第3章 崩壊後 前半

 

 

 レベル6セリス1人の状態から始まります。シドの生死は好みでいいでしょう。

 まずはアルブルグに向かいます。セリスの装備は「エルメスの靴 疾風のかんざし」です。ハッキリ言って防御力も回避率もないセリスは敵に行動された時点で終了なので、アラームピアスで安全性を増すよりも、疾風のかんざしで先制攻撃を増やす方が効率がいいです。

 アルブルグでアイテムを補充した後、ツェンに向かいマッシュを仲間にします。また、ここの崩れる屋敷内にあるホーリーロッドと魔石のかけらは重要な攻撃アイテムなので、確実に回収しておきます。また、このツェンでは最強の攻撃アイテムであるスーパーボールが販売されているのですが、値段が1つ10000ギルというふざけた価格なのでこの段階では買えません。そのまま町を出ます。

 

 ツェン北西のチョコボ屋でチョコボを借り、一気にニケアまで行きます。モブリズはこの段階では無視です。イベントを進めてサウスフィガロまで行きます。洞窟内の敵はかなり強いので、2人がそれぞれ「エルメスの靴+アラームピアス」、「エルメスの靴+疾風のかんざし」という装備で即逃げます。

 フィガロ城機関室で触手×4と戦闘になります。

 


 

<触手×4(左上/左下/右上/右下)> HP4000 HP6000 弱点 炎 HP7000 HP8000 弱点 水氷

たたかう、からみつき、バイオ、ポイズン、捕獲準備、捕獲

カウンターでたたかう

 

【味方データ】

セリス :リフレクトリング エルメスの靴

マッシュ:リフレクトリング エルメスの靴

 

【攻略法】

 全員後列。

 強敵です。リフレクトリングとエルメスの靴を装備しているため、ポイズン、バイオ、捕獲準備、からみつきは無効なのですが、それでも殴られればHP満タンで防御していない限り一撃死です。さらに迂闊にこちらから手を出すとカウンターの打撃が飛んでくるというのも厳しいです。

一度に4体も相手にしていると、とてもじゃありませんが打撃の連打ですぐに殺されるので、まずは重力攻撃の効く左下にこのフィガロ城で入手したグラビティロッドを投げます。これで4500ダメージを与えられるので、あとは弱点の炎のロッドを2連打して倒します。この3回の攻撃中にもカウンターが飛んでくるので1ターン目で即撃破、とはなかなかいかないのですが、2ターン目には倒せると思います。

これで残りは3体ですが、まだまだ厳しいです。次に残った3体のうち、毒が効く右上と右下にポイズンロッドを投げます(1ターン目でバイオかポイズンが跳ね返っている場合は必要ありません)。これで毎ターン勝手にダメージが蓄積していってくれるので、わざわざこちらから手を出してカウンターの危険におびえる必要はなくなります。このあとは基本的にセリスとマッシュは防御し続けます(エドガーは大抵1〜2ターンで死ぬか捕獲される)。上述したとおり「HP満タンで防御」していれば裸状態でも何とか一発だけは耐えられるので、HP満タンの時は防御、ダメージを受けたら防御を解いて回復、そして次のターンでまた防御、という形で相手の攻撃を凌ぎます。エドガーを生き返らせて頭数を増やすよりも、素直に防御を固める方が安定度は高いです。

7〜8ターンほど経過するまで相手の猛攻に耐え続ければ、右上と右下が死んで残りは左上だけとなります。最後はこの左上にわざとエドガーを捕獲させてカウンターを封じ、魔法攻撃力の高いセリスがまずホーリーロッドで1161ダメージ、残りを氷のロッドの666ダメージで削ります。

 

この戦闘ではやはり相手の打撃の頻度によって勝敗が大きく左右されます。基本的に打撃は1/3くらいの頻度なのですが、防御態勢に入る前の戦闘序盤に打撃が連続で来たり、あるいはカウンターが来たりするととたんに厳しくなります。ですがここを乗り切って防御態勢に入った後はそう簡単に崩されることはなくなるので、勝率自体はけっこう高く、5割程度だと思います。

 


 

 コーリンゲンに向かいます。ダリルの墓には強力な武器・防具やその材料(プリンセスドレス)が落ちているのですが、今回の条件では取っても無意味なので無視して構いません。最深部でデュラハンと戦闘になります。戦闘前にバトルスピードを最速にしておきます。

 


 

<デュラハン> HP23450 MP1721 弱点 炎

開幕でレベル?ホーリー

通常時:ブリザラ、ブリザガ、ホーリー、リフレク????

