プレミア・インターナショナル・ニュース
2010年8月26日
ワールドクラスのテニスがコロンビアにやって来る



ボゴタ、コロンビア―――5月にプエルトリコで大いに喝采を浴びた、記録破りのテニス・エキシビションに引き続き、プレミア・インターナショナルは再び歴史をつくった。ワールドクラスのテニスを初めてコロンビアの首都にもたらし、プレミア・アソシエイツは圧倒的な成功で未開拓の市場に影響を与え続けている。

IMLA、プレミア・インターナショナル共同開催のもと、アンドレ・アガシとピート・サンプラスは、今週コロンビアの首都ボゴタで、ラテンアメリカを揺さぶり続けるテニスツアーのホストを務め、さらなる高みへと達した。冷え込む晩にエル・カンピン競技場に集まった13,000人の観客は、初めてコロンビアを訪れた2人の伝説的選手を圧倒的な歓声で歓迎した。

ライトがうす暗くなり、プレーヤーが入場してくると、ヒーローを目の当たりにするコロンビア・ファンの熱狂で、コロシアムの音楽はかき消されるほどだった。試合に先立つ1週間のメディアハイプとイベントの後に、8月20日の夜、「セグーロ・デル・エスタード・アガシ・サンプラス・ツアー」は満場の観客を前に、クライマックスを迎えた。

「ボゴタの新しい王たち」は、長年のライバル関係を彷彿させる試合を披露して、期待に満ちた観客を失望させなかった。2人のチャンピオンは電光石火のサーブ、魅惑的なラリー、そして微笑みさえ見せ、真に観客を楽しませた。アガシは早いリードを奪い、試合序盤はサンプラスよりも好調に見えた。

しかしながら、夜がふけるにつれて、サンプラスはライバルのみならず気温と標高にも抗いつつ、ミスのないテニスをプレーしていった。大いに競り合ったメイン・イベントは、サンプラスがアガシをストレートセット(6-4、6-3)で破って終了した。

アガシ・サンプラス・ツアーに初めて参加したアンナ・クルニコワとアシュレイ・ハークルロードは、魅力的なファッションでイベントの幕開けを務めた。

WTA 女子ツアーの「新人選手」クリスティナ&カロリナ・プリスコワ姉妹も加わり、その晩の熱狂は衰えを知らなかった。クルニコワとハークルロードは現役を離れて久しいが、観客を魅了する能力は依然として変わりない事を証明した。

2人のスターは WTA ツアーでの活躍と共に、ファッションとモデルのキャリアでも有名だが、プリスコワ姉妹のそれぞれと組んで、ベスト・オブ・3セットのダブルスを行った。試合はハークルロード / カロリナ・プリスコワ組がストレートセットで勝利し、相手チームを寄せ付けなかった。

IMLA の大会部長、マニュエル・メイトは「選手たちはイベントを通して素晴らしく、非常に協力的でした。そしてアガシ氏はコート内外、人生のあらゆる局面で、真のお手本的存在です! このイベントはコロンビアにとって、大きな意味がありました」と述べた。メイト氏は繰り返し、イベントを支援した選手やファンへの感謝を表明した。「我々は2011年にもプレミア社と共働し、そして再び歴史的な経験をコロンビアにもたらす事を楽しみにしています」

恐らくアガシ・サンプラス・ツアーで最もユニークかつ積極的な側面は、プレーヤーがオフコートで行う活動だろう。

木曜日の午後にはプレミア・インターナショナルと IMLA 主導のもと、アンドレ・アガシとアシュレイ・ハークルロードは、ゴルフカートでクラブ・デ・コロンビアを訪問した。そして握手会、写真撮影、さらにはアンドレ・アガシ教育事業財団の基金寄贈者と共にティーショットのヒッティングも行った。

ゴルフコースでの活動の後には、財団への歓迎会がクラブ・デ・コロンビアのクラブハウスで催された。アガシとハークルロードは、うち解けて会話やサイン、写真撮影を行い、基金寄贈者たちの興奮はいや増していった。15年以上にわたる一貫した貢献で、アンドレ・アガシ教育事業財団はアスリートの活動を世界的にリードし続けている。

アンナ・クルニコワもチャリティ活動で知られているが、同じくオフコートでの活動を行った。テニス、オフコートのキャリア、試合そのものに関する記者会見に引き続き、アンナは傑出したお手本的存在としての務めに集中した。

クルニコワは試合の前に「SURCOS Y NINEZ Y DESARROLLO(発達障害児童?) 財団」から選抜された障害児たちと午後の時間を過ごし、床を腹ばいで進んだり、小さな贈り物を配ったりした。アンナは上へ横へと遊びながら子供たちと触れあい、スポーツ界で彼女をユニークな存在としている熱意を披露した。

コルデポルテス(コロンビア・スポーツ協会?) の会長、ハイロ・クロパトフスキーは、アンナの「稲妻」のような影響力は、子供たちの人生に目に見えない力を与えているとして、ボゴタの子供たちへの、そしてキャリアを通じた世界的な取り組みに敬意を表して、記念額を贈呈した。

ツアー会長のケント・アグエロは述べた。「これ以上の満足はありません! IMLA とそのメンバーは、あらゆる活動を完璧に執り行いました……優秀なチームです! プレミアはまた、セグーロス・デル・エスタード(保険会社か?)に特別な『ありがとう』を送りたいと思います。そして個人的に、ウンベルト・モラ氏へも。彼の参加は義務の線を越えて、コロンビアに今夜の輝きを可能にしてくれました。心から、セグーロス・デル・エスタードは真に、コロンビアとは何者であるかを表してくれています!」

アンドレ・アガシ氏は「(セグーロス・デル・エスタードは)イベントだけでなく、この素晴らしいイベントに関わったすべての人に成功を保証するため、尽力してくれた」との言葉を残した。

ツアーの主役であるアガシとサンプラスに、再びクルニコワとハークルロードも加わって、9月18日にツアーを開催するコスタリカの首都サン・ホセを訪れる。選手たちがコート内外でいっそう永続的な印象を与えるにつれて、ボゴタにもたらされた計り知れない影響は、きっとラテンアメリカ全体へと反響していくだろう。

アガシとサンプラスは2010年を通して、ラテンアメリカに嵐をまき起こしていく。アンナ・クルニコワとアシュレイ・ハークルロードは、他の有名な土地でもエキシビションで伝説的偉人に合流する。


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