのやり方はとても時間がかかり、結局この玉1個つくるだけで2時間半もかかってしまいました。おまけに花は歪み茎もへしゃげています。また下段右側の玉は高さが3.5cmもある巨大なものになってしまいました。このサイズの玉の徐冷にはもう電気炉が必要になります(もってないけど)。
とにもかくにも、複数の花を入れる方法はもっと別な方法を考えなければなりません。とほほ。
なんやかんやで雑用というか、そんな用事が多くてとんぼ玉修行は中断気味。それでいいのかと思いながら、5月は国民年金やら自動車税やらで大金が飛んでいきました。
上の写真のとんぼ玉は、ちょっと前につくったものです。レース棒名人の八木重導さんのとんぼ玉を見てきれいだなと思い、それをまねてつくってみました。30cmの距離から見たこのとんぼ玉は単なるレース玉ですが、目に近づけてみると表面がさざ波たっている、とても涼しげなとんぼ玉です。
ガラスの中にリアルな植物を咲かせたい。よくあるような平面配置の花と葉ではなく立体的な形で。そんな思いから試行を開始しました。でもね、どうやって良いかわからない。とりあえず白で茎と葉をつくって、そのままどどーんと一気にクリアを被せたのが一番左。茎は変形し、葉は伸びまくり、原形をとどめていません。そりゃ熱いガラスを細い葉と茎に被せれば、変形するわなぁ。前もって植物の全体をつくって一気にクリアを被せる方法は無理みたい。
では地面から徐々に茎と葉を積み上げたらと思って試したのが左から2番目。やっぱりクリアを積み重ねるときに、どうしても茎や葉が変形してしまいます。おまけに茎は一直線にならずめちゃくちゃです。
それではと、花側から下に向かって作成してみました。それが左から3番目。この方法はランマガに載っていた方法です。花は出来が悪くて残っていたパーツを流用し、葉も以前の残りです。前2つと比べてこちらはそれなりに植物に見えますが、花がろくろっ首みたいにビヨーーーンと伸び、不格好です。それに茎がなかなかうまく作れません。
一番右側の玉は、花にバラパーツを使用して、茎もそれなりに作ってみたのですが、やっぱりろくろっ首です。茎も消滅してしまいました。バラにはとても見えませんねぇ。
一応、この方法で大まかな方向性はあっているとは思いますが、平行脈でない葉っぱや、広卵形の葉っぱとかを作るのは困難そう。長い太めの茎もどうやったら作れるのか。ろくろっ首も回避できるようにしないと。解決すべき課題はとても多そうです。(はたして解決できるんかいな)
世紀の天体ショー、金環日食。私も自宅で見てたんですが、朝からあいにくの曇り。ただ時々雲が薄くなった時に太陽の形が見えていたので、もしかしたら見られるかもと思っていました。そしていよいよ金環状態に入るという直前、厚い雲がやってきて太陽を覆い隠してしまいました。その前後ではなんとか雲を通して見えていたんですが.....。
上の写真は今朝の状態で、下の写真が厚い雲を通して1枚だけとらえられたおぼろげな金環状態の太陽です。金環状態はだめでしたが、これだけ食の大きい日食を長時間観察できたのでよしとしましょうか。
皆さんのところはどうでしたか。
羽根のとんぼ玉、赤い羽根を試してみたら、色が薄くなってインキを垂らしたみたいになってしまって失敗。 それではと、白の外側に赤を塗って羽根に仕立ててみると、色が薄くなってしまいこれも失敗。しょうがない、白い羽根だけでもいいやと、何度も試すのですがなかなか思うような形になってくれず。そして挙げ句の果てに、最後の仕上げのスキがけで失敗して、羽根が、ああ、流れるのよ流れる...。
何個失敗したでしょう。そして今日最後につくったのが上の玉です。下層に白糸の流れ、上に羽根をデザインしました。いわば今回のレースの練習の集大成です。羽根は4つ入れていますが、上の写真以外の3つは形がイマイチなのです.....、とほほ。が、今までで一番いい出来の玉であることは確かです。これで一応、羽根の試行を完了とします。いつまでやってもこれ以上、上達しそうにないからなぁ。
ところでネットショップの話。今の状態で開店したとしても、果たして売るものがあるのかという、非常に原始的な問題に気づきまして。ポツポツと出す程度なら、オークションでもいいじゃないかと。ショップを出すとレンタル料も必要だし。それに売れるオリジナルの作品を、まだまだ全然つくれていない。
売れる作品....。とてもむずかしいけど、やりたいモチーフはあります。しかしそれには非常に高い技術と、それと自ら編み出さなければならないだろう技法が多々あります。それに向かって、あらたに作業と気持ちを集中すべきか、今迷っているところです。
ここ半年、本気でガラスをやってみて、その奥深さと難しさにおののきつつも、ガラスの気持ちも少しずつわかってきました。今一度、作品作りに集中すべきかどうか、....。お金の問題もあります。退職金も底をつきました。保険もどれか解約してお金にしないといけないでしょう。それでもまだ、しばらく修行を続けるのか。