攻撃を8回受けるとモードチェンジ

モードチェンジ時:絶対零度(一撃全滅)、ブリザラ、モーニングスター、ノーザンクロス、レベル?ホーリー

カウンターでたたかう

 

【味方データ】

セリス  :イヤリング イヤリング

マッシュ :エルメスの靴 ナイトの心得

エドガー :必要なし

セッツァー:リフレクトリング リボン

 

【攻略法】

 全員後列。

 デュラハンで危険なのはモードチェンジ後の絶対零度なのですが、ここではHMX-2012さんの攻略に倣って、相手がMPを使い切るまでこちらから手を出さずに見守ることにします。絶対零度の消費MPはブリザラよりも高いので、ブリザラが使えなくなるほどMPが減れば必然的に絶対零度を受ける危険もなくなるということです。通常時にはこちらから手を出さない限り「たたかう」は飛んでこないので、リフレクトリングを装備したセッツァーが死ぬことはありません。そのまま30分ほど放置します。

 MPが切れたことを確認したら、セリス、マッシュを生き返らせて戦闘開始です。といってもセリスが弱点である炎のロッドを連打し、カウンターのたたかうをマッシュがかばう、というシンプルな作戦で十分です。炎のロッドは一撃で1934ダメージになるので、計12〜3個投げれば倒せます。

 


 

 飛空挺ファルコンを入手します。

まずはツェンでスナイパーアイを3つ購入してからマランダ周辺の砂漠に向かい、サボテンダーを大量に狩ります。サボテンダーは守備と回避が異様に高いのですが、素手で殴っても1ダメージだけは通るので、スナイパーアイ装備の3人で殴って1ダメージ×3で倒します。スラッグクロウラが出現した時は煙玉で逃げます。この時点で3、4時間かけてサボテンダーを200匹ほど狩り、200万ギルを稼ぎます。正直これでも全然足りないので、あとは足りなくなったら再び100万ギル単位で適時稼ぐようにします。

 

 ツェンでスーパーボールを99個購入し、モブリズに向かってティナを仲間にします。

 


 

<フンババ> HP26000 弱点 毒

たたかう、みぞおち、針千本、サンダラ、サンダガ  イベントでフンババブレス

カウンターでサンダラ

 

【味方データ】

全員 リフレクトリング エルメスの靴

 

【攻略法】

 全員後列。

 フンババの攻撃で全体に効果が及ぶものはサンダラ、サンダガくらいですが、これもリフレクトリングを装備していれば跳ね返せるので、実質負けはありません。一方攻撃面ではスーパーボールを投げることで256×(132)=2568192もの大ダメージを与えることができるので、速攻で片が付きます。

 また、今後もスーパーボールを大量に使っていくことになるのですが、ダメージの平均値はだいたい25003500といったところです。平均4096ダメージというわけではありません。ダメージ幅は最大で2568192と大きく変動するので、かなりランダム性の強い武器と言えます。

 なおこのフンババとは計3回戦うことになるのですが、その各場合で能力が大きく異なるわけでもないので、攻略はこれ1つに統一します。

 


 

 まずはレベル6の仲間から先に集めるため、次に獣が原の洞窟に向かいます。宝は例によってあまり使い道はないのですが、一撃の刃だけは入手しないとシャドウが仲間にならないので確実に回収します。

 


 

<キングベヒーモス1/キングベヒーモス2> HP19000 HP19000

キングベヒーモス1:たたかう、魔性の爪、ブリザラ、ブリザガ、ホーリー、メテオ

キングベヒーモス2:たたかう、すいみんガス、デス、メテオ、4連打

 

【味方データ】

全員 リフレクトリング エルメスの靴

 

【攻略法】

 全員後列。

 キングベヒーモスはメテオを初めとする強力攻撃を各種持っているので、速攻で倒します。変身前はスーパーボール連打で2〜3ターンで、変身後は聖水の一撃で死ぬのでその強さを発揮させることなく撃破できます。

