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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
サルナシ マタタビ科  マタタビ属 猿梨  別名:コクワヅル・シラクチヅル

九州〜北海道の丘陵地・山地・亜高山の林縁・登山道脇に分布する雌雄異株のツル性落葉低木。

甘酸っぱい実をサル(猿)が食べるので、サルナシと呼ばれるようになったとのこと。四国:祖谷渓谷の有名な「かずら端」の素材は、このサルナシのツルである。

尾瀬には「マタタビ科マタタビ属」の仲間は3種類あって、それはマタタビミヤママタタビとサルナシである。

サルナシは葉が白くならないので簡単に区別できるが、白くないゆえ遠目からサルナシの存在に気づくのは難しい。

私が掲載のサルナシの画像を撮影したのは、7月中旬に越後口と呼ばれる尾瀬の登山口:小沢平から只見川に沿って渋沢温泉小屋・尾瀬ヶ原方向に、約100mほど進んだ左手でみかけた株である。