たぶんそのモチーフが完璧に再現できたら売れる作品になるでしょう。でもいくらやっても、結局成功しなかったという結果になる可能性はとても大きいのです。ただこんなことを書くくらいだから、本当は行きたい方向はわかってるはず。ああ、どうしよう、どうしよう。
経理も簿記も全然わからんしなぁ。勉強する時間もないし。青色申告関連勉強は後回しにするかなぁ。ネットショップの方の勉強を急がないといけないし。
羽根玉はまだ試行中。ちょっと見えてきた部分もあるけど、まだまだです。鎖レースで裏表を白と黒にしたらどうなるかを気分転換につくってみました(右の玉)。うーーん、地玉の青色がイマイチでした。あまりきれいでありませんね。
それと今朝、自動車税の納税通知書が送られてきました。そういえば毎年5月でした。金額が大きいなぁ。
時間だけが過ぎてゆく...。青色確定申告の本を読んでも、どうにもよくわからん。複式簿記って何? 実際に記帳することになると悩みっぱなしだろうけど、とりあえず開業費とハンドメイド品の実地棚卸、減価償却期間の過ぎた自家用車の流用等、わからんことばかりだ。たぶん、理解できた知識内で帳簿に記録することになるだろうけど、開業時にでも税務署に聞きましょうか。ただ質問するだけの知識があるかどうかも問題ですが。
とんぼ玉修行は、レース棒を使ったデザインの応用として、羽の作成を試行中です。でもうまくいかないのよ。作り方自体よくわからないのでいろいろ試行錯誤中ですが、上の写真のように羽と言うよりは、まるで白いワラジムシのようです。細かいピッチでレース棒をつくらなきゃならないことはわかるんですが、それもうまくいきません。とほほ。
借家の庭には小さな梅の木があります。少し前に見るといくつか小さな梅の実がついており、将来梅の実が採れるのではと期待してました。が、昨日よく見ると、ものすごい数の幼虫が葉っぱを食べています。このまま放っておくと葉っぱが全て食べ尽くされてしまうでしょう。いや、もう6〜7割が食べ尽くされていました。
はてどうするか。しょうがないので一匹づつ箸でつまんで、洗剤を入れたペットボトルへ入れていきました。梅の木の隣に、枝にトゲがある木があるのですが、そこにも梅の木以上に同じ幼虫がわんさか居ます。おそらくこちらから伝ってきたのでしょう。
しょうがないのでこのトゲのある木の幼虫も捕りました。取り切れなかった幼虫もかなりいるはずなので、明日も引き続き幼虫捕獲でしょうか。ペットボトルに入った幼虫の数を見て、私でも卒倒しそうになりました。でも何の幼虫だろう。数センチの長さがあるんですよねぇ。その後、庭に穴を掘って埋めました。
さてとんぼ玉修行は白糸の滝の応用です。糸をより太くしてはっきり線を出してみたのが左の玉。内側は濃青のガラスに銀箔を散らしています。なかなか涼しげでいいでしょう?
中央の玉は、白糸の玉に泡ケーンを巻いたもの。名付ければ滝壷のとんぼ玉でしょうか。ただちょっと泡がありすぎて、泡がうるさいような気がします。そこで泡ケーンと透明ケーンを交互に巻いてみたのが右の玉です。こちらのほうがすっきりとしていいかもしれません。でも実物をよく見ると、泡ケーンと透明ケーンの境界部分に白い曇りが線のように浮いているのです。うーーん、なんでだろう。プロパンガスのせいではないような気がします。解決は難しそう。
商品として採用するのは、シンプルな白糸の滝の玉だけかなぁ。
牛肉はないけどニンジンがたくさんあったので、ニンジンとジャガイモを使って肉なし肉じゃがを作りました。作りすぎて今、おなかいっぱいです。お肉のない肉じゃがもたまにはいいね! って、そんなわけありません。ちょっと寂しい。
とんぼ玉の方は、ガラス講座の方でレース棒を使った玉の講義が始まったので、家でも何かレース棒を使ったデザインがないか試行していました。少し前に集中して練習したひだ文様玉を発展させられないかなと、ひだ伸ばしを多層化してみました。それが上段左の玉。ひだの上にさらに鎖レース棒をまいて伸ばしています。
なかなかおもしろいデザインですが、どうもしっくり来ません。そこで2層ともにレース棒を使ってみたらどうかと試したのが、上段中央と右の玉、それに下段中央の玉です。なんかごちゃごちゃして、すっきりしませんね。でも糸のように細い線が、とっても印象に残りました。
いっそのこと、この細い線だけでデザインしてみたらと試したのが、下段左の玉。まるで白糸の滝のようです。これはもしかして、滝のとんぼ玉になるかなぁ?
その白糸のとんぼ玉に、鎖レース棒をまいてレース玉にしたのが下段右側の玉です。相変わらずへたくそで、巻き方を忘れてたりもしたんですが、まあ、何とか玉になりました。きれいなレースを巻けたら、それなり美しいとんぼ玉にはなりそうだけど、道は遠そう...。
とりあえず、白糸の滝のとんぼ玉、もう少し線を太くしてはっきりさせてみようかなと思っています。次回の課題です。