 


 

 シャドウを助けた後竜の首コロシアムでシャドウと戦い、仲間にします。

 次にナルシェに向かってモグを仲間にし、重要アイテムモルルのお守りを入手します。この時点でパーティーメンバーはレベル6がティナ、エドガー、マッシュ、セリス、セッツァー、シャドウの6人、それにレベル11のモグを加えて7人なので、平均レベルは(6×6+11)÷7=6.714・・・となり、レベル6台なので問題ありません、

 ここでフェニックスの洞窟に向かい、ロックを仲間にします。モグはモルルのお守りの効果で敵と遭遇しませんから、まずモグにセーブポイントを確保させてから進みます。あとはちまちま進んでセーブ、を繰り返せば時間はかかりますが確実に最深部まで到達できます。

 

 次に再びナルシェに向かい、ヴァリガルマンダと雪男を倒します。なお、これから使用するメンバーは基本的には攻撃回避の高いシャドウと素早いロック、マッシュ、モグの3人です。

 


 

<ヴァリガルマンダ> HP30000 弱点 炎

ラスピル、ブリザガ、フリジングダスト

 

【味方データ】

全員 リフレクトリング エルメスの靴

 

【攻略法】

 こちらにダメージを与える攻撃はないので、スーパーボールを連打して速攻で倒します。

 


 

<ゆきおとこ> HP17200 弱点 炎

たたかう、タックル、ブリザード、スノーボール、ジャンプ  イエローチェリーを使用してパワーアップ

 

【味方データ】

全員 リフレクトリング エルメスの靴

 

【攻略法】

 全員後列。

 同じくスーパーボールを連打すれば一瞬で片が付きます。ブリザードを受ければ一撃全滅ですが、そうなる可能性はごく低いです。

 


 

 ウーマロが仲間になります。レベル6。

 次にゾゾ山に向かい、アイテムを回収してカイエンを仲間にします。レベル7。

さらにゴゴの洞窟に向かい、ゴゴを仲間にします。レベル8。

 そして獣が原に向かい、ガウを仲間にします。レベル12。

 

 これであと仲間にしていないキャラはリルム、ストラゴスの二人だけということになります。まずはリルムを仲間にするため、ジドールのアウザーの屋敷に向かいます。ここでのミスティ×2及びロフレシュウメドゥ×1戦での経験値配分は、やはり遠藤さんの方法に倣うことになります。ここでの戦闘でモグがレベル11→12に、ゴゴがレベル8→9に、それぞれ上昇します。この時点では平均レベルが7.33あるので、リルムのレベルが7になってしまいます。そこで再びガウを獣が原に飛び込ませて平均レベルを下げることにより、平均レベルは6.90となり、リルムはレベル6で仲間にできることになります。

 サマサの村でホーリーロッドを大量に買い込んだ後、チャダルヌークに挑みます。

 


 

<チャダルヌーク(女神/悪魔)> HP56000 HP30000 弱点 聖

女神:たたかう、ゆうわく、こもりうた、しのくちづけ

悪魔・通常時:たたかう、サンダラ、サンダガ  カウンターでサンダラ

悪魔・HP約半分以下:たたかう、サンダガ、フラッシュレイン(一撃全滅)  カウンターでサンダラ

     女神から悪魔への移行:最初のみ、2回目の行動の直後に移行。次からは1回目の行動の直後に移行(一定確率?)。どちらも移行した瞬間に悪魔の1回目の攻撃が飛んでくる

     悪魔から女神への移行:一定時間が経過するか、4回以上の攻撃を受けた際のカウンター(一定確率?)で移行。ただ不明な部分が多く正確には把握できていない。どちらも移行した瞬間に女神の1回目の攻撃が飛んでくる

 

【味方データ】

シャドウ:リフレクトリング ナイトの心得

ロック :リフレクトリング リボン

マッシュ:リフレクトリング リボン

モグ  :リフレクトリング イヤリング

 

