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◆港のあるダナンから雨の中、バスで3時間くらいかけてフエ市に移動。ここで今回カウンターパートナーであるJASS(ベトナムの「子どもの家」を支える会)とフエ市越日交流委員会の協力で設立された「静岡・フエ青年交流会館」附属日本語学校を訪問。ここで開講したての「観光コース」の授業の様子を見学。 |
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◆生徒さんは若者〜中年層と幅広い。最初にこちらから日本の歌「さくら」をプレゼントした。その後、ツアー参加者は生徒さんたちの中に入り、しばし交流。私は笑顔の素敵なお兄さんとお話。レストランでウェイターをしているといい、この日洗濯のために持ち帰る制服を見せてくれた。しかし、お兄さんと思ってたこの人、40歳だった(笑)若い!奥さんも子どももいる。英語がかなりできる人で、「彼氏いる?いなかったらさ〜、一人紹介したいんだ〜。」って。初対面でイキナリだな、をい(笑)「じゃあ今度来た時におらんだら紹介して♪」と返事してみた。すごく熱心に勉強してるみたいで、「次に会う時は日本語で会話しよう!」と握手をしたところで、時間となり、ここを後にした。今も頑張ってるかな(・∀・) |
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◆日本語学校の後、ツアーは夕食をレストランでとる。このレストランって言うか、大衆食堂っぽくて、そこがまたいい。一階は地元の人でいっぱいだった。私たちは二階で食べたけど、どれを食べても本当に美味しかった。ベトナム大好き(・(ェ)・) |
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◆夕食後、今回の旅で私にとって唯一の外泊となるホテルへ移動。部屋はだいたい二人一組で。新聞局の子と同じになった。なかなか綺麗な部屋で、ベッドも大きい。少しだけ休憩して、私はツアーの目玉の一つ、アオザイを作りに行った。アオザイは完全オーダーメイドで、全身16箇所くらい採寸して作る。採寸・注文には少し歩いた別のホテルで。ご立派なホテルだった(笑)ちなみにアオザイは黒。なかなか黒って見たことなかったので、即決。後に何度も船の上で着ることになろうとは、この時は想像もしていなかった。
◆注文などが終わってお金を払い、再び宿泊先のホテルへ戻ることに。しかしその途中、物売りのおばさんたちの「ワンダラー($1)攻撃」にあう。ハガキやら扇子やらいくつかまとめてワンダラー。なんとか逃げた。しかし翌日も朝から囲まれ、まぁ日本で配るのにもよかろうと思い、シルクハガキセットを購入。おばちゃんたちのパワーは凄まじかった・・・
◆翌朝はこのホテルでビュッフェ式の朝食。これまたベトナム料理いっぱいで美味しかった。朝からフォーは万歳。
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◆二日目はようやくツアーの第一目的である「子どもの家」を訪問。UPAの支援物資を届けるのも目的の一つであったが、それはここではなく、「UPA」のコーナーでとりあげることにする。
◆←こちらのお方、ホー・チミンさんですかね。渋いですな〜。と思わずパチリと激写。子どもの家で歓迎の宴(?)が行われた部屋にて発見。後ろのカーテンと☆がベトナム国旗を表している。 |
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◆まずは子どもの家のセン委員長から挨拶をいただき、その後に子どもたちが歌や踊りを披露してくれた。きっと一生懸命練習したんだろな〜。みんな真剣に、でもカメラを向けると恥ずかしそうにはにかみながら踊っていた。そしてもちろんこちらからも歌を披露する。歌っている時には日本語学校でもそうだったけど、参加者の一人である藤〇さんがシャボン玉を作って盛り上げてくださった。子どもたちはそれを見ておおはしゃぎ。この歓迎の宴の後もこのシャボン玉は大人気だった。藤〇さんに大感謝! |
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◆それにしても子どもたちはみんな元気がいい。いくつかのグループにわかれ、施設を案内してもらったり、子どもたちと遊んだり。グループって言っても、自然にできたようなもの。私は男の子たちとシャボン玉をして遊んだり、かと思えば女の子たちに「お部屋をみせてあげる!」と手を引っ張ってかれたり。庭で追いかけっこもしたり。とにかく汗びっしょり。 |
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◆寮母さんやスタッフいわく、「こんなに興奮してる子たちを初めてみた。今夜鼻血ださないかな(笑)」と。それくらいおおはしゃぎ。何か降りてきたんじゃないかと思うくらい。
◆そしてそんだけ遊んだら、もちろんお腹がすく。奥にある食堂と中庭を使って約40名の参加者と同じくらいの人数の子どもたちとで食事。子どもたちが私たちのご飯やおかずをよそってくれる。みんなすごく可愛い。もちろんとても美味しかったが、子どもたちの笑顔も最高のおかずになった。 |
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◆初めて訪問したベトナム。「子どもの家」を訪問した後、少しだけ市場に連れて行ってもらったが、そこで物乞いをする子どもを多数目にし、貧しさを再認識。この子たちも「子どもの家」に入れたらなと思った。「子どもの家」で暮す子たちは、両親がいないとはかぎらない。いても育てる余裕がないとか、なんらかの理由があって入所しているわけ。私たちと遊んでいるときは凄く笑顔で、幸せそうに見えたけど、帰った後はどんな顔をしていたのかな。とちょっと気になった。いつかまた訪問したいけど、あの子たちに会いたいけど、その頃には自立できて、元気に巣立っていてほしい。また違う笑顔を見せてほしいと心から願う。 |