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尾瀬の花図鑑 尾瀬と花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
ツリガネニンジン キキョウ科  ツリガネニンジン属 釣鐘人参
九州〜北海道の山地・亜高山の草原などに分布する多年草。

淡紫色の釣鐘状の花をつけ、萼は細い糸状でメシベが花弁より長い。春の若菜は山菜で、『トトキ』と呼ばれる。花の形が釣鐘に似ていて、根がチョウセンニンジン(朝鮮人参)に似ていることから「ツリガネニンジン」との名前がついた。
尾瀬にも多い山野草ですが、日当たりの良い山土がある箇所に生育しますので、沼山峠展望台下、至仏山の鳩待峠〜オヤマ沢田代、笠ヶ岳の登山道脇などに多く分布し、そこでは8月下旬〜9月上旬に可愛らしい花を咲かせております。

尾瀬にはツリガネニンジンに似たソバナ、 ヒメシャジンなどが咲いていますので、間違えないようにしたいものです。