【攻略法】

 全員後列。

 ここしばらくボス戦では楽勝が続いていましたが、このチャダルヌークは今までのボスとは一味違います。最大の問題は悪魔がHP半分以下?の状態の時、極めて高い確率で使用してくるフラッシュレインにあります。チャダルヌークは女神から悪魔へとモードチェンジする際に、「女神の攻撃→モードチェンジ→悪魔の攻撃」という一連の流れになるのですが、この行動の間にはタイムラグが全くありません(タイミングが完璧なら割り込みは一応不可能ではない)。すなわち、累積ダメージが15000を越えている状況でモードチェンジさせてしまうと、フラッシュレインを受ける危険性のある攻撃を最低でも確実に1回受けることになってしまうのです。

 また、事実上ここでは女神の攻撃と悪魔の攻撃とを連続で受けることにならざるを得ないのですが、まず女神の攻撃は死者が出るなり状態異常者が出るなりしますから、悪魔状態になった時にすぐ攻撃できるのはせいぜい2人程度です。さらに悪魔状態に移行した時の行動が運良くフラッシュレインではなかったとしても、打撃攻撃ならさらに死者が1人出ますし、全体サンダガなら反射はできるものの約1500もHPを回復されてしまいます。要するにパーティーが五体満足な状態で一斉攻撃をかけることはほとんど不可能に近いので、この危険な区間を一気に駆け抜けることはほぼ不可能であり、残りHP半分から倒すまでの間に最低でも1回か2回の攻撃を受けることになるのは避けられない、ということです。

よってここでフラッシュレインを受けずに済む、ということが勝利の条件となります。しかし、経験上モードチェンジ後の行動の6〜7割(最低でも5割以上は確実)はフラッシュレインで占められているような気がするので、この1〜2回の行動が打撃かサンダガで済んでくれる可能性は低いです。

 

さて、実際の行動ですが、まず女神の間はおとなしく待ちます。誘惑で魅了状態にされたら万能薬で治療し、子守歌で眠らされたら殴って起こします(と言っても子守歌ではリボンを装備していないモグとシャドウの二人が眠ってしまうので、「子守歌→モードチェンジ→悪魔の打撃」などの行動が来たらかなり厳しいのですが・・・)。

悪魔状態になったらモードチェンジ直前直後の攻撃で受けた被害を回復し、攻撃に転じます。主力はモグのホーリーロッド(ダメージ4824)で、それに他のキャラクターのスーパーボール(2568192)、ホーリーロッド(1人1人違うが約2000)を加えて14000程度までダメージを与えます。

そうしたら女神に移行するのを待ち、次に女神から悪魔状態に移行した際に一斉攻撃をかけます。・・・が、そう簡単に一斉攻撃などできないというのは前に述べたとおりで、しかもチャダルヌークは全体サンダラ反射→約700回復→それに対してカウンターサンダラ→さらに300回復、などの行動でHPを回復してきますし、それ以外にもこちらからの攻撃に対しては高確率でカウンターサンダラを発動させ、毎回300程度のHPを回復します。また全体サンダガなら計1500程度のHPを回復されてしまいます。ですからこの一斉攻撃で倒しきるのはほぼ不可能であり、次のチャンスを待たなければならないわけです。

そしておそらく次のモードチェンジ時にはダメージが25000ほどに達しているはずなので、たいていは直後の悪魔の行動でフラッシュレインが飛んできて、全滅させられます。しかし運良くここを乗り切ることに成功したら、まず直前の女神の攻撃とここでの悪魔の攻撃で受けた被害を回復させ、次のターンに集中攻撃をかけて沈めます。ここでチャダルヌークの次の行動までに倒しきれるかどうかは、今までのダメージやその他の要素などに左右されますが、もし倒しきれなかったら2回目のフラッシュレインチェックが待っています。しかしここさえ乗り切ってしまえば勝利確定です。最後はダメージ幅の大きいスーパーボールではなく、安定してダメージを与えられるホーリーロッドで倒しきりましょう。

 


 

 リルムが仲間になります。レベル6。

 狂信者の塔に向かい、ストラゴスを仲間にします。レベル8。

 

 これで全ての仲間が揃います。しかしこの段階でがれきの塔に突っ込んでも三闘神には勝てません。よってこれから残しているダンジョンに向かうことになります・・・が、まずはコロシアムに向かい、アウザーの屋敷で入手した死者の指輪を退魔の腕輪に交換しましょう。相手はデスマシーンなので楽勝です。次に古代城に向かい、サムライソウルから皆伝の証を入手します。

