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尾瀬の花図鑑 尾瀬の花 尾瀬自然保護ネットワーク


標準和名 科・属名 漢字表記
アケボノソウ リンドウ科 センブリ属 曙草
九州〜北海道の山地・亜高山の湿った山道・湿地・湿原に分布する2年草。

裾模様のような花弁の点々を、曙(夜明け)ごろの夜空の星に見立てて名づけられたとの説が有力。
尾瀬のある会津には多い花であり、さほど珍しくもないが何故か尾瀬には、アケボノソウの分布は多くありません。

一番確実にアケボノソウに出会えるのは尾瀬ヶ原:山ノ鼻で、至仏山荘・山の鼻小屋・尾瀬ロッジの前を通り、左折して山ノ鼻田代に入りますが、その脇に数株が生えています。
左上の杭は入山者カウンターです
登山口:大清水にある大清水湿原の中にも、数多くのアケボノソウが生えていて、8月中旬〜9月上旬に咲いています。
上部の赤丸の個所

尾瀬ヶ原の原ノ川上橋を渡って拠水林に入ると、高架式木道となりますが、その下に数株生えていますが、人通りも多い場所ゆえ、じっくりとの観察・接写撮影は無理です。。

尾瀬ヶ原:赤田代にもあり、赤田代分岐から進んで2つ目の木橋を渡って、前方に温泉小屋が見えてきた辺りの足元の複線式木道の間などに、9月になると咲いています。ここは人通りも少なく、木道も湿原と同じ高さゆえ、じっくりとした観察・接写撮影には向いています。