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標準和名 科・属名 漢字表記
ヒメタケシマラン ユリ科  タケシマラン属 姫竹縞蘭
中部山岳地帯〜北海道の亜高山・高山の針葉樹下の暗がりに分布する多年草。

同じような場所に生えるタケシマランとの違いは少なく、見分けるのは容易ではないので、ヒメタケシマランをタケシマランとしてもあながち間違いではなかろう。個体差を無視すれば、枝を分岐させるのがタケシマラン、分岐させないのがヒメタケシマラン。
尾瀬では登山道脇に探せばタケシマラン類は直ぐに見つかるが、多くはタケシマランかオオバタケシマランで、確実にヒメタケシマランといえるのは尾瀬沼北岸道で三本カラマツの先で階段状の登山道を登って行き、50mほど進んだ左手の大木の根元と、段吉新道大岩の上である。

ここ2箇所のタケシマランはヒメタケシマランと特定しても間違いはないと思う。