 


 

<サムライソウル> HP32760 弱点 毒

たたかう、水遁、雷迅、火遁、烈風殺、針千本、衝撃破、銭投げ、武器投げ、暗殺剣  一定時間でパワーアップ  カウンターでたたかう

 

【味方データ】

ロック、シャドウ、モグ、ガウ  全員エルメスの靴

 

【攻略法】

 全員後列。

 パーティーはほぼ無防備状態なのでサムライソウルの攻撃はほとんど全てが一撃全滅攻撃となります。HPも32760と高いので、毒状態にして待っているだけではHPを0にする前に確実に敗北します。

 

 よってここではサムライソウルを混乱させて暗殺剣で自害させる、という有名な戦法で戦います。しかし今回の攻略ではブラストボイスもコンフュも使えないので、普通の手段では相手を混乱させることは不可能です。ですからここでは普通ではない手段、すなわち魔石のかけらで強引にケット・シーを召喚し、キャットレインで混乱させるという方法を取ります。この魔石のかけらですが、封魔壁の洞窟で3個、崩れる家で1個、古代城へと続く洞窟で1個、それぞれ入手できるので、この段階で所有している数は5個です。この5個を使って強引にケット・シーを呼び出せれば勝ち、5個使っても呼び出せないか使う前に瞬殺されるかすれば負け、ということになります。

 実際にはサムライソウルの攻撃が非常に激しいので、1個も使う暇すらなく瞬殺されることも多いです。たたかうなら1人が死ぬだけなので残りのキャラで最低3個は使えるのですが、水遁などが来れば一撃全滅です。ただ烈風殺ならHPの高いモグとガウはギリギリで生き残ることができるので、この場合でも2個使えます。ケット・シーが出てくる確率はわずか1/25なので、結構な試行回数が必要となるのですが、セーブポイントからはそれほど遠くないので何度も挑戦して根性で撃破しましょう。

 


 

 皆伝の証を入手したら、次にコロシアムに向かいます。あまり知られていませんが(というか気にされていませんが)、ここではフェニックスの尾を賭けることで重要アイテム「魔石のかけら」を入手することができるのです。この時登場する敵はサボテンダーです。よって皆伝の証を装備して攻撃すれば、1×4=4ダメージを与え、確実に撃破することができるのです。とは言っても素早いサボテンダーに先行されて針千本を撃たれれば負けですから、勝率は6割といったところです。

具体的にはオートでも「たたかう」以外のコマンドを使用しないセッツァーに皆伝の証とエルメスの靴を装備させて、修羅の如くサボテンダーと戦い続けます。ただこの時は決定ボタンを連打しているだけでいいので、別に画面を見る必要はありませんから楽です。魔石のかけらを計99個入手したら、ここでの死闘は終了です。この魔石のかけらは今後の切り札として極めて重要になります。

 

さて、ここまで来たら、あと狩り残している敵は、デスゲイズ、夢の3兄弟、アレクソウル、ヒドゥン、マジックマスター、それに8竜とがれきの塔のボスたちです。まずはランダムエンカウントが鬱陶しいデスゲイズから倒すことにします。

 


 

<デスゲイズ> HP55555 弱点 聖炎

開幕でレベル5デス その後はたたかう、デス、エアロガ、ブリザガ、逃走  カウンターでたたかう

 

【味方データ】

シャドウ:ナイトの心得 竜騎士の靴

ロック :エルメスの靴 竜騎士の靴

モグ  :イヤリング イヤリング

ガウ  :イヤリング ブレイブリング

 

【攻略法】

 攻撃面ではガウのホーリーロッドで6518ダメージ、モグでも5790ダメージ与えられるので、全く問題はありません。危険なのは防御面で、特にエアロガを受けると問答無用で一撃全滅です。またカウンターのたたかうも厄介で、モグやガウも何も考えずロッドを投げているわけにはいきません。

 まずエアロガですが、これは2ターン目に使ってくる割合が高いので、2回目の相手の行動前にロックをジャンプさせます。着地時にカウンターを受けたらそれでも全滅しますが、無策で2ターン目に臨むよりは全然マシです。また、カウンター対策として全員を瀕死にしてシャドウにかばわせることで、打撃攻撃に対する回避率を上昇させます。シャドウはインターセプターのおかげか打撃攻撃を3回に1回くらい(?)の割合で回避するので、安定度が全く違ってきます。

