あいこのイタリアおもしろ雑感
2000年8月26日〜9月6日
5 岡村に気に入られたともこさん
ローマ半日市内観光の夜はツアーのみなさんでピッツェリアで食事であった。 最初に生ハムや野菜などの盛り合わせの前菜が出てきて、そのあといよいよ楽しみにしていた ピザの登場である。 じゃ、じゃ〜〜〜ん! 見てビックリ! 日本では我が家4人でいつも食べるほどの特大のピザ がお皿狭しと鎮座ましましている! こ、こ、これは! い、いくらなんでも...男子の大学生も青ざめるほどの大きさであった。 どんな美味しいものでも、この大きさを見ただけで食欲減退である。 このあとまだデザートとコーヒーが出てくると思うと... ピザとの格闘がはじまる。 厚さがあまりないのがせめてもの救いである。 さすがに味はおいしい。 それでも全部はとても食べられない。 ボーイさんがときどき来ては「おいしい?」 と聞くから「おいしい!」とみんな答える。 だから残しにくくなる。 それでも食べられないので仕方なく2切ればかり残してナイフとフォークを置く。 「おいしい?」と聞きながら残っているお皿を下げていく。なんだか悪い気がしてくる。 みんな下げていくのになかなかともこさんのだけ持っていかない。 ナイフとフォークは置いているのに どうしてか最後まで時々来ては「おいしい?」にこっとして去っていく??? その若いボーイさんがあの99(ナインティーナイン)の岡村にそっくりなのである。 体も小柄でひょうきんでほんとによく似ている。 まさか、まさか、その岡村がともこさんに一目惚れしたとは!? 誰も気がつかない! デザートはケーキではなくアイスクリーム、助かった! ともこさんはまさかティラミスではあるまいな! とものすごい形相で待ちかまえている(少しオーバー)。 コーヒーもどうやらみんなクリアーしてお店を出ることになった。 ふたたびご馳走責めから解放されるのでみんなニコニコ、ぞろぞろと並んで出ていく。 とそのとき、ボーイさんが並んで見送っていた中の岡村が・・・ともこさんに何やら紙切れを 渡した。 みんな何気なく見ていて自分にもくれるかと思っているがくれない。 外に出て何気なくお店の広告と思って開いたともこさんに、みんななになに?と寄ってくる。 開けてびっくりそこには何やらイタリア語が。。。そして名前と電話番号が・・・走り書きである。 誰かが「あら、きっとラブレターよ。今夜電話下さいと言うことよ。ともこさん岡村に気に入られ たんだわ。」とみんな大笑い! こんな楽しい一夜であった! |