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11:沼尻橋

大河:只見川の源流に架かるのは小さな橋です 柵が無くなっている時もありました
7月の尾瀬沼側 10月の尾瀬沼側
尾瀬沼の西端に、尾瀬沼から只見川の源流:沼尻川となって流れ出る個所があり、そこを通る尾瀬沼南岸道に小さな橋が架かっていて、名前を沼尻橋といいます。

尾瀬沼は以前、もう少し標高が低かったのですが、沼尻橋の架けられている場所が嵩上げされて尾瀬沼の水位が上げられ、本来は沼尻川となって全量が尾瀬ヶ原に流れるはずの尾瀬沼の水が、三平下近くにある取水口からトネンルを通って群馬県側の片品川に流れています。

そのため尾瀬ヶ原の水位が下がり、乾燥化が進み、ササが生い茂ったり、ヤマドリゼンマイが増えたりして、尾瀬ヶ原の景観が変わりつつあります。

ミズバショウが見頃の5月下旬〜6月上旬には、水が満々とあります。