 あとはガウとモグがホーリーロッドを投げて手早く倒すだけです。1回目ではもちろん倒せませんが、だいたい2回目か3回目で倒しきれるでしょう。

 


 

 次にカイエンの精神世界に向かいます。使用するメンバーはシャドウ、ガウ、モグです。まずは夢の3兄弟と戦闘になります。

 


 

<レーブ&ソーニョ&スェーニョ> HP15000 弱点 水氷 HP 10000 弱点 炎 HP12500

各種魔法

 

【味方データ】

全員 リフレクトリング イヤリング

 

【攻略法】

 ほとんどが魔法攻撃なのでリフレクトリングを装備していればまずダメージは受けません。まずはホーリーロッドを連打してアレイズを使うレーヴを倒し、そのあとはスーパーボールを連打します。楽勝です。

 


 

<アレクソウル&ソウルセイバー×2> HP23066 弱点 氷 HP3066 弱点 氷

アレクソウル:ヒューリー、たたかう、サンダガ  ヒューリーからの出現時に即行動

ソウルセイバー:ファイガ、ブリザガ、サンダガ、リフレク  カウンターでたたかう

 

【味方データ】

シャドウ:リフレクトリング エルメスの靴

モグ  :リフレクトリング イヤリング

ガウ  :リフレクトリング イヤリング

 

【攻略法】

 崩壊後のボスの中でも5指に入る強敵です。問題は色々とあるのですが、大きく分けて2つです。

まず1つ目がヒューリー状態のキャラが戦闘不能になり、姿を現した瞬間、100%の確率で即「たたかう」を行ってくるということです。出現時に時間を止めていれば即攻撃はしませんが、アイテムウィンドゥを閉じた瞬間に打撃攻撃が飛んでくることになります。これが何を意味するのかということですが、ただでさえアレクソウルを出現させる際に1人戦闘不能にしなければならないのに、出現と同時に1人殺されてしまうと、事実上生き残りが1人だけとなってしまうのです。

 2つ目の問題がアレクソウルのメイン攻撃である「サンダガ×2」です。これはリフレク状態のソウルセイバー2体にかけて反射してくるため、リフレクトリングで反射できないサンダガが一度に2発飛んでくるということを意味します。今回の攻略では属性防御などといったものは存在しないので、これによって1/3の確率で1人、2/3の確率で2人、戦闘不能者が出てしまうことになるのです。大抵は2人死ぬわけですから生き残りは1人、即フェニックスの尾で生き返らせてもまだ2人です。そして3人目を生き返らせる前に次のサンダガ×2が飛んできて、1/2の確率で全滅してしまうわけです。

 

 まず1つ目の問題への対策ですが、ここの問題は1人戦闘不能にしたすぐ後にさらに追い打ちの打撃攻撃が飛んでくるため、生き残りが1人になってしまうということです。ですから、この問題を解決するためにはヒューリー状態のキャラが戦闘不能となり、アレクソウルが出現した瞬間、攻撃が仕掛けられる前にフェニックスの尾を戦闘不能状態のキャラに使用できればOK、ということになります。3人生き残っている状態なら、たとえ攻撃を受けても残りは2人、すぐに立て直せます。

 あとはどうやってこのアレクソウルの速攻に対して割り込むのかということですが、これについては色々と試行錯誤を繰り返しました。キャラクターを戦闘不能にする際にはアレクセイバーのカウンター「たたかう」を利用するのですが、まず戦闘不能になったのを確認してからフェニックスの尾を使っていたのでは当然間に合いません。「たたかう」や「アイテム使用」にも若干のコマンド入力待ち時間が存在するからです(魔法に比べれば短いですが)。よってフェニックスの尾を先行入力しておく必要があるわけですが、ここで普通に「たたかう→アレクセイバー」入力→モーション中にフェニックスの尾入力、としたのでは間に合いません。アレクソウルの攻撃が先に来てしまいます。そこで、ここではアレクソウルが出現した瞬間に時間を止めていた場合は速攻ができない、という特性を利用します。

 ここでは結論だけお伝えしますが、正解は「アレクセイバーのガ系魔法のモーション中に『たたかう』と『フェニックスの尾』を続けて入力する」です。こうすることで、「たたかう」と「フェニックスの尾使用」の入力待ち時間がほぼ同時に0になり、3人目のキャラが時間を止めている間に「たたかう→カウンターで死亡→フェニックスの尾」という一連の流れを行って、アレクソウルの速攻打撃の前に戦闘不能キャラを生き返らせることが可能となるのです。具体的な流れとしては

 

1:アレクセイバーがガ系魔法を発動した瞬間、戦闘不能にする予定のキャラがアレクセイバーに対して「たたかう」、別のキャラがそのキャラに対して「フェニックスの尾」

2:ガ系魔法のモーション終了後、「たたかう」発動。この「たたかう」のモーション発動を確認した瞬間(そのキャラが前に出た瞬間)、3人目のキャラが時間を止める

3:カウンターでそのキャラが死亡。アレクソウル出現(まだ時間は止まっている)

4:フェニックスの尾が発動し、戦闘不能キャラ復活(ここでもまだ時間は止まっている)

5:時間停止を解除した瞬間、アレクソウルの速攻打撃で1人死亡

6:時間を止めていたキャラが新たに倒されたキャラを復活させる。もし時間を止めていたキャラが攻撃の対象だった場合は次のターンで残り2人のうち片方が生き返らせる

 

という形になります。これで安定してアレクソウル出現時の危機を乗り切ることができるようになります。

 ただ、まだ注意する点があります。ガ系魔法のモーション中に速攻で「たたかう」を入力する必要があることは今述べたとおりですが、次のフェニックスの尾の入力をあまりにも素早く行ってしまった場合、ガ系魔法のモーション終了後にたたかうよりも先にフェニックスの尾が発動してしまうことがあるのです。これはおそらく「たたかう」のコマンド入力待ち時間よりも「フェニックスの尾」の入力待ち時間の方が短いせいで起こる現象だと思われます。対策としては、「フェニックスの尾を入力する際は少しだけ入力タイミングを遅らせる」ということになります。ただしもちろん入力が遅すぎればアレクソウルの速攻打撃に割り込まれてしまうので、ここはかなり微妙なタイミングになります。正直言ってこの部分は勘と経験で処理する場面なので、言葉で説明するのは難しいのですが、最高速で入力するのではなく高速で入力する、くらいの感じで行うとうまくいくようです。

 

 さて、これで1番目の問題は何とか解決できました。あとは2番目の問題、すなわちサンダガ×2を連打されるとパーティーが一瞬で全滅の危険に陥る、という方に目を向けます。ここでの対策ですが、アレクセイバーには一度撃破されるとそれまでかかっていたリフレクが解除される、という特徴があるようなのでこれを利用します。すなわち、1の方で詳述したアレクソウル出現の手順を行う前にスーパーボールを連打してアレクセイバーを一度破壊する(すぐに復活する)ことで、アレクセイバーにかかっているリフレクを解除し、サンダガ反射の危険をなくすわけです。

ただこれでもアレクソウルが出現するとアレクセイバーはすぐにリフレクをかけ直すことが多いので、サンダガ連打の危険性を完全になくすことはできません。ただアレクソウルはサンダガを2連打した後はほぼ確実にヒューリーを使う(すなわち3連打してくることはない)ので、ここの2連打で全滅する可能性は2/3×1/2=1/3、約33%です。一応は凌げる可能性の方が高いわけですから、試行回数を増やすことでここの危険には何とか対処できるでしょう。

 

最後に攻撃方法ですが、これはガウとモグがそれぞれアレクソウルの弱点である氷のロッドで攻撃します。ガウは3116、モグも2770のダメージを与えることができるので、9本程度投げることができれば倒せます。ただ以上述べてきたところからも明らかなように攻撃している隙は非常に少ないので、速攻で倒すのは不可能です。まず全滅しないことを念頭において、隙が出来た時にだけ攻撃するようにします。実質の勝率は3割程度です。

 


 

 カイエンが必殺剣を極めますが、今回の攻略においては何の意味もありません。

 次にリルムとストラゴスを連れてサマサの村に向かい、エボシ岩の洞窟でヒドゥンと戦います。

 


 

<ヒドゥン&エレボス×4> HP25000 弱点 地炎聖 HP3500×4

ヒドゥン:たたかう、バイオ、ガストスモーク、一体になるとグランドトライン  カウンターでポイズン

エレボス:たたかう、ポイズンクロー、アンデットクロー、コンフュクロー、メガクロー  カウンターでたたかう

 

【味方データ】

シャドウ :リフレクトリング ナイトの心得

リルム  :リフレクトリング 竜騎士の靴

ストラゴス:リフレクトリング イヤリング

モグ   :リフレクトリング 竜騎士の靴

 

【攻略法】

 全員瀕死。

 ヒドゥンはアンデットなので聖水かフェニックスの尾で一撃で倒せるのですが、それではあまりにもつまらないのでグランドトラインをラーニングさせて倒します(使いませんが)。まず右端のエレボスはアンデットなので、これを聖水で倒します。これで残りは3体ですが、かなり攻撃が激しい上にカウンターもあるので、シャドウの回避に期待します。あとは一匹ずつホーリーロッドで仕留めていきます。

 ヒドゥン一体になったら次のターンで確実にグランドクロスを使ってくるため、リルム、モグがジャンプします。ストラゴス、シャドウが死んだ後二人が着地してきます。このとき高確率でカウンターポイズンが来ますが、リフレクトリングで反射できます。次に二人を生き返らせた後、聖水かフェニックスの尾を使えば撃破です(スーパーボールかホーリーロッド連打でもいいのですが、正直このあたりになるとサボテン狩りがかなり苦痛となってくるので倹約のため聖水を使いました)。

 


 

 次に狂信者の塔に向かいます。敵とは正面から戦ってもいいのですが、もうスーパーボールを消耗して金を稼ぐのは御免なので、モルルのお守りで突破します。

 最上階でマジックマスターと戦闘になります。

 


 

<マジックマスター> HP50000

ファイラ、ファイガ、ブリザラ、ブリザガ、サンダラ、サンダガ、バイオ、デス、サイレス  

ダメージを受けるとバリアチェンジ

ファイナルアタックでアルテマ

 

【味方データ】

ロック  :リフレクトリング エルメスの靴

シャドウ :リフレクトリング エルメスの靴

モグ   :リフレクトリング エルメスの靴

ストラゴス:リフレクトリング 

 

【攻略法】

 リフレクトリングさえ装備していればダメージは受けませんが、そのまま倒してしまうとファイナルアタックのアルテマ(魔法防御無視、魔法回避率無視)で確実に全滅させられます。この条件ではリレイズは使えないので、ここも普通にやっていたのでは敗北します。

 よってここでも普通ではない手段、すなわち魔石のかけらを連打してケーツハリーを召喚し、1人が上に残っている間に時間差で倒しきるという方法で戦います。滞空時間は素早さによって決まるため、3人は素早さの高いロック、シャドウ、モグとなり、さらにエルメスの靴を装備させます。逆に滞空させるキャラはもっとも素早さの低いストラゴスで決まりです。エルメスの靴もないため、他のキャラとは1.5倍以上の速度差が生じることになります。

 

 具体的な戦い方としては、まずこちらからは何も手を出さなければバリアチェンジしてこないことを利用し、魔法反射のみでダメージを蓄積させていきます。ラ系でも2500、ガ系なら約5000のダメージが与えられます。ここでダメージが45000を越えたら、ホーリーロッドを一本投げてバリアチェンジさせます。これで魔法反射でダメージが蓄積することはなくなりますから、安心して魔石のかけらを連打します。ここでケーツハリーを出す前にジハードが出たら全滅ですが、祈る以外の対処法はありません。

 首尾良くケーツハリーが出たら、全員がジャンプ状態になります。そして先ほど述べたとおり素早い3人が先に降りてくるので、ストラゴスが滞空している間に3人でスーパーボールを3連打して倒します。運悪くここで低いダメージが連続して出てしまったら、またケーツハリー召喚からやり直しですがそうなる可能性はごく低いです。

 

(一応放置してMP切れを待つという戦法もありますが、今回の攻略では使いません)

 

